第2772回 南古都団地西側でのドローンの試験飛行のお話
【岡山県岡山市東区東平島】
2023年9月14日木曜日の投稿です。
今日のお話は日々の出来事のお話です。
今から1000年ほど前に、水害が発生する荒れ地を開墾して
古都庄【こずのしょう】と呼ばれる荘園が出来て、本日、実に
記念すべき出来事がありました。
2023年9月14日木曜日の午前8時から。南古都団地
の西側で、ドローンによる農薬散布の試験飛行がありました。
そうですね、机程度の大きさの大きな無人ヘリが
試験飛行しました。
最近、農業は人手不足で、こういう無人のドローンが
肥料をまいたり、農薬を散布したりする時代になって
います。
モニターカメラが付いているので、遠隔操作も
可能な高価なタイプのドローンです。
ところで、航空法や道路交通法と言う法律で
禁止されている行為があって、農作業飛行の妨げに
なっています。
➀ 公道での離発着や、飛行の禁止行為。
② 市街地の近くでの飛行禁止。
③ 人家、人、車両に30メートル以内に
ドローンが接近してはならない。
などなど、いろんな法律による規制があります。
違反したら、1年未満の懲役や50万円未満の
罰金と定められています。
そのような規制があって、家などがあると、その周囲には
飛行出来ないので作業は従来通り人力の手作業になります。
つまり、広い農地で、ドローンによる作業が出来る所と
出来ない所が法律によって発生して行きます。
おおむね、どこの農地でも道路が周囲にあるので、
水田の周囲はドローンの作業は出来ません。
それから、市街地が近いと、散布した農薬が風で飛ばされて、
洗濯物などに付着する事案も発生しています。
こんな訳で、飛行する前は近隣住民にあいさつ回りして洗濯物
を干したり、窓を開けたり、網戸にするのを控えていただく
必要が発生するようです。
離着陸する場所についても、道路以外の場所で
周囲に危険が及ばない場所が必要なようです。
それから、河川や河川敷上空での飛行も法律で
原則禁止されていて、南古都団地の西側での
飛行は、限られた区域のみの飛行になるようです。
今日は、朝からヘリコプターの爆音が響き、興味を持って
見学しました。
じゃあ、みんな また 今度ね。
【次回に続く。】