1904katuoさんのブログ

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「絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男 ファイナル(シーズン4)」の感想です。

 

たくさんの間違いとネタバレ、激しい私見をお許し下さい。

 

 前回の続きです。

 

 

シーズン1~2で、モブ(犬飼貴丈さん) の想い人だった菊池(伊藤あさひさん)が、身を引いてしまいましたね。

(  ;-;  )

 

 

留学から帰国した菊池は、街で見かけたモブが、他の人に恋していることに気づいたのです。

 

 

菊池は、何も言わずに、初めてモブから好きだと告げられた(シーズン1)、夜景の綺麗なビルの屋上に行きました。

 

そして、モブへのプレゼントの指輪を、投げ捨てます。

 

 

すると、誰もいないはずの屋上に、菊池の昔の恋人である、五十嵐(猪塚健太さん)が、現れました。

 

 

昔、まだ幼かった菊池は、五十嵐のマイペースな強引さについていけず、別れてしまいました。

 

しかし今の菊池は、 美しく成長し、しっかりした大人になっています。

 

 

(←物語の時間軸では、さほど年数は経っていないはずなのですが。

(  ; ´  Д` ))

 

 

そして菊池は、ずっと自分を想い続けていてくれた、五十嵐の気持ちを受け入れました。

 

 

(←五十嵐も優しい大人になりました。

 

彼は今、「フラワーショップいがちゃん」の店主になっています。

 

 

五十嵐は、菊池にそっと、コスモスの花を差し出しました。

 

モブにも五十嵐にも、菊池は、コスモスの花のように見えていたのですね)

 

 

 

…せっかくのハッピーエンドですが、愚痴を言わせて下さい。

(:>  Д  <;)

 

 

菊池は、原作漫画では、小さな脇役でした。

 

ですが、ドラマのオリジナル設定では、モブの想い人に変更されています。

 

 

しかし、原作が進むと、モブに恋する高校生、旗野(はたの、世古口  凌さん)が登場します。

 

それゆえに、ヒロインが二人のような、困った事態になってしまいました。

 

(←私は、旗野も大好きです(泣))

 

 

そのため、菊池は、物語から退場して行きます。

 

 

ファイナルでモブが、コンビニに入ると、旗野が職業体験で働いていました。

 

モブは、逃げるように帰宅します。

 

 

その後、モブが、コンビニで買ったソーダアイスを食べていると、当たりが出ました。

 

そのとき、引き換えに行けないアイスの棒を見つめるモブからは、旗野への愛おしさが伝わって来ました。

 

 

 菊池の留学で距離が離れてしまったら、心が移ろうのは、仕方がないことだと思います。

 

でもやり切れないのは、モブはきっと、菊池とは自然消滅したと思っていることです。

 

身を引いた菊池の気持ちは、モブには伝わっていません。

 

 

シーズン3(絶対BL 2024)の冒頭でも、空港で、モブと菊池が、恋人になりそうな瞬間がありました。

 

しかし、この世界の神のようなBL漫画家、真山(和田颯さん)が、タブレットに描かれた、二人の絵を消してしまいます。

 

すると二人は、恋人未満な友人に戻りました。

 

 

そして菊池は去り、モブは、飛び去る飛行機と反対方向に、泣きながら走ります。

 

 

出来ることなら、モブと菊池には、きちんとお別れして欲しかったです。

 

常にモブには責任の無いところで、菊池との恋が終わるのが、納得できなかったです。

( : - : )

 

 

話題は変わります。

 

 

モブの家庭は、平凡ですが、夢のように幸せです。

 

モブは、BLの世界のあらゆるフラグを警戒していますが、このドラマの 中には、「不幸な家庭環境」は登場しません。

 

 

一人で洋館に住む、孤独な優等生、西園寺(青山凌大さん)も、誕生日には、ご両親がプレゼントを抱えて帰国しました。

 

(←西園寺のエピソードは、「トーマの心臓」みたいな雰囲気でした。

(  ≧ ∇ ≦ ))

 

 

ですが恋愛をしたら、モブは、いつかこの幸せな家を出て、パートナーと暮らすことになります。

 

高校生の弟、綾人(ゆうたろうさん)には、同級生の恋人、東條(塩野瑛久さん)がいます。

 

 

お父さん(才  勝さん)と、お母さん(舟木  幸さん)との幸せな4人暮らしは、あと数年だと思います。

 

モブが恋愛を怖がり、逃げているのは、それも一因なのでは、と思いました。

 

 

(←ウルトラ私見をお許し下さい。

( ; ´   Д ` ))

 

 

三年後、社会人になったモブは、二十歳になった、旗野の求愛を受け入れました。

 

(←モブは、「未成年とは、付き合えない」と、17歳の旗野の告白を断っています。

 

そして旗野は、モブのために、自分が成人するまで、会いに行きませんでした)

 

 

モブは、今、旗野と二人で暮らしていることが、最後に、二本並んだ歯ブラシで暗喩されます。

 

私見ですが、ドラマ絶対BLは、モブが生まれた「家」を出て、新しい「家」を作るまでの物語のように思いました。

 

 

 

以上です。

 

 

旗野は、侠気があって、一途で、凄く素敵な少年なのですが、私は今、推しカプ(モブ菊池)が別れて傷心中なため、これで失礼いたします。

 

 

それから、綾人の高校に不良が少ないのは、学校で最大の勢力が、東條ファンクラブだから、という理由が大好きでした。

 

私も東條ファンクラブの男子生徒たちと一緒に、『推しが神♡』とか書かれたキラキラの団扇を振りたいです。

(  ; ▽ ;  )ノ

 

 

 

絶対BLの感想は、以上です。

 

情けない恨み節を聞いて下さって、本当にありがとうございます。

 

 

4年間、このシリーズが観られて幸せでした。

 

皆さまに感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ifの世界で恋がはじまる」1~3話が、TVerで配信中です。

 

4話の配信は、12月19(金)日の1時58分までです。

 

 

凄く面白くて、一気に観てしまいました。

 

 

大雑把な感想を書かせて下さい。

 

沢山の間違いとネタバレ、激しい私見をお許し下さい。

 

 

(あらすじです)

 

一年前、加納彰人(醍醐虎汰郎さん)は、技術部から営業部へ、 異動になりました。

 

それは、加納にとって不本意なものでした。

 

技術者としての正しさを貫こうとする加納は、利益を出さなければならない、営業部に馴染めません。

 

 

営業部トップの同期、大狼(おおがみ)誠司(中川大輔さん)は、加納を心配しています。

 

しかし加納は、大狼に劣等感を感じて、彼の助けを拒否しています。

 

 

そして、異動から一年経った今、加納は追いつめられて、カフェインと糖分の依存症になっていました。

 

(←加納が、不安のあまり、缶ココアやチョコレートなどを、必死に口にする様子は、大変に痛々しいです)

 

 

そんなとき加納は、満月の夜に、古い鏡の祀られた神社を見つけました。

 

その鏡には、覗くと、「見た人のなりたい姿が現れ、いつか本当に、その姿へたどりつける」との言い伝えがあったのです。

 

ボロボロに心が傷ついた加納は、古い鏡に祈りました。

 

 

「大狼とも対等に笑いあえるような、そんな自分になりたいです…」

 

 

その瞬間、霧が立ち込め、加納は、自分が望んだ並行世界(パラレルワールド)に飛ばされました。

 

そこでは、加納は、営業部の皆に認められ、一緒に飲み行くほど溶け込んでいます。

 

 

(←加納は、自分のやり方に拘り過ぎていただけで、もともと高い能力があります)

 

 

そして加納は、営業トップの大狼の相棒として、営業技術で活躍していました。

 

大狼と行動を共にすることで、加納は、今までの自分の視野の狭さにも気が付きます。

 

 

元の世界では、大狼は、誠実ですが不器用にしか 、加納に接することが出来ませんでした。

 

しかし、if(パラレルワールド)の世界の大狼は、加納に対して、恋人を大切に守る、スーパーダーリンのようです。

 

最初は、戸惑っていた加納も、大狼に対して、強く惹かれていきました。

 

 

ifの世界の加納の部屋には、冷蔵庫の中に、大狼の好きなビールがたくさん冷やしてあります。

 

  テーブルの上には、スキンケア用品と鏡が置いてあります。

 

クローゼットには、おそらく大狼と選んだ、質の良いスーツがありました。

 

そしてリビングには、「ゴルフ入門」の本も置かれていました。

 

 

(←たぶん、接待と健康のために、大狼にゴルフを勧められたのだと思われます)

 

 

これらの物は、加納は、買った覚えがありません。

 

ifの世界の加納は、大狼に対して健気だったようです。

 

現実世界の加納のように、甘味飲料に依存して、外見に構う余裕もなく、仕事以外では、ほとんど外出しない生活よりも、ずっと幸せなはずなのに、ifの生活は、うっすらと不安を感じさせられます。

 

 

やがて加納は、大狼から、愛を告白されます。

 

加納は、嬉しいはずなのに、なぜか引っかかりを感じて、即答できません。

 

大狼は、加納の返事を、優しく待ってくれました。

 

 

その後、加納は、後輩から、大狼は、加納の技術者としてのサポートゆえに、営業成績が、ずば抜けてトップなのだと愚痴を聞かされます。

 

そして加納が、営業成績のデータを見ると、現実世界の大狼よりも、ifの世界の彼の成績は、はるかに高くなっていました。

 

(←加納は、営業技術なので、ノルマはありません)

 

 

加納は、一年前、現実世界では、ミスを庇ってくれた、大狼の助けを拒絶しました。

 

そして、ifの世界の加納は、同じ状況で大狼に感謝し、協力を求めます。

 

 

ifの世界の大狼は、加納を利用したのではなく、守ろうとした結果、囲い込んでしまったように思えます。

 

反面、現実世界の大狼は、加納が一人前の営業に成長するのを、ずっと傍で見守っていました。

 

 

加納は、自分が本当に愛していたのは、現実世界の不器用な大狼だと気がつきます。

 

そして、再び大狼に会うため、今の幸せな生活を捨てて、つらかった現実世界に戻ることを決めました…。

 

 

ここまでが、4話です。

 

私見ですが、どちらの世界の大狼も同じ人で、状況が違うだけのように感じました。

 

ifの世界の大狼は、1950~60年代の欧米の映画に登場する、理想の男性に見えます。

 

 

しかし、80~90年代になると、彼らは女性主人公から

 

「あなたは、私の夫であって、父親じゃない」

 

と反発される存在になります。

 

 

ifの大狼とifの加納は、出会ってから1年で、 関係が深まり、お付き合いが始まる直前の時期だと思います。

 

大狼が加納を囲い込んでいるように見えるのも、登場しないifの加納が、健気過ぎて不安になるのも、時期的に仕方ないような気がします。

 

二人とも善良で社会性がありますから、時間が経てば、落ち着くように思えました。

 

 

そして作品は、突然にスーパーダーリンとして現れたifの大狼を、視聴者が少し気持ち悪く、不安を感じるような撮り方をなさっていて、本当に素晴らしいと思いました。

 

 

最終回まで後2話を、とても楽しみにしています。

 

長くなってすみません。

 

読んで下さって、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 
「絶対BLになる世界 VS  絶対BLになりたくない男 ファイナル(シーズン4)」の感想です。
 
たくさんの間違いとネタバレ、激しい私見をお許し下さい。
 
TVerで1週間に2話ずつ配信中です。
 
 
(監督) 三木康一郎さん
 
(脚本) 川崎いづみさん
 
(原作) 紺吉さん
 
 
 
(ファイナルの第1話、「VS 花粉症」と第2話「VS 偽装」の大雑把なあらすじです)
 
 
主人公のモブ(犬飼貴丈さん)は、自分は、BL漫画の世界の住人だと気づきました。
 
この世界では、イケメンたちが、次々と恋に落ちていきます。
 
 
しかしモブは
 
「俺だけは、屈しない!
 
この世界に屈しない…!!」
 
と、恋愛から逃げ回っています。
 
 
やがてモブは、自分を本当に好きになってくれた、清楚な大学の同級生、菊池(伊藤あさひさん)に惹かれていきました。
 
しかし菊池は、両想いになる前に、留学してしまいます。
 
(←ここまでは、シーズン1と2です)
 
 
そしてシーズン3(2024)では、モブは、一途で男気のある高校生、旗野(はたの、世古口 凌さん)に告白されました。
 
旗野は、小学生のときから、モブに片思いをしていたのです。
 
 
そのとき、菊池が一時帰国しました。
 
 
旗野「俺の気持ち、受けとめてくれないっすか?」
 
菊池「やっぱり僕も、君を忘れられない」
 
 
背後に、可憐なコスモスの花が揺れる(←モブの幻覚)菊池と、色鮮やかなガーベラの花が咲き乱れる(←モブの錯覚)旗野からの求愛に、モブは追いつめられました。
 
 
モブ『(心の声)どうする…
 
どうする!?俺!?
(((((;゜Д  ゜)))) 』
 
 
しかし、そのシチュエーションは、モブの白昼夢だったのです。
 
(←まさかの夢オチに驚きました。
 
((((  :@  д  @ ;  ))))
 
 
そして、目覚めたモブは、自分が存在する、このBL漫画の世界に、絶対に屈しないと誓いを新たにします。
 
そして、モブの最後の戦い(←シリーズファイナル)が、始まりました。
 
 
 
(感想です)
 
久しぶりの『絶対BL』の世界が、とても懐かしかったです。
 
モブは、 お父さん(才 勝さん)と、お母さん(舟木 幸さん)と、弟の綾人(あやと、ゆうたろうさん)との四人暮らしです。
 
モブ家の庭には、桜が咲き、洗濯物が揺れています。
 
 
 リビングのカレンダーには、家族の予定が書いてありますが、内容は、 モブのバイトの日の他は
 
『おばあちゃん 来る』
 
『母 美容院』
 
『父 歯医者』
 
など、のどかなものばかりです。
 
令和のサザエさんのような、仲の良いモブ家に癒されます。
 
 
しかし、ある日、モブは大学で、同級生の小賀 (小野寺晃良さん)から、誰でもいいから、恋人のふりをしてくれと頼まれました。
 
 
小賀「バイト先の客の男に告白されてさ。
 
断ったんだけど、ストーカーっぽいことされてて…」
 
 
困り果てた小賀は、偽物の彼氏を連れて行き、ストーカーを諦めさせようとしていたのです。
 
 
それを聞いて、モブは、自分が 小賀と恋に落ちるフラグを、なんとしても回避しようとします。
 
モブは、長身で男前の竹原(徳永智加来さん)に、彼氏のふりをしてやれと勧めました。
  
俺みたいなモブっぽい男とか、夏生(なつお、押田  岳さん)みたいな、おとなしそうなやつが来たら、ストーカーは諦めないと。
 
しかし竹原と夏生は、実は、恋人同士だったのです。
 
夏生は、友達を守るために去って行く竹原を、切なそうに見つめていました。
 
 
やがて場面は変わり、小賀は、ストーカーが去ったことで、竹原に感謝しています。
 
その後、二人は、広い公園を訪れました。
 
 
(←作品には、ストーカー役は登場しません。
 
シリーズ全作を通して、悪い人は出て来ません。
 
メインの登場人物は、全員が誠実です。
 
 
それから、小賀たちの居る公園が、とても居心地が良さそうでした。
 
公園には、 老若男女がつどい、子供たちが元気に走り回っています。
 
 
モブたちの通う 『国立BL大学』も、活気があり、男子生徒も女子生徒も、学生生活が楽しそうです。
 
 
社会的なことを書かないのは、社会問題を扱うのと同じくらい難しいと思います。
 
絶対BLは、ファンタジーなコメディを、丁寧に作っていらっしゃるのが伝わってきます)
 
 
やがて小賀は、竹原に告白します。
 
実は、ずっと竹原が好きだったと。
 
本物の恋人になって欲しいと。
 
(←小賀は、二人が付き合っていることを知りません)
 
 
そのとき、泣きそうな表情の夏生が現れました…。
 
ラストは、三人の友情で、切なくも爽やかに終わります。
 
 
『絶対BL』は、SNSで検索しますと、海外にも根強いファンが多いです。
 
現実には、つらいことが多いですが、文化が違っても世界中で楽しめる、素晴らしい作品だと思いました。
 
 
そして、今回のオープニング曲の『月まで』は、モブ役の犬飼貴丈さんが、作詞作曲をなさっています。
 
シリーズ1~3は、モブがBLの世界に振り回される、ストーリーを説明するような、コミカルな歌詞でした。
 
『月まで』は、なかなか本心を見せられないモブの、心情を歌っているように感じました。
 
 
来週、また続きを書きたいです。
 
読んで下さって、本当にありがとうございます。