底なし負のスパイラル -12ページ目

瞬流

今夜の月は

熟れた果実みたいに

重く輝いている

手を伸ばせば

届きそうだ



今日が過ぎれば

昨日の事

流れていく



空を見上げる

星の瞬きは

この目を潰さない

己言

永遠に

傷ついたりなんて

できやしない

溢情

どうせ

手のひらから

こぼれ落ちてしまう

そんな感情なら

最初から

持たないほうがいい