第3227回 周匝城山公園 大型竪穴遺構を見学する。
【すさい しろやまこうえん】
【岡山県赤磐市【あかいわし】周匝【すさい】】
2024年4月26日金曜日の投稿です。
今日のお話は、岡山県赤磐市周匝【あかいわし すさい】に
ある城山公園の中の大型竪穴遺構を見学したお話です。
江戸時代に河原屋地区の船宿だったと言う休憩所を
見学した後に、隣の縄文人の家のような建物を
見学しました。
ここがその入り口です。
この遺構は、直径9メートル✕7メートルで、深さが4,5メートル
1,5メートル下に踊り場があり、室町時代の遺構だそうです。
上には人が座るスペースがあるそうです。
この写真が発掘作業状況です。
ここの穴から、炭、焼き土、備前焼の破片、土師器の破片
古銭など複数の出土品が出たそうです。
写真を見たら当時のみなさんの苦労が伝わってきます。
7メートルの重たい、重たいベルトコンベアーを降ろして
大変だったろうの思います。
ところで、ここの場所は当初は何だったのかと言うと、
室町時代の頃は、飲料水を貯める池だったようです。
その後、ここのお城が焼け落ちて、ここに色んな品が
捨てられて堆積し、昭和の頃に発掘されたように思いました。
おそらく、山城特有の池で、井戸を掘っても水が出なかった
のではと思います。
ここに、天水と言って、雨水をためて、それを飲んでいた
ようです。
展望台の下に空堀があるそうで、下に降りて
見学に向かいました。
じゃあ、みんな また 今度ね。
【次回に続く。】