浦沢直樹の「プルートゥ」(2003~2009)全8巻
昨年末から
少しずつ読んで、やっと読み終わりました
まるで1本の大作映画を観たような…
なんで今までこれ読まなかったかな
「鉄腕アトム」の
たしか1960年あたりのマンガのエピソードを
現代風にリメイクした作品です
この読後感のやるせなさ、哀しみ
でもスッキリしたカタルシス
このカンジは
「シュマリ」、「きりひと讃歌」
「奇子」なんかの重厚なイメージに似ている気がします
嚙めば嚙むほど味が出る…ジャズみたいです!
そういえば
昨日Eテレの「クラシックTV」
ギター特集でブルースについて
《ブルースとは、これが理想ではないけども
明るさも悲しさもミックスされた
人生を奏でるようなカンジ…》と言っていましたが
…ジャズというよりはどちらかというと
「プルートゥ」はそのブルースかな
も1回読も…