第３１５８回 昭和５年 天皇陛下の広島県福山市神辺町への
行幸写真を鑑賞する。
２０２４年３月２３日土曜日の投稿です。
古写真の部屋 第１３話
昭和５年こと、１９３０年１１月１４日金曜日に岡山県岡山市
の後楽園を出発された天皇陛下には、
国鉄福山駅まで専用列車で移動され、広島県福山市の
北約６キロの深安郡 神辺町に行幸されました。
ここで、西軍 広島第五師団 師団長 寺内寿一陸軍中将の
隷下の福山歩兵 第四十一連隊 連隊長 平賀真蔵 陸軍大佐
の部隊を観閲されました。
今日のお話は、この神辺から、加茂を過ぎて、山野に至る
道中の写真と思われる写真です。
水田の高いあぜ道を進んでいるのがわかります。
上の写真の右から３番目の白い馬が天皇陛下の御姿と
思われます。
周囲の風景から、山野ではなく、まだ神辺【現在の福山市神辺町】
を移動している時の写真と思います。
天皇陛下の乗られている馬は、２頭の白い馬の内、
背の低い方の白い馬と推測されます。
おそらく、大きな白い馬より、乗る時に低い馬が
乗りやすいので、背の低い馬を乗られていたのでは
と思います。
【次回に続く。】