「利益を伸ばす集客方法」 | 野村経営ノート「一度飲食店経営を失敗した私が二度目のチャレンジで繁盛店を作った経営哲学と実践術」

野村経営ノート「一度飲食店経営を失敗した私が二度目のチャレンジで繁盛店を作った経営哲学と実践術」

個人飲食店様を対象に、飲食店勤務30年の経験を活かし、少しでも皆様のお役に立ちたいと思い始めました。

一度は経営に失敗して、一文無し近くまでいった僕がどの様に再就職先で繁盛店を作りあげたのか、そのノウハウを提供します。

本日のテーマは
「利益を伸ばす集客方法」です

多くのお店が売上げを伸ばそうと
努力している中で、実は売り上げの伸び以上に
利益を減らしている現状があります。

その間違いの根本が割引集客。

お店の看板商品を何とか食べて欲しくて
割引きした値段で集客の目玉にするやり方は
愚策と言っても過言ではありません。

例えば現状で1000円の値段の商品が
50個の出数で5万円の売上げがあったとします。

これを20%値引きして集客するとします。
すると価格は800円、
この時点で200円の利益が無くなります。

そして割引前の売上げを確保するには
62個の販売が必要ですね。

ここで注目して欲しいのが
割引き販売して62個で5万円の売上げを作っても
原価は変わらない為、すでに12400円の利益だけが
無くなっている事。

そして出数が増えるほど
手数だけが増えて忙しくなり
利益も無くなるという負のサイクル。

では経営者としてどのように
利益が残るような集客をしていくのか?
それは・・・

●割引きで集客しない

●商品の価値を高める事に着眼する

●広告宣伝費にお金をかける

お皿を変えたり、盛り付け、付け合わせの工夫で
商品の見せ方を変えたりネーミングに
お客さんが反応する言葉を入れてみる。

店頭看板やPOPだけで集客するにも
限界があります。

飲食店のポータルサイトの有料化、
チラシ、地元コミュニティ誌への掲載などに
お金をかける事。

費用対効果が悪いのを恐れて
多くのお店が宣伝に力を入れていないのが
現実です。

ここに投資できるかが経営者としての
腕の見せ所です。
「お金がないから広告にお金をかけられない
のではなく、広告をしていないから売り上げも伸びず
お金がない」
という現実に気付いてください。

利益を伸ばしながら集客したければ
以上の事に注目して下さいね。


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