2月9日は大福の日です。
大福もちが現代の形に近づいたのは、
江戸時代の後期とされています。
当時は小豆餡を包んだ餅を「腹太餅」や「塩大福」
として売る屋台があり、夜食などがや軽食として
庶民の間で人気を集めていました。
初期の大福は必ずしも甘いものばかりではなく
塩気を効かせた餡やみそ味の餡を
使った例もあったとされています。
保存性や材料の入手性などが、
背景にあった可能性があり、
時代とともに「甘味」として定着していったのです。
江戸の町人文化の中で大福はお茶請けやお土産として
広く慕われるようになりました。
本来大福はもち米を蒸して搗いた餅で作られますが、
現代では上新粉(うるち米の粉)を用いたものや
冷凍対応の改良もち等、多様な製法が存在します。
これにより柔らかく長く保存できるものが増えてきました。
1980年代に登場した「いちご大福」は
当初は奇抜な組み合わせとして受け止められましたが
瞬く間に大ヒット商品となりました。
今では春の定番和菓子として、広く定着しています。
発祥を巡っては複数の店舗が名乗りを上げています。
変わりゆく時代の中で少しづつ形を変えながら
愛され続ける和菓子の一つです。




