Astrud Gilberto / Corcovado (1964)

この夏は
ちょっとひと息つけるような
チルなJazzyの特集

第4夜は
 ブラジルのシンガー
アストラッド・ジルベルト

夏の定番といえば
ボサノバだけど

ボクにとってのボサノバは
冬の空気のとても澄んだ日なのだ

そんな瞬間は
ちょっと北欧みたいなカンジもしたりする

でも今年は
猛暑の日が多いにもかかわらず
いつもより体調が良い

やっぱり音楽ってカラダで聴くモノなんです

1日の中で気温が最高になる頃には
暑すぎて
ほとんどの人が休んでいるからなのか

空気が動いていない…
なぜかシーンと静まりかえっている

そして次第に研ぎ澄まされてくる

だから真夏の夜ではなく
逆に暑い昼間にボサノバを聴きたくなる…


ボクにとって
アストラッド・ジルベルト
イパネマの娘』でもなく
おいしい水』でもなく

この「コルコバード」なのであります

1996年に
Everything but the girlがカバーした
ドラムンベースバージョンもカッコいい