10月26日(木)高野山東京別院にて高野山真言宗総本山・金剛峯寺(和歌山県高野町)の第415世座主(ざす)、長谷部真道(はせべ・しんどう)大僧正(84)が全真言宗教誨師大会にて記念講演を行った。

 

  

記念講演の入退場の時に、入場の時は着席するまで、退場の時は部屋の外に出るまで、全員起立して合掌して御寳号(南無大師遍照金剛)を唱えていた。

猊下は申し訳なさそうに頭を下げて挨拶しながらゆっくりと歩いていました。見ず知らずの私にもそばを通る時に頭を下げて挨拶されました。

偉い人は謙虚!この思いを強く持ちました。

威張る人、謙虚でない人はいくら立場・役職が上でも偉くない。

「偉そうな顔ほどえらくない顔はない」(下村湖人)

長谷部猊下は偉そうにしてなかった。我が豊山派の私が知っていてお話した元管長は鳥居眞譽猊下、加藤精一猊下、田代弘興猊下の3人だが、皆さん偉ぶらない、偉そうな顔をしない。