罪なき詐欺
裁判の初日父の現在の妻である八重子は裁判所に姿を現さなかった八重子側の弁護士は女性ひどく挑戦的な態度であった相手側の主張としては遺留分を請求するのであるのならば不二男が亡くなるまでの入院費葬儀代金を出すように主張してきたこちらの言い分としては遺書に500万を相続させると書いてあるので500万をすぐに原告側に支払うように主張してきた恵美子が依頼した弁護士は喧嘩をふっかけることにおいては天才的であった被告側(八重子)の弁護士はどちらかというとあまり仕事をきちりとしないようで不二男の入院した白川医院入院費がひどく高いことで有名で具体的に入院費用がいくらかかり葬儀代金がいくらかかり不二男の遺産がどれだけあるのかをきっちりと把握していなかったそこを恵美子側の弁護士は突っ込んできた裁判官としてはちょうど転勤になるであろう時期でできるだけ早くこの仕事を解決したいという気持ちがありありと出ていて被告人の八重子とその弁護士が話し合いができていないことにイラついていた第一回目の裁判が終わり最初、挑発的であった被告人の弁護士が近づいてきた裁判所の前に一台のタクシーが止まった被告側の弁護士が「もしJR相模原駅にいくのなら、ご一緒しませんか』さそった被告側の弁護士は口論ではかなわないと思ったのであろうか急に態度を変えた当然、恵美子とその弁護士は断った恵美子にとっては裁判は初めての体験テレビドラマに出てくるような厳しい世界かと思ったのだがやはり人間世界「色があるかどうかはわからないけれど、色で勝負をする弁護士もいるんだよ」恵美子の弁護士がぽつりと話した父の不二男の家は相模原にあるそれとは別に兵庫県に先祖代々の土地があった父の預金には保険会社を退職した後でも相当なる金額が振り込まれている不二男は保険会社を退職した後不動産取引の免許を取って先祖代々の土地を売買して収入にしていた恵美子の母ともう一度やり直したいと話していた時「お金ならある」話していたのは土地の売買で入ってきたお金のことなのだろうただ、一つだけ父の不二男が手をつけれなかった土地がある不二男の実家があった土地である恵美子は一度だけ父の不二男にあったことがあるその時自分の家の近くには大きな神社があってお祭りの時はにぎやかだだけどそのお祭りが終わってろうそくが消える時なんとも言えない寂しさを感じる。。話していた父の実家はその後、大きな台風が兵庫を襲いその影響で家の近くの明石川が氾濫父の家は流される理由はわからないがこのような状態において父は家族を捨て淡路島の女性と駆け落ちをするそして、都内の保険会社に勤め支店長となるのだが兵庫には、父の両親父の最初の妻そして二人の男の子が残された彼らを面倒を見たのが小西という父には「いとこ」にあたる人だという彼が、あれた土地を耕しなんとか住めるような家を建てたしかし、かつての華やかな生活とは一変したことに不二男の父は生きる気力を失い他界するまた不二雄の父の後を追うように不二男の母もこの世を去るこういった状況の中父の最初の妻は縁のある家に、子供を連れて再婚する父、不二男の家族は離散した離散した家の土地は土地の名義は源一郎だが父のいとこが園芸で生計を立てその資材置き場として使っていた