依頼されて本日法要をされた方は檀家さんではない。境内にある共同供養墓に合祀されている方の奥さまだった。

当山の寺報「光明院通信」は檀信徒は勿論、縁ある方に送付している。ただ、先日

テレビコマーシャル終了で書いたところの業者絡みの方は送ってない。

それで帰りがけに、寺報を年4回発行しているのですが、送っていいですか?とお聞きした。「送ってください。お願いします」という事だった。

 

日曜祭日が続くので、火曜日になってしまうが手紙を書いた。

「謹啓

 本日は夫君OO様の鎮魂ご回向を致しました。このことにより施主としてのOO様の心がおちつかれ、安穏な今後の人生につながる善行と確信しております。

 その折にお話した年四回発行の当山寺報を二年前のお盆号から送付いたします。

今後はその都度、一部づつ送付いたします。

 不要と思いましたら、連絡してください。郵送を停止いたします。

 暑さは続きますが、御身大切にされますこと心より願っております。合掌

 

 令和五年七月十五日 

               光明院住職 亮昌

OOOO 様
 

寺報はサービスであるが、読みたくない人には送らないようにしている。当山の第2墓苑、府中国立メモリアルパークは宗派はいろいろなのだが、原則すべての方に送っている。「不要」「送らないで」と言ってきた方には郵送停止している。無駄なことであるし、不快な思いをさせるだけなので、即停止している。困るのが、読んでないのに断ってこないで、一般のダイレクトメールと一緒に捨てられてしまうことだ。 

 

手紙の冒頭に書いた「本日は夫君OO様の鎮魂ご回向を致しました。このことにより施主としてのOO様の心がおちつかれ、安穏な今後の人生につながる善行と確信しております。」は誰の善行なのか曖昧でむしろ、小生の善行のように取れる。

言いたかったのは施主の善行だったのだが・・・