前回の続き↓ 



目的のお店はビルの上階
色々なレストランが入っているフロアに

ある。

 

手をつないで
餃子で有名なお店に向かっていると
突然手をひっぱられた。

 

お母さん「どうしたの?」
おばあちゃん「鰻!」
母の目は蝋細工の鰻にくぎ付け泣き笑い
お母さん「餃子食べに来たんだけど
   鰻の方がよくなった?」
おばあちゃん「鰻もいいわよねえ飛び出すハート
お母さん 真顔真顔真顔

 

お母さん「あなたが餃子食べたいって
   言ってたんだけど
   鰻の方が良いならそうしようか?」

おばあちゃん「そうね!」

 

 

まさかの餃子が鰻に変更になりました泣き笑い
相変わらずちゃっかりしてる~指差し
まあ母が食べたいものを食べられれば

良いので、変更はかまわないのだけど
実は私は鰻が食べられない笑い泣き

 

幸いなことに
そこにはほかの定食もあったので
私は刺身定食を食べることにしましたニコニコ

 

 

中に入ってメニューを見ると
文字だけで写真がない。
一度座った母をまた外に連れ出して

蝋細工のメニューを見せるのは
母がしんどいだろうと思い
お母さん「鰻だけのお重にする?
  それともセットにする?
  セットなら鰻と何のセットがいい?」
と聞いた。

 

鰻とセットになっているのは
1.天ぷら
2.お刺身
3.天ぷらとお刺身

 

母の答えは…
おばあちゃん「水っぽいものがいいわね。
   そんなに沢山じゃなくていいのよ。」

お母さん 真顔

 

とりあえず天ぷらより
お刺身の方が水っぽいのは確実なので泣き笑い
お刺身とのセットをオーダー。

 

 

いざふたを開けると

鰻が小さい笑い泣き
それでも母は文句言わず
食べてたけど…。

 

お刺身のほかにひじき煮や
茶碗蒸しがついていたのだけど
母には量が多く最終残すことに。

しかもセットの鰻がこんなに小さいなら
鰻だけのお重(肝吸い付き)に

してあげれば良かったと後悔悲しい

メニューに写真があるといいよねえ。

 

 

 

母はお重からご飯を食べるたびに
膝にお米をぼろぼろ落としていた。

途中スプーンをもらうか聞いたんだけど
本人は憮然とした表情で
おばあちゃん「大丈夫よ。」と言うので
そのまま箸で食べ続けさせた。
本人も気にして時々拾うんだけど
落とした、と毎回気付くわけでもないので
最後は私がの横に座り
膝のすべてのお米を拾い集めた。

次回からは紙ナプキンを持参しよう。

 


そんな感じで
なかなかな時間をかけ食事を終え
その後トイレに行き
お母さん「お茶かコーヒーでも飲む?」
と聞くと
おばあちゃん「もうお腹いっぱいだから帰りたい。」

 

 

久々の外出に

母はかなり疲れてしまったようです悲しい
(この時に車で帰ろうと言ってました不安

 

 

それでも母は相変わらず

感謝の気持ちを表したいと
ホームのスタッフさんへ

お礼のお菓子を買いたいと言う。
なのでデパ地下で適当なものを選び
今回はちゃんと自分のお財布を

持ってきていたので

母のお金で支払いをしてもらいましたニコニコ

 

 

帰りも改札までえっちらおっちらと歩き
電車に乗ると母が
おばあちゃん「あなた車の免許取れば良かったのに。」と笑い泣き
疲れてしまってよほど車で帰りたかったらしい。

 

私は免許は持っているのですが

都内住みでほとんど使わないため
車を持っていません。
完全なペーパードライバーです。

 

でもこの翌日に

母が転倒してしまったこともあり

次回からはタクシーで移動しようと

心に決めています。

 


 

あと少しですが

また長くなってしまったので
次に続く。