第2846回 五郎入道 正宗の名刀を見学する。【岡山県瀬戸内市】 | 模型公園のブログ

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第2846回 五郎入道 正宗の名刀を見学する。

 

       【岡山県瀬戸内市 備前長船刀剣博物館】

 

 

     2023年10月20日金曜日の投稿です。 

 

 

【転載、コピー自由です。】 三毛猫犬ルンルン       

 

 

 

 

 

 今日のお話は、岡山県瀬戸内市長船町にある

 

 備前長船刀剣博物館に、五郎入道 正宗 の名刀

 

 が展示されていると人から聞いて、昨日10月19日

 

 木曜日に、つまり昨日の午後に訪問したお話です。三毛猫犬ルンルン

 

 

 

 

 僕は、歴史に興味があって、こんな昔の絵巻物の

 

 絵を見ていると、あっという間に時が過ぎていきます。三毛猫ラブラブ

 

 

 

 

 こう言う備前焼の壷とか、こんなのも興味を抱いて、

 

 日々楽しんでいます。

 

 みなさんも、よかったら模倣して楽しんでください。

 

 日々、心穏やかな1日が過ごせます。三毛猫ルンルン

 

 

 

 

三毛猫犬ピンクハート

 

岡山県岡山市東平島の交差点から車で10分から

 

15分程度の場所にあります。

 

〇駐車場は無料です。

 

〇入館料金は800円です。

 

 

三毛猫カメラピリピリ

 

※写真を僕のように撮影する時は事前に打ち合わせして

 

 トラブルが無いように撮影をお願いします。

 

 

 

 

入って、1階の左の展示スペースの一番初めの平造りの

 

脇差は名品です。

 

 

 

 

  山浦 清磨 の脇差です。

 

  江戸時代後期の作品で、東京の売り場で、平均価格が

 

  1,000万円程度のお値段の作品です。

 

 

 

 

 清磨と書いて、「 きよまろ。」と読みます。

 

 このくらいの寸法で、前期銘の 源 正行 と言う

 

 銘の作品でも、700万円程度します。

 

 なかなか、地方では展示が少ない有名刀工の作品です。三毛猫ルンルン

 

 

 

 

こういう作品は、収まるところに収まっていて、

 

めったに売りには出ません。

 

偽物が非常に多くて、売りに出ていたら、95パーセント

 

は偽物です。

 

 

 

それで、販売価格が必ず中途半端なお値段がついていて、

 

騙される人の共通点は、鑑定書が偽物印刷だったとか、

 

本の写真の銘と、品物の銘の比較だけで買い求める

 

と失敗する人が多いいです。悲しいアセアセ

 

最近、画像が発達していて、銘の模倣が巧妙に

 

なっていて、判別が難しくなっています。

 

 

 

 

作品の姿、形、銘が模倣されていて、判別が

 

難しい程度の偽物があります。

 

それで、

 

1、地鉄の模様。

 

2、刃中の動き

 

3、帽子の焼き入れ

 

など、本物を見て観察して覚えると、偽物か、本物か

 

がよくわかるようになります。三毛猫ピンクハート

 

 

 

 

いろんな見て楽しむ方法があるのですが、

 

どのような作業で作れているのかを観察すると

 

次第に、

 

 

三毛猫?「ああっ、これは少しおかしい感じがする。」

 

 

と、わかるようになります。

 

 

 

 

 

2階の展示室に、五郎入道 正宗の脇差が展示してあります。

 

 

この作品は、通称 宇都宮 正宗 と呼ばれていて、

 

刀身に、「宇都宮大明神。」と彫刻が施されています。

 

 

 

 

 

 

正宗の作品は、鎌倉時代の後期、蒙古の襲来があった頃の

 

作品で、ほぼすべてが無銘です。

 

一部、桃山時代に磨り上げられて、金象嵌の銘を後から

 

加えた作品もあります。

 

この宇都宮正宗は、銘が残っていて貴重な資料です。

 

 

 

 

記憶によると、正宗の在銘品の作品は3柄しか、

 

確認されてなかったと思います。

 

そのうちの1柄の作品です。

 

あんまり写真で解説すると、来館者が減ったらいけないので

 

よかったらみなさん直接訪問して、近くでご覧ください。

 

 

 

 

 

他にもめったに見れない作品も多数展示してありました。

 

 

 

 

 

 昨日は、ずいぶんと目の保養になりました。

 

 

 

 

 

 三毛猫 じゃあ みんな また明日ね。ハートラブラブ

 

 

 

 

【次回に続く。】【転載コピー自由です。】