日曜なので法事があったが、副住職に任せて、葬儀の方に出仕。

時間の関係もあったし、亡くなられてから10日も経っているので、所謂式中初七日で行った。

会葬者は家族親戚で十数人だったので葬儀焼香と初七日忌焼香の二度してもらった。

葬儀のやり方も、時代や地域によって、またその時々によって違ってくる。

葬儀式の後の釘打ちの儀式は今年1回あっただけだった。
残りは「手を添えてください」と葬儀社の人が言って棺の蓋を閉める。

宗派が違えば当然違うだろうが、同じ宗派でもお寺によっても違うらしい。

基本的な作法・進行は同じだが、その僧侶の考え・思いによっても違う。

私は、宗派で作られている破地獄曼荼羅は亡者の胸にかけるようにしている。
血脈も棺の中に入れている。

木で造られた五鈷杵も入れている。

葬儀社の方に聞かれる。「ご住職が入れられますか?喪主の方に入れてもらいますか?」

どちらでもいいのだが、私は既に故人に渡したのだから、喪主の方が入れた方が良いかなと思って、葬儀社の人に「喪主の方に入れてもらって下さい」と言う。

今日の葬儀社の方は「こちらお寺さんからです」と言っていた。
喪主は振り返って「ありがとうございます」。
後に(7・7日忌など)のお話しするときに、破地獄曼荼羅、血脈、そして五鈷杵について喪主の方の手で棺に入れたということを枕言葉に出来る。

葬儀社によっては、そのこと(お寺からということ)を言わないで喪主に渡すので葬儀社の配慮と思われた方もいたかも知れない。

葬儀社の方も、仏教的宗派的なことでも色々配慮されている。祭壇のところに、真言宗の場合は中心に大日如来、右に弘法大師、左に不動明王の絵図の描かれた立てるものが置かれている。
これなど、逆にお寺が用意したと思われるかもしれない。