第1985回 安保清種 横須賀鎮守府司令長官の講話。
2022年10月5日 水曜日の投稿です。
昭和の伝道師【戦中・戦後のパイロットの物語】第2658話
【前話 第1982回の続きより。】
昭和2年、1927年7月29日の午前中、太平洋上で、御召艦 山城を
護衛していた、第四駆逐隊の 帆風、羽風、秋風、太刀風による
海上での対潜水艦対処訓練を観閲された昭和天皇は、最後に爆雷投下
訓練を天覧されたのです。
駆逐艦の艦尾から投擲された爆雷は海上で大きな水は水柱上がり、
壮観でありました。
その後、昭和天皇は、当時の横須賀鎮守府司令長官 安保 清種
海軍大将から、午前中の天覧訓練についての講話を御受けになったと
記録にあります。
【 横須賀鎮守府司令長官 安保清種 海軍大将 佐賀県出身 海兵第18期卒】
当時の横須賀鎮守府の司令長官は、安保 清種【きよかず】海軍大将
で、この年、海軍中将から海軍大将に進級され、当時の私達から見たら、
お話しなど出来ない雲の上の人でありました。
当時、どんな講話が昭和天皇に対して、行われたのかは記録に残っていません。
【次回に続く。】