

14歳からの仕事道/玄田有史(2004)
ボクはよく10代のために書かれた本を読むのだけれど
この理論社から発刊されている
「よりみちパン!セ」シリーズがとても好きで時々手に取ります
実は
ボクは今までどういう理由か長くひとつの職に就く事ができなかったのだけれど
なぜなんだろ…まぁいろいろ理由はあると思うケド
だから余計に自分の原点に返って、
改めて「仕事」って何なんだろう…って考えてみたいんだね
ただ自分にとって今までしてきた仕事は大部分お金のためだと言っていい
よく「お前ホントの自分出してないな」なんて言われてましたよ
だからボクの仕事に対するスタンスはかなり薄いのです
その反面趣味、好きなコトにはかなりパワーを注いでいたね
だから「たかが仕事」
でも
今までしてきた数々の職業のおかげで、確かに今の自分がある…というのも事実
仕事がきっかけでパソコン使えるようになったし、いろんな情報を得られたり、処世術も身に付けられたし
独りだけではできなかった広がりみたいなモノが感じられて
だから「されど仕事」なんだね
この本の1番ココロにグサッときたのが
この部分…
《一所懸命に生きようと生真面目になりすぎると、いつか苦しくなってしまう。
逆に、どう生きるかを考えるのを放棄してばかりいると、将来は予想以上に困ったことになるかもしれない。
だからよく仕事道を歩んでいくには、真面目さだけでも気楽さだけでもなく、その両方を自分の中に持って生きるようにすることです。
必要なのは「ちゃんといいかげんに生きる」ことなんです。》