第3065回 浦上与次郎宗辰の墓地を見学する。【岡山県和気郡和気町】 | 模型公園のブログ

模型公園のブログ

模型公園の日々の出来事のブログです。

第3065回 浦上与次郎宗辰の墓地を見学する。

 

       【岡山県和気郡和気町】

 

       2024年2月6日火曜日の投稿です。

 

 

           史跡訪問の部屋 三毛猫犬ルンルン

 

 

 

 

 

三毛猫ルンルン

 

 今日のお話は、岡山県和気郡和気町にある

 

備前国 天神山城址の北側の山裾に位置する

 

浦上与次郎宗辰の墓地を見学したお話です。

 

城主の浦上遠江守宗景の息子で、宇喜多直家の

 

娘を嫁に取り、義理の息子の関係でした。

 

 

 

 

 

遠い昔の室町時代の鉄砲が日本に伝来した天文の頃、

 

ここの天神山城の城主 浦上遠江守宗景と言う人が

 

力を持って、ここの地が、岡山県の政治の中心地でした。

 

現在の山田小学校跡地の前には港があり、多くの物資や

 

川船が行き来していたとされています。

 

宇喜多直家が8才の頃、弟の忠家と春家と一緒に

 

ここの港から上陸し、天神山城に連れてこられたと言う

 

言い伝えがあります。

 

 

 

天神山城址の北東の谷の北側にその目的地のお墓が

 

あると聞いて出向きました。

 

 

 

 

上の写真の一番高い場所が天神山の本丸で、右側の

 

少し下がった場所が二の丸と思います。

 

 

 

 

天神山を見て、反転180度すると、浦上与次郎の墓と言う

 

立札があります。

 

 

 

モルタルを塗った山道を上に登るとその墓地はあります。

 

 

 

 

 

三毛猫アセアセ石や、物を落とさないように気お付けないと、

 

 

 

一瞬の出来事で、下の家に石が落ちて瓦などが

 

壊れそうです。三毛猫ハッ

 

 

 

 

 

どうも、ここの斜面の石は、上からポロリポロリ

 

と転がって落ちてきて、ここに止まっているように

 

見えます。

 

 

 

 

 三毛猫上差しここが浦上与次郎さんのお墓のようです。

 

 

 

 

以前は、ここは佐伯【さえき】町でしたが、合併して

 

和気町となっています。

 

 

 

 

   案内板がありました。

 

 

 

天文18年こと、1549年生まれ、と言いますから

 

種子島に鉄砲が伝来して、6年後にこの地で生まれた

 

そうです。

 

幼名は、松之丞 と呼ばれ、宇喜多直家の娘を嫁に

 

するのですが、天正5年5月に宇喜多直家の居城に

 

招待され、毒をもられて、天正5年5月6日に

 

29才で亡くなったとされています。

 

 

 

 

 

 

これが、その墓石です。

 

 

 

 

 

 

 

無数に石があって、全部、降雨か、地震で

 

上から斜面を転がり落ちて、斜面で止まって

 

いるようです。

 

 

 

 

訪問する時は、みなさん用心しましょう、

 

小さな石でも頭に当たったら致命傷になります。

 

一度、こういう石が頭に当たった人を見たことがあって

 

プラスチックの工事用のヘルメットを着けていましたが、

 

ヘルメットが割れました。

 

怖いですね。

 

 

 

 

墓地の上は、大きな木で陰で、静かな場所でした。

 

 

 

 

 

三毛猫アセアセ

 

ここにある説明文が本当なのか、どうなのかは不明ですが、

 

浦上家の天神山城を宇喜多直家が攻めていることから、

 

浦上家では、跡取り息子に、宇喜多直家の娘を嫁に

 

もらって、親戚関係となることで備前国をまとめようと

 

していたように思いますが、その娘婿を毒殺して、その

 

父親の住む、天神山城に攻め寄せて破壊してしまうの

 

ですが、まさに戦国乱世の時代の典型的な出来事だった

 

ようです。

 

 

 

 

 墓地を見学して、次の目的地に進みました。

 

 

 

 

 

 

  三毛猫じゃあみんな また 明日ね。ハートラブラブ

 

 

【次回に続く。】