7月下旬
現在時刻は19時。
場所は459M山。
個室居酒屋で飲みながら1時間後に始まる【第2回イッポングランプリ】に向けての細かい打ち合わせをしていた。
今回コンビを組むのは同じ459-1919会のメンバーである【バレンチンさん】
バレンチンさんは最近あまりストに出れていないが、元々実力をもっているので全然心配していない。
ちなみに459で参戦しているのは1919誠二とバレンチンさんの二人で、後のメンバーは九州で参戦している。
19時50分
バレンチンさんと1919誠二は店を出て戦場の商店街に降り立った。
この日はM山は土曜夜市という夏のイベントをしていた。
いつもとちがうシュチュエーションでどうなるのか。
バレンチンさんと1919誠二は心地よい緊張感に包まれていた。
20時
出陣だ。
さあ・・・19ぜ！
バレンチンさんと1919誠二の長く短い12時間が始まった。
今日は夜市。
人は多いが家族連れやカップル、ミテコが多く女の子二人組みは多いとはいえないがそんなのは関係ない。
数組に声を掛ける。
反応は悪くない。
1919誠二とバレンチンさんのコンビは悪くない。
噛み合っている。
イッポングランプリには特有のルールがあって、
10番ゲで1本
5連れ出しで1本
1即で1本、といったルールだ。
このルールは運営側が初心者に配慮したルールだと最初は思っていた。
今回の作戦は、連れ出して番ゲしてブーメランを回収する。
早めに10番ゲ5連れ出しをして2本を取って、即を狙い3本を目標としていた。
1連れ出し目。
女の子二人組。
バー。
ブーメランを期待して法隆寺。
2連れ出し目 。
女の子二人組。
1連れ出しと同じバー。
お店の女性スタッフの視線が痛かった。
ブーメランを期待して法隆寺。
3連れ出し目。
立ち飲みバー。
女の子二人組をホテルのロビーまで連れ出すもグダられ法隆寺。
連れ出しが出来ない女の子からも番ゲ、ブーメランをしていた。
時間も遅くなってきた。
少し焦りが見えてきた1919誠二とバレンチンさん。
すると
バレンチンさん「ブーメランが帰ってきました！」
1919誠二「マジすか！どの女の子ですか？」
バレンチンさん「3組目に番ゲした子らです！」
1919誠二「……顔が思い出せない。」
バレンチンさん「どんな子でしたっけ？」
番ゲや連れ出しまでの間隔が短すぎて誰が誰が分からない。
必死で思い出す二人。
バレンチンさん「番ゲしてすぐにいなくなった子らです！！」
1919誠二「分かるような…分からないような…。取り合えず合流しましょう！」
少しして合流。
あぁー！この子らか！！
絶対ブーメラン返ってきそうに無いのと思ってたのに。
高子
低子
1919誠二「てか、何してたん？飲み？」
低子「バーに行ってくるって言うたやんw」
あかん、全然覚えてない。
低子「一緒に飲みに行こ！」
1919誠二「どこ行こか？」
高子「うちらがさっきまで飲んでたバーに行こ！」
そんなとこ連れて行かれたら金をむしられるだけやろ。
そんなとこは行かない。
1919誠二「それよりシャンパン飲みたくない？」
低子「飲んだことないけん、飲みたい！」
1919誠二「シャンパン飲みながらトランプでもしよう！」
【シャンパンルーティーン】
安くてなるべく見た目が高そうな、甘口のシャンパンを1～2本用意する。
使い捨ての透明なコップを忘れない様に。
打診が通りビジホに向かう男女四人。
1919誠二に他の女の子からブーメランが返ってくる！
タイミング悪い。
どうする？
悩んだが今回は低子と高子に勝負することにした。
ビジホイン！
ババ抜きやなんやらポーカーをしてシャンパンを飲み干し、バレンチンさんと低子を連れて買い出しセパ。
流石バレンチンさん。
素晴らしいタイミング。
高子と二人になったのでベッドに座っている高子の隣に座り
1919誠二「飲みすぎたな！ちょっと横になろうぜ！」
高子より少し早く横になりと腕枕をする。
その状態で少し話をして起き上がる。
反応は悪くない。
そろそろバレンチンさん達が帰って来る頃だろう。
少ししてバレンチンさんと低子が帰ってきた。
低子「梅酒買ってきたよ！」
1919誠二「俺…梅酒飲めないんよ。高子一緒に買いに行こ！」
買い出しセパ。
1919誠二「折角やから手を繋いで歩こ！」
IOIは感じない。
和みながら少し遠回りをしてビジホに戻る。
部屋に戻り4人で少し話してバレンチンさんが低子を連れて自分の部屋に行ってしまった。
これは即か！
1919誠二もバレンチンさんに負けじと高子にギラつくが逃げられるwww
嫌われる1919誠二www
高子が低子に連絡して戻って来い！って言われたらバレンチンさんの即を逃してしまう。
何とか適当な話をしてたらバレンチンさん達が帰って来た。
すぐに女の子達は帰って行った。
1919誠二「バレンチンさんどうでした？」
バレンチンさん「DKからのパン2の上からのてまん負けでした。」
1919誠二「惜しいすね！何グダですか？」
バレンチンさん「高子グダです。友達おるから出来ないって…」
落ち込みそうな1919誠二とバレンチンさんコンビ。
落ち込んでいる暇はない。
さあ…1919ぜ！
時間は27時（朝の3時）
ストリートはいつもより人が少なく焼け野原と化していた。
おそらく夜市影響だろう。
普段のGTのほうがまだマシだ。
1919誠二とバレンチンさんはコンビ縛りでストっていたが女の子の少なさからソロもすることにした。
ソロの女の子がいたので声掛けをした。
バーに連れ出したが負けてしまい、何故ダメか理由を聞いた。
中絶グダだった。
やるせない気持ちになった。
この女の子の連れ出しの出来事は別の記事にしようと思ってます。
時間は28時（朝の4時）
バレンチンさんと合流した。
その後終了時間の31時（朝の7時間）ギリギリまで声掛けするもタイムアップで終了。
お決まりの松屋で坊主飯を食べながら軽く二人で反省会してまたコンビする約束をした。
バレンチンさんも言うてたけど、即りたかった！
番ゲや連れ出しよりも即りたかった！
1919誠二は100番ゲよりも1即したいと思ってるタイプなので本当に即れなくて悔しかったし、途中で色々と考えさせられる事もあったけど、初めてバレンチンさんとガッッツリコンビが出来て本当に楽しかった。
チームたくろーは優勝出来なかったけど九州や459の知名度も上がったのかなって少しだけ…ほんの少しだけ上がったと思ってます。
バレンチンさん、今回コンビ組んでくれてありがとうございました！
最高の思い出がまたひとつ出来ました！！
あぁ…楽しかった(*´ω｀*)