冒険家の三浦雄一郎さん(80 )が23日午前世界最高峰エベレスト(8848m)の登頂に成功.これまで76歳のネパール人が
持っていた男性最高齢での登頂記録を塗り替えた(2013.05.23 ).
三浦さんは2年前に事故で骨盤を骨折し,
今年1月には不整脈で手術も受けた.
だが,エベレスト登頂に向けて25~30キロもある荷物を
背負って歩くなど,地道なトレーニングを重ねてきた.
三浦雄一郎氏は遺伝性の不整脈患者.
昭和20年,中学校受験の時に縄跳びをさせられましたが,
軍隊のお医者さんみたいな人が私のところへ来て「お前,心臓おかしいぞ」という.要するに不整脈だから,こんな子供は中学校に入る体力,資格がないということで見事に落第しました.私は今,職業のひとつがプロスキーヤーです.中学校の入試に滑って以来,滑ることがずっとつきまとって今でも続いているような感じです.
エベレスト登山のため,心臓の手術を7回も実施.
カテーテルアブレーション(心筋焼灼(しょうしゃく)術)で
三浦さんの心臓を4度手術し,登頂を支えた茨城県土浦市の
土浦協同病院院長,家坂義人医師(65)に聞いた.
心房細動を発症すると不規則な脈が1分間に150回を超える.
心房と心室が連動する正常な収縮がなくなり,心房全体が小刻みに震え,心室へ血液が十分に送れなくなり,心臓から血液を送り出す働きが低下する.
心房細動は3種類に分類されており,
▽放置しても1週間以内に自然停止する発作性心房細動,
▽放置すると1週間以上持続するが,薬物や電気ショックで停止
できる持続性心房細動,
▽1年間以上持続する長期持続性(慢性)心房細動である.
心房細動だけでは死に至らないが,心臓の機能は約20%低下
する.血栓もできやすく,脳梗塞の原因となる.
認知症の発症リスクが高まる可能性があるとの報告もある.
三浦雄一郎氏のお話では,
普通は70 歳過ぎると心臓の手術は2 回が限度です.
僕は3 回エベレストに行きましたが,登るたびに不整脈が再発するので,山から降りるたびに手術しました.
2003年のエベレスト初挑戦では,
標高4000メートルで不整脈を発症した.
一時は人事不省に陥ったが,「現地で診てくれた米人医師から『エベレストを滑ったミウラなら大丈夫』と励まされて,暗示をかけられたように,なんとか登頂できました」.
三浦雄一郎,攻める健康法 双葉新書 864 円.
この本を読んでみようかな,と思っているが,
三浦雄一郎氏があまりにも超人すぎるので,
あまり参考にならないかも・・・.