10月25日(水)、26日(木)の両日、全真言宗教誨師連盟 高野山東京別院大会に参加した。大会テーマは「いのちよ輝け -大師のみこころと共にー」

受付は正午で開会式は午後1時だったが、10時より理事会があったので会場のひとつでもあるグランドプリンスホテル新高輪に前泊した。

五反田駅からタクシーでホテルに向かった。

2人部屋で、同室の人は昔から親しくしている方で良かった。LINEで連絡したら、10時半頃にチェックインするとのことだった。それまで部屋で「迷いを、生きる力に変える」のタイトルの高瀬広居の本を読んでいた。あとがきの年数が2004年になっていた。20年ほど前に書かれた本。

 

7時に同室の方と一緒に朝食を摂ったが、高野山東京別院には散歩がてら歩いて行くという彼は先に出た。私はタクシーで行ったが、早すぎた。事務所脇のベンチで読書して時間を待った。10時からの理事会に出た。参加者26人。

本堂で開会式。2時10分から「高野山東京別院のあゆみ」と題して東京別院の主監の方がお話された。本堂の地下に7階建てのビルに相当する深さに東京電力の変電所があるそうだ。これにはびっくり。 

     

 

午後3時半より当会所属教誨師の物故者に対する法要があった。その後、全員の記念撮影。徒歩で10分のグランドプリンスホテル新高輪だったが、茨城からクルマで来た方に3人で乗せてもらった。

 

6時から8時まで懇親会。

 

翌26日(木)は午前9時より総会。10時半から高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺座主   長谷部真道 猊下による記念講演。

11時40分、閉会式。

 

大会宣言文

 第62回全真言宗教誨師連盟大会を高野山東京別院において、「いのちよ輝けー大師のみこころと共にー」の大会テーマのもと、開催いたしました。

宗祖弘法大師御誕生1250年の吉辰となる本年、高野山真言宗長谷部真道管長猊下の御臨席を賜り、宗祖弘法大師のご教義のもと御法話を頂戴して教誨活動のあり方を模索しました。

 私たち教誨師は、全ての尊いいのちを生かして、宗祖のみ教えを体し、被収容者の更生と社会復帰への歩みに寄り添い、真言安心へと導く教誨を目指して一層精進努力することを誓います。

 

  令和五年十月二十六日 

             全真言宗教誨師連盟 会員一同