みね子さんがキッチングッズとして備えていたものの中に『たこ焼き器』がある。キッチン家電ではない。

ホットプレート的なものではなく、ガスバーナーで本格的に焼けるタイプの家庭用が当時はどこにでもあった。(関西だけやろなぁ)


見た目は屋台のそれと見紛うくらい本格的で、でも12個しか焼けない。家族4人で囲むと…焼くよりも食べる方が圧倒的に早いから間が持たない。

それでも、家族が揃う休日には『鍋』『お好み焼き』『焼き肉』等とローテーションの仲間入りをする。


初めの頃はフツーにたこ焼きだったが、みね子さんの夫は何にでも沢庵を入れる人だったから関西風に言えば『おこうこ』も角切りにされて具材となった。

みね子さんは何にでもチーズを入れる人だったから、「私かて好きなもん入れるわ」とプロセスチーズの角切りが加わった。


今ではホットプレートにたこ焼きプレートが付いているものもたくさんあるけれど、みね子さんは 娘の嫁入り道具にガスバーナーのたこ焼き器を入れた。

「電気で焼いたかて 美味しないわ。やっぱりガスでないと!」


みね子さんの娘の家のたこ焼き器は、10年後 ガスの元栓が無いマンションに越したことで、その使命を終えることになる。それでも、しばらくの間は ガスたこ焼き器のために、ガスコックを別途作って貰おうかと思案し続けていたが、その間「たこパができない~」と家族からのブーイングがおきたために、電気たこ焼き器をお迎えすることとなる。


役目を終えたたこ焼き器はどうなったか?って、リサイクルショップの人が「是非!」と言って、他の物品と一緒に貰われて行ったとさ

めでたし、めでたし