おそらく、誰にも見られる事は無いと思うからここに書こう

俺はホントに好きだった、どんなに酷い事をしてしまっても俺が好きだと言ってくれた

だからその優しさに俺も甘えてたんだな

東京に行くことを決めて、それを言ったとき、何も言わなかった

俺が向こうに行くときに別れよう…、そう言われまだ実感がわかなかった

でもこの前、改めて話をすると、その寂しさが出てきてしまって涙が止まらなかった

彼女には彼女の暮らしがある、別れてしまったらもう、他人になってしますだろう

でも、俺はずっと好きでいたいなぁ…、たとえ彼女に他の男性が出来ても、好きという事は変わらないから

だから俺は君にいい人が…、君が笑って暮らせるなら、俺は喜ぶよ

そりゃ寂しいけど、自分勝手に夢を追うと決めた俺が悪いから

こんなことしか出来ない俺が嫌いだなぁ

まだあと1年、これからどれだけの事が起こるかわからないけど、いい人が見つかればいいね

それまで、ずっと俺のそばにいてくれるかな…















































































ああ・・・別れたくないなぁ、ずっと君の笑顔を見ていたかった…
放課後になり皆は下校している。

その中にその二人はいる

もともと部活動をしておらずいつももこんな時間に帰っていたので二人は違和感はなかった

「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉっしゃぁああああ!」

「・・・・」

「このテンションの違いがすげぇ!」

「お前のテンションがすげぇ!」

「・・・・ごめんなさい」

「・・・ここか」

「おお、着いたか」

そして二人が着いたのは下校の道より少し反れた所にあるごみ捨て場

ここにゴミ袋と一緒に死体が捨てられていたらしい

「ふーん…ここにねぇ・・・」

「この一週間死体が捨てられていたのは全部この学校付近みたい」

「じゃあ・・・もしかして学校の人間?」

「あくまでの可能性、それに仮そうだとしても生徒を合わせれば誰がやったなんて」

「それをするのは俺の仕事だろん?」

「・・・・まぁ、任せるよ」


静は引込み事案の朔とは違い、かなり社交的、あわよくば聞き込みには慣れになれている

静は一人でに歩きだす

それを見て少し間を開けて歩きだす朔

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「発見は大体は朝にゴミを捨てにいった時に見られたもの」

どこからの名探偵のように、アゴを摩りながら静が言う

「大体ここに捨てられるのは深夜帯…」

「場所はやっぱり学校の回り」

「そいつはバラバラに置いてるつもりだけど、一つに集まってきている」

「今日のだいたいの場所は予想できるよな!サク」

「…ああ、ここだな…」


学校の裏道にもゴミ捨て場あるおそらくそこが次の場所

二人は一日が過ぎるまで待っていようとその裏道の茂みに隠れる

「・・・・」

「・・・・」


ただ静かに時間が過ぎていくだけ






「ズル・・・ズル・・・・ズル・・・・」


二人は息を殺した、静寂の中の唯一の音

何かを引きずる音


「ズル・・・ズル・・・・ズル」

「・・・・・・ったか・・・」



何かが聞こえた、何かを引きずっているその人物は何かを言っている


「また、失敗だったか・・・」

「・・・まぁいい次がある、俺なら出来る・・・・・」


かすかに見えたその姿、白い…それは白い…白衣

わずかに聞こえたその声はいつも朝に・・・・・・




























チャイムの音

「やばい!急げ!」

「もう遅いだろ、バカ」

へへん目の前の校門を通る


「こら!…またお前たちか、一体何回遅刻すれば気が済む・・・?卒業できないぞ!」

校門に立っている先生が怒声をあげる

「そこまで遅刻してないもーん!」

静はからかうように笑いながらそそくさと通りすぎる

「おはようございます」

一方の片割れの朔はそういい一礼




「最近物騒な事件が続いている、生徒達は部活は禁止、学校が終わればすぐに帰るように!」

ホームルーム終了に担任の渡瀬が言う、そして白衣を纏った格好で教室からでる




最近の事件

最近、この町で動物の死体が大量発生している、この野良犬すらも最近は良く見ないこの町でだ

しかもそれは犬が多く、そして特徴的に言うと、どれも・・・首がない…

初めて見た人は悲鳴はあげたそうだが新聞やニュースに取り上げられることもなかった

一回や二回じゃどんな理由があるにしても【たまたま】として片付けられる

しかしこれは【たまたま】で無かった

この一週間の内に連続してその死体は見つかっている

さすがに報道はそれを放ってはおけない

そしてこの結果である




「サク、今日はさっそく…」

「やだ・・・」

「まだ何も言ってないからね!?」

「だいたいわかるからいやだ」

「OHー・・・・shock」

「気持ち悪い、顔を見るのが嫌だ」

「え・・・俺の悪口に変わってるよね?」

「・・・・・・、犬の死体…だろ」

「お、おう!ねぇ~行こうぜぇ!」

「それを解決してもなにもメリットがないだろ?」

「そうだけどよ・・・もしその事で誰かが泣くとしたらお前はどう思う?」

「・・・・勝手だろ?他人なんだから」

「のん、のん、のん!・・・・俺は困ってるやつを見るのは死んでも嫌だ」

「今どきの正義感はやめと・・・」

シズの目を見たサクはもう何も言わなかった

こうと決めた時のシズは止めれない、長年付き合ってきてわかる

「…はぁ、分かったよ」

「おっし!じゃあ早速今日は見回りだ!!おー!!!」

渋々承諾してしまったシズは窓の外を見る

それは、空虚を見るよりもまるで何かそこにいるかのように…