またまた久しぶりという言葉を使うようだ。

分梅ジョイフィツトジムに行き、1時間の自主トレをしてきた。

老若男女で、15人ほどいたが、私が最高齢者だろうな。

 

和田秀樹の本「老いたら好きに生きる」を読んだ。

和田秀樹・・・・・・1960年大阪生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。

      30年以上に亘って高齢者医療の現場に携わっている。

      著書もそのようなタイトルの本が殆ど。「70歳が老化の分かれ道」

      「60歳からはやりたい放題」「80歳の超え方」「80歳の壁」

      「ぼけの壁」「90代になっても輝いている人がやっているトシヨリ手引      

       き」等々。

  👈毎日新聞出版 ¥1320(税込み)

 

ちょっとしたコツで、「80歳の壁」はすんなり越えられる。 
加齢は人生逆転のチャンス! 👈キャッチコピー  
 
年齢を重ねるにつれて衰えていく体力、そして視力、聴力、記憶力の低下。老いを実感し、落ち込んだり嘆いたりする人が少なくありません。 
おトシヨリに限ったことではありませんが、精神科医としての著者の長年の経験から言えることは、健康も幸せも主観的なものだということ。自分が満たされているかどうかが、健康の基準なのです。そして、それを決めるのは本人の主観であって、医者ではありません。 
客観的事実がどうであれ、今を幸せだと思えば幸せだし、不幸だと思えば不幸なのです。しかも、年をとるほどそれが顕著になります。 
幸せな面だけを見るには、ちょっとしたコツが必要です。それが、本書のテーマである「続ける」「始める」「やめる」、それぞれを明確にすることです。不要なことに囚われていたり、新たに始めるべきことに気づいていなかったりしたら、せっかくの幸運を逃してしまいます。 
本書では、健康で楽しく長生きするための食事、運動、生活習慣、そして心の持ち方を具体的に紹介します。70代、80代からの人生逆転のチャンスをものにするために、できるところから始めてください。 
終章には、89歳現役ジャーナリスト・田原総一朗さんとの「老後の不安がなくなる」ポジティブ対談を収録。 
 
【80歳から始める20の健康法】  
1 肉を食べて健康長寿を引き寄せる  
2 しっかり噛めば脳も見た目も若返る  
3 酒とタバコはほどほどに楽しむのがいい  
4 入浴はぬるめのお湯に10分間浸かる  
5 1日30分、ゆっくり歩く  
6 太陽の光を浴びて睡眠の質を向上させる  
7 深呼吸でイライラを撃退  
8 笑いは認知症予防に効果あり  
9 メモ魔になれば物忘れが減っていく  
10 外食ランチで脳と食欲を刺激する  
11 楽しい話で盛り上がり脳を活性化  
12 わがままは高齢者の元気の源  
13 音読は記憶力をアップする  
14 楽しく料理して老化防止  
15 新しい体験が脳も体も元気にする  
16 「かくあるべし思考」は手放し、楽に生きる  
17 眠れなくても気にしないのが正解  
18 失敗にクヨクヨしなければ楽しく生きられる  
19 おしゃれをすれば前向きな力が湧いてくる  
20 エロティックなことをタブー視しない  
 
●目次  
序章 〝鬼門〟の70代を越えれば黄金の80代が待っている 
第1章 80歳を過ぎても、自立した生活を続けるために必要なこと 
第2章 80歳を楽しく過ごすために、新たに始めること 
第3章 80歳から始める20の健康法 
第4章 80歳になったら「やめる」こと 
第5章 病気とともに生きる私が続けること、始めること、やめたこと 
終章 ヨボヨボ老人よ、さようなら 対談 和田秀樹×田原総一朗 

 

 〇健康データが正常値でも健康とは限らない

 〇「想定外のこと」を増やせば、脳の老化は防げる

 〇お金は残さず、生きているうちに使い切る

 〇運転は出来る範囲で続けて、自信がなくなったらやめればいい

 〇出来ないことを嘆くよりできることを続ける努力を

 

殆どの事はだいたいわかっている事で、読むのは確認することかも知れない。

第2章で🔶いつまでも學ぶ意欲を忘れない

     ◇勉強の目的を明確にする

     ◇知識は「貯める」のではなく「披露する」

     ◇日記は脳を活性化する

ブログ(日記)はその意味でも書いていて、殆ど自分のため、自分の考えを整理するためと言っても良い。

 

第3章 80歳から始める20の健康法

 その3に 酒とタバコはほどほどに楽しむのがいい

 お酒に関して言えば、80代の人の肝臓も適量のアルコールなら代謝できます。  ただし、ウイスキーや焼酎など、アルコール濃度の高い酒を飲むときには、多めの水やお湯で割り、アルコール濃度を低くして飲む。そうすれば老化した肝臓でも、アルコールを分解しやすくなります。

 タバコはやめるに越したことはありませんが、80歳を過ぎても肺がんにも心筋梗塞にもなっていない人は、タバコに強い何らかの因子を持っている可能性が高い。そういう人は、タバコを喫おうがやめようが、壽命には影響が無いでしょうし、私の勤務していた病院に併設された老人ホームには、そういう追跡調査の結果もあります。

 むしろ、禁煙してイライラしたり、ふさぎ込んだりする方が問題です。

80歳を過ぎた人は、「人に迷惑をかけない」範囲であれば、無理してお酒やタバコをやめる必要はありません。・・・・と書いてあるが、自分で決めろということだと思う。私の場合、禁煙してイライラするのではなく、喫煙して臭いが体についてしまい、そのまま妻のところに行くと「たばこ臭い。何で喫うの!やめるって言ったんじゃなかったの!近寄らないで!」ときつく言われて、その言葉でイライラする、ストレスが溜まるので、私は喫わない方が精神的にもよろしいようです。