今日の法要は33回忌で、個人の回忌法要としては最後になり、終忌と言われている。あとはOO家先祖代々の大きな霊に入り、先祖霊として遺された者たちを見守って下さる。

申し込まれた故人の娘さんご夫婦がコロナに感染したとのことで、その子ども家族とその子ども、故人の曾孫に当たるお子さんがいらした。

今のコロナは、インフルエンザと同じようにそんなに深刻に考えることも無いでしょう、などと言ってしまったが、それで良いのだろうか?

 

33回忌ですから、若い参列者だったので故人のことを知らない人の方が多いかも知れない。しかし、皆つながっている。故人がいなければ、故人のお孫さんやひ孫さんは存在しないし、お孫さんの配偶者は存在するけれど、別の人生を歩んでいるだろう。そんな意味では、かけがえのない存在としての故人への報恩感謝であり、見えない物を見る法事。

 

故人の娘さんご夫妻がコロナ感染で来られなかったが、最初から一緒に来る予定だったかも知れないが、中止にしないでそのお子さんご夫婦とそのお子さん(故人にとっては曾孫さん)が参列されての33回忌、つまり終忌の法要を勤められたことは善哉、善哉。(善きかな、善きかな)