行司の軍配は正式には「軍配団扇」といい、これを略して団扇と呼ぶこともある。古くは戦国武将が軍の指揮をするために使用したもので、今日のように大相撲の行司が勝負判定に用いるようになったのは、江戸時代中期からである。それまでは扇子や唐団扇(奈良時代に中国から渡ってきたもので紙や薄い絹でできていた)などが使用されていた。長い相撲の歴史の中で軍配も様々な変遷を辿ってきたというわけだ。
そんななか立行司・31代木村庄之助の使用する軍配は、実に140年も昔から伝わってきたものである。13代の庄之助から代々受け継がれてきたこの軍配は、『ゆずり団扇』とも呼ばれ、現在では庄之助の象徴たる逸品となっている。その表面には「知進知退」の文字が記されている。
【現在の木村庄之助は35代です 立浪部屋所属】
「進むべきときを知り、退くときを知る」。一瞬の勝負判定にかける行司の極意ともいえる格言を前に、代々の庄之助は身の引き締まる思いで土俵に臨んだことだろう。
<goo大相撲 大相撲情報局より>
悠久とはいえないですが、歴史を感じますね~
日本人が受け継いできた財産ですな!