1904katuoさんのブログ

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FODの縦型ショートドラマ 「アイドルは職歴になりません!」のあらすじと感想です。
 
たくさんの間違いとネタバレ、私見をお許し下さい。
 
 
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(ストーリー)
 
咲田杏里(黒崎レイナさん)は、突然に所属していたアイドルグループが解散になりました。
 
 そして彼女は、28歳で初めての就職活動をすることになります。
 
しかし10年間、地下アイドルとして活動してきた彼女には、履歴書に書けるような職歴がありません。
 
 
就職活動は難航しますが、杏里は、やっと内定をもらうことが出来ました。
 
ところが、その会社の社長、一瀬 剣磨(堀 海登さん)は、杏里の大ファンだったのです。
 
剣磨は、自分が杏里の強火オタクであることを隠し、彼女を立派な社会人に育てようとしますが...。
 
 
 
(感想です)
 
 
物語は、可愛くて元気になれるラブコメです。
 
ですが、ほとんどのメインキャラクターは、一番なりたかった夢を諦めた人たちです。
 
 
剣磨は、怪我でバスケを続けられなくなり、ニートだった頃に、アイドルである杏里の存在に力づけられました。
 
 
杏里と同じアイドルグループのメンバーだった、しずく(橋本真希さん)は、今はスタイリストとして働いています。
 
(しずくは、グループが解散してからも、杏里の味方であり続けます)
 
 
職場で再会した、杏里の高校時代の初恋の人、想太先輩(白戸達也さん)は、俳優を目指していましたが、第二希望の進路だった、カメラマンになっていました。
 
 
そして、杏里に嫌がらせをする職場の先輩の加藤百花(ももか、加藤 心さん)は、アイドルを諦め、 SNSのインフルエンサーとして活動しています。
 
 
『アイドルは職歴~』は、夢が終わった後の、それぞれのセカンドキャリアを優しく応援するような物語でした。
 
 
特に、杏里に対する剣磨の励ましの言葉が、胸に滲みます。
 
面接で採用された後、杏里は尋ねました。
 
 
杏里「それで私は、普通になれますか?
 
28歳で職歴もないなんて、普通じゃないから...」
 
剣磨「普通は目指すものじゃない。
 
なるのは幸せだ」
 
 
杏里は、その言葉に感銘を受けます。
 
 
その後、杏里は、アパートが火事になり、絶望しました。
 
そして杏里は、剣磨に泣き言を聞いてもらいます。
 
 
アイドルになんてならなきゃよかったと。
 
自分は、賞味期限切れで商品価値がないと分かっていたのに、ズルズル続けてしまったと。
 
 
その後、杏里は、いつもライブで腕に結んでいた赤いリボンを、 泣きながら橋の上から投げ捨てます。
 
すると剣磨は、橋から降りて夜の川に入り、杏里のリボンを拾いました。
 
その行動に、杏里は驚きます。
 
 
剣磨「大切なものなんだろ。
 
これ(リボン)お前に似てるな。
 
でもボロボロなのが、頑張った証だ。
 
胸張れよ」
 
 
泣いている杏里に、剣磨は、優しく静かに言葉を続けます。
 
 
剣磨「夢を諦める勇気を出した奴だけが、前に進めるんだ」
 
 
ずっと自分を否定してきた杏里は、剣磨の誠意に救われました。
 
(←そして杏里は、社員寮に入りました)
 
 
剣磨には、オタクとしての矜持があり、決して公私混同はしません。
 
しかし 彼の部屋には、杏里を祀った祭壇があり、グッズやチェキが並んでいます。
 
 
剣磨「(←チェキを持ち)
 
あんぴょ~ん!(←杏里のニックネーム)
 
可愛い!可愛い!
 
あ~可愛い!!
 
俺のラブリーマイエンジェル!!
ヽ(  ≧ ∇ ≦  )ノ」
 
 
そして 翌日の会社では、有能でクールな実在の剣磨が画面の下半分に、オタクとしての心の中が、ピンクの画面の上半分に映ります。
 
 
杏里「おはようございます」
 
剣磨『(←心の声)
 
あの髪型は、俺が初めてチェキを撮った時と同じ!
 
 尊いわぁ~!!
( 〃´   Д`〃 )
 
拝も、もう一回拝も!
(〃Φ - Φ〃)☆』
 
 
心の中は不審者ですが、剣磨は、決して社長と部下としての立場を崩さず、常識的に振る舞っています。
 
 
(←剣磨の上半分の心の声と、下半分の現実で、一番好きだったのは、杏里がファッションサイトのモデルになる場面でした。
 
杏里は、加藤さんからの意地悪で、撮影スケジュールの時間を変えられ、都合がつかなくなったモデルの代役になります。
 
 
そのとき、自信のない杏里を励ました後、心の中では、大きなピンクのハートを飛ばす剣磨が大好きでした。
 
 
『いいぞ、あんぴょん、頑張れ!
O(  ≧ ∇ ≦  )O』
 
 
心の中の剣磨が、画面の上半分で上下に動いて応援すると、下半分の現実の彼も、真剣な表情のまま、無意識に小刻みに揺れているのが、不審で面白かったです)
 
 
やがて剣磨は、自分の杏里への気持ちが、恋心に変わっていくことに戸惑います。
 
 
そして加藤さんは、杏里への嫌がらせを、松本専務(西ノ園達大さん)にとがめられました。
 
 
松本専務「やめなさい。
 
これ以上は、自分を傷つけるよ。
 
咲田さんの何が、そんなに嫌なの?」
 
加藤「アイドルだったからですよ。
 
私は、整形までしたのに...」
 
 
加藤さんは、アイドルになるために必死でお金を貯めて整形しましたが、そのときは二十歳になっていたため、年齢で落とされました。
 
その後、彼女は違う方法を探して、インフルエンサーになりますが、アイドルへの夢が呪いになってしまいます。
 
 
加藤「なんで、いつまでも夢を追いかけてた咲田さんが、あんな風に好かれるんですか?
 
早く諦めた私が、間違ってたみたいじゃないですか!」
 
 
加藤さんは、涙声になりますが、松本専務に悔しさを受けとめてもらえたことで、精神的に落ち着きます。
 
そして杏里を認めた加藤さんは、「負け戦、嫌いなんで」と、剣磨と付き合うことを、きっぱり諦めました。
 
 
やがて杏里は、剣磨が自分のファンだった『メガネくん』だと気づいてしまいます。
 
しかし、アイドルの仕事に誇りと責任を持っていた杏里にとって、ファンと恋愛をすることは、絶対に許せないことでした。
 
 
剣磨は、自分の立場を利用して、杏里を誘惑したことは、一度もありません。
 
ですが彼は、結果として、杏里にファンと恋愛をさせてしまいました。
 
 
杏里の アイドルとしての厳しさは、まるで武士道のようです。
 
そしてファンである剣磨は、それを誰よりも理解していました。
 
 
杏里は、剣磨への気持ちを『片思い』にすると決めて、去って行きました...。
 
(←その後のラストシーンは、素敵なハッピーエンドです)
 
 
 
以上です。
 
楽しくて愛おしい作品でした。
 
感想を読んで下さって、本当にありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 



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シーズン2の大雑把なあらすじと感想を書かせ下さい。

 

たくさんの間違いとネタバレ、激しい私見をお許し下さい。

 

 

 

(ストーリー)

 

主人公の平良一成(ひらかずなり、萩原利久さん)は、高校時代から神様のように崇拝していた美青年、清居 奏(きよいそう、八木勇征さん)と両思いになりました。

 

そして今、二人は一緒に暮らしています。

 

 

しかし対人関係が苦手で、吃音のある平良は、大学4年生になっても、就職もバイトも決まりません。

 

一方、清居は、俳優として、順調に知名度が上がってきていました。

 

 

以前、平良に片思いしていた小山和希(高野 洸さん)は、内定の決まった会社で、インターンとして働いています。

 

平良は、将来への不安と、清居を失うことへの怖れに苛まれていました。

 

 

そんなとき平良は、清居に勧められ、新人の写真家のコンテスト、ヤングフォトグラフィカへの挑戦を決意しました…。

 

 

 

(ウルトラ私見です)

 

 

平良の家で同居している清居は、自室を衣装部屋にしています。

 

そして、平良の部屋で同じベッドに 眠り、リビングや縁側で、 常に一緒に過ごしていました。

 

 

その様子は、清居が、小学校低学年で鍵っ子になり、夜勤で働くお母さんを待っていた、幼い頃の寂しさを埋め合わせているようでした。

 

 

(←平良の古く暖かい家は、 住人を優しく包み込む、生き物のように思えます)

 

 

それから、小山が、今回も本当に良い人でした。

 

 

小山は、今は、部長として写真部をまとめています。

 

写真部は、リーダーシップのある小山と、天才の平良の二本柱のようでした。

 

そして人間関係の苦手な平良も、後輩たちに慕われています。

 

 

最初に、平良に、ヤングフォトグラフィカへの挑戦を勧めたのは小山でした。

 

しかし平良は、自分の才能で勝負する自信がありません。

 

 

そして賢い小山は、平良の背中を押せるのは、清居だけだと悟ります。

 

 

(←シーズン1のラストで、清居と結ばれ、眠る平良の傍に、カメラが置いてありました。

 

私見ですが、そのとき平良は、写真の神様に捕まってしまったのだな、と思いました。

 

 

平良は、清居と再会せずに、小山と恋人になっていたら、幸せにはなれますが、写真家としての茨の道には、踏み出さなかったと思います。

 

それを一番、理解しているのが、小山なのが切ないです。

 

 

清居と小山は、互いに嫉妬はしますが、共に平良の非凡な才能を認め、応援していました) 

 

 

しかし平良は、ヤングフォトグラフィカの第1次審査に落選します。

 

このとき、平良のネガティブな感情を受け止める小山が、本当に良き理解者でした。

 

 

傷つく平良に、高校生の頃から、何度もオーディションに落ちながら、実力をつけて人気俳優に這い上がった清居は

 

 

「誰が一回で(優勝を)取れって言った?

 

てか、一回も失敗したくないって、お前、何様だ。

 

神か?

 

気持ち切り替えて、次行け」

 

 

と励まします。

 

 

平良は、そのとき改めて、自分とは違う、清居の王者の資質に感じ入りました。

 

 

やがて平良は、ヤングフォトグラフィカの審査員だった、一流の写真家、野口大海( ひろみ、和田聰宏さん)のアシスタントとして、就職が決まります。

 

 

 

(↓このエピソードは、映画版のエターナルからです。

 

映画版は、TVerでの配信はありません)

 

 

その後、アシスタントとして働く平良は、野口さんと自分の実力の差を思い知らされます。

 

そんなとき、清居の雑誌の写真を、野口さんが撮ることになりました。

 

 

清居「一緒の現場だな」

 

 

清居は、嬉しそうに告げました。

 

 

その瞬間、平良の目には、怒りとやり切れなさが浮かび、襲うように清居を抱こうとします。

 

平良は、加害的な性行為をすることで、清居は自分のものだと、刻みつけようとするようでした。

 

 

平良『(心の声)分かってる、敵わないって。

 

きっと俺よりも、清居を綺麗に…』

 

 

しかし健全な清居は、 初めて平良から乱暴に求められて、戸惑いながらも嬉しそうです。

 

 

(←以前、清居は、一緒に入浴したとき平良に

 

「お前、たまには、男の本能が勝ったりしねぇのか?」

 

と強引さを求めていました)

 

 

そんな清居を見て、平良は正気に戻り、身体を離して、ふらふらと去って行きました。

 

その様子を、清居は、まだ熱のこもった目で、ぼんやりと見つめています。

 

 

シーズン1で、大学2年のとき、二人は2年ぶりに再会しました。

 

そのとき平良は、清居は、共演者の俳優、入間さん(染谷俊之さん)と付き合っていると誤解します。

 

しかし平良は、美しい清居にハンサムな恋人がいるのは、仕方ないことだと納得し、嫉妬はしませんでした。

 

 

それなのに、清居を一番美しく撮るのが、自分ではなくなることが、平良には耐えられません。

 

結局、平良は、野口さんが清居を撮影する現場を、お休みしてしまいます。

 

 

平良は、押し入れの中に、清居のグッズを集めた 祭壇を作っていました。

 

高校生の頃から 4年近く、清居の載った雑誌は、必ず購入していると思います。

 

平良は、いつも自信がなくて、自分を「石ころ」だと言っていましたが、内心では、清居の写真では、誰にも負けていないと自負していたようです。

 

 

そしてまた、野口さんも、風景写真で挫折して、仕事を人物のポートレートに切り替えた後、高い評価を得ていました。

 

それ以来、野口さんは、風景写真を一枚も撮っていません。

 

 

野口さんが、「昔の自分のような」平良をアシスタントに雇ったのは、現状から変化するための、触媒を求めているようにも感じました。

 

 

シーズン2で、酔った清居から

 

 

「好きなんだよ、お前の写真。

 

お前が撮った俺が一番いい」

 

 

と言われた平良の『この世に、生きていてもいい』と初めて認められたような、泣きそうな幸せな表情が忘れられないです。

 

 

そして平良は、高校生の頃には、清居の写真を遠慮がちに撮っていました。

 

しかし、付き合って2年が経った今は、平良は、生き物の本能のように、清居にカメラを向けています。

 

 

シーズン2は、平良が、清居への愛ゆえに、ようやく 写真を通して社会に向き合い、険しい道に踏み出す物語に思えました。

 

 

 

 

以上です。

 

偏った感想をお許し下さい。

 

読んで下さって、本当にありがとうございます。