呪いが時を刻み始めた
貴方は笑っている
苦しい顔を私に隠して
自分はそれが悔しい
癒すことができても
治すことのできない
この自分の力が
貴方を守る
それが私の役目なら
貴方を助けるのも
私の役目なのに
助けられない自分が憎い
そして、時は過ぎていく
時間はとめられない
幸せは続かない
貴方に辛い時間ばかりが
時を刻んでいく
そんな貴方を見るのが
私は辛くて、耐えられない
私は覚悟ができている
それを捨てることを
貴方を救えないそれは
私にとっていらない
私がほしいのは貴方を救う力
そのために私は…
最後の時がきた
貴方を蝕むその呪いが
貴方を縛り付ける
貴方を飲み込んでいく
私は願う
この人間の呪いを…
その代わり…
その瞬間
貴方が私に言った
願いが終わるその前に
その言葉は…
貴方は幸せに笑う
それは私が貴方を…
私は願うことをやめた
それは、やめたんじゃない
願えなかったのだ
私は初めて…を零した
透明で綺麗なそれは
見た目と違い
悔しさと悲しみの気持ちを
表したものだった
私は初めて…を見た
赤くて綺麗なそれは
見た目と違い
切なさと後悔と色々な気持ちを
表したものだった
これが貴方が願う願い
貴方はこのことをわかって
私を救ったのだろうか
なぜ、私だったのだろう
知らなければよかった
こんなにも苦しくて
悔しくて、寂しい
この感情とこの雫を…
そして、貴方は消えていく
その呪いを背尾って
私は知っていたはずなのに
忘れていた
こんなにも大切なことを
貴方といることが幸せで
もしかしたらできると
私は思っていたのかもしれない
~神は人を救わない~
~神は人を救えない~
~人を救うのは人だから~
~神は人を裁かない~
~神は人を裁けない~
~人は人が裁くのだから~
私は思う
あの最後の瞬間のように
神が救えないというのなら
貴方と同じになろう
そして、願う
私は「人間」になったのだ
