話が前後しますが

ずっと母が食べたいと言っていた

餃子を食べに母を連れ出しました。

 

最寄駅からタクシーが捕まらず

少し遅れてホームへ到着。

すると、入り口のソファーに

お2人のご老人がニコニコ座ってる。

でも母がいない。

 

まあ、予想は出来る。

トイレだよね真顔

 

ケアマネさんに

ドアのロックを開けてもらい

ドアを持ちながら中を覗いてると

お2人のご婦人が

「中に入って座って待ちなさいよ。」

と声を掛けてくださった。

 

そして待っていると
のんびり母がトイレから出てきた。

 

 

前回は事前に電話で
以前のホーム長さんに
ルームシューズをスニーカーに

履き替えるようお願いしていたのだけど

今回何も言わなかったら

まんまとルームシューズのままだった驚き

 

慌ててケアマネが部屋へスニーカーを
取りに行ってくださっている間に
お二人のご婦人とお話しした。

 

二人はすごくしっかりしていて
母のことを
「可愛いのよね、私のことお母さんとか言うのよ。」
と言われたので「あら、やだ。」と私が言うと
じつはそのお二人は90歳を超えているというあんぐり

 

しっかりされているし

見た目もきれいにされていて
母と同年代だと思い込んでいたので
本当にびっくりした。

 

 

ケアマネに持ってきてもらった
スニーカーに履き替えさせて
いざタクシーへ。

 

タクシーで走る道すがら
景色を見て母は思い出したようで
「この道を泣きながらここへ来たのよね~。」
と呟いた悲しい

 

日々色々なことを忘れていくのに
何故そんなことは覚えているのか泣
私としては1番に忘れて欲しいことだけど
それだけ彼女にとっては衝撃的なことだったのでしょう。
私は一生この罪悪感を抱えていくしかないのね笑い泣き

 

 

最寄駅からは電車に乗った。
以前からその兆候はあったけど
ますます母は持久力をなくしたようで
「まだ着かないの?」と何度も
聞いてきた。

 

さらに目的地に到着した後
駅の出口がお店と反対だったために
結構な距離を歩かなければならなかった。
(といっても自分だけで
自分のペースで歩けるのであれば
大した距離じゃないのだけれど。)

 

その道を手をつないで
目的のお店に向かった。
週末なので人も多く
今考えれば、それも疲労に繋がったのだろう。

 

 

 

長くなってきたのでつづく!