第3186回 昭和五年 岡山県浅口市金光町への昭和天皇の行幸写真を観察する。 | 模型公園のブログ

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第3186回 昭和五年 岡山県浅口市金光町への昭和天皇の

 

       行幸写真を観察する。

 

 

       2024年4月6日土曜日の投稿です。

 

 

 

     古写真の部屋 第15話

 

 

 

 

 

【前話 第3172回の続きより。】

 

 

三毛猫上差し

 

 時代は昭和から平成を経て、令和の時代となり、古い写真を

 

見て、この人がどこの誰なのかとわからない人が増えています。

 

後々に世の為に、簡単に解説文を付けておきます。

 

 

 

 昭和五年こと、1930年11月15日土曜日の午前9時過ぎに、

 

広島県福山市の国鉄 福山停車場を出発された、天皇陛下の一行は、

 

午前10時15分に、岡山県浅口郡金光町の国鉄 金光【こんこう】

 

停車場に御成りになりました。

 

その後、金光町の東側、玉島を望む 八重山に移動されました。

 

 

 

 

 その撮影場所なのですが、国道2号線 唐船交差点の北西の

 

小高い山だったと思われます。

 

 

 

 

 一番左側の後ろ姿が、昭和天皇のお姿と思われます。

 

一番右側が、広島第五師団 師団長 寺内寿一 陸軍中将

 

右から2番目が、姫路第十師団 師団長 本庄 繁 陸軍中将

 

右から3番目、西軍司令官 井上 幾太郎【いくたろう】陸軍大将

 

 

 

 

次の写真は、玉島の平面図をご覧になっている様子です。

 

 

 

 

 この写真は、陸軍参謀総長 金谷範三 陸軍大将の写真です。

 

右から、4人目の口ひげがある中央の人物です。

 

 

 

 

 前日の11月14日金曜日に、広島県福山市、

 

深安郡神辺町で演習を行った広島 第五師団 

 

隷下の 福山歩兵 第四十一連隊 連隊長 平賀真蔵

 

陸軍大佐の部隊を統監された後、翌日の

 

11月15日土曜日には、東に転進し、岡山県

 

浅口郡金光町周辺で演習を行ったようです。

 

 

【次回に続く。】