わたしのreal -3ページ目

0206

手を繋ぐことが一番ドキドキした初デート。

彼がぎゅっと握りしめてくれたあの温かくて大きな手。ずって私のものだって思ってたなぁ。

映画をみて、彼を見つめて、手を繋いで。そんなことが幸せで、このまま時がとまってしまえばいいと何度も思った。

彼のお家で、夕方テレビを見る時間もまた幸せいっぱいで、並んで座ってテレビを見るだけでこんなに幸せを感じる人がいるんだって痛感した。

数え切れないくらいのキスをして、数え切れないくらい抱きしめてもらった。

だって幸せだったから。チュッてされるだけで、その日一日が幸せで、嫌なこともぜーんぶ忘れられたから。

後ろからギュッて抱きしめて、不意に‘すごく好き’って言われたあの日は今でも忘れたくないし、これからもずっと忘れない。

水族館に行って、ショッピングをして、ドライブをして、そして一緒にバイトをして。

こんなにも一緒にいられるということを幸せに想えたのは、後にも先にも彼しかいなくて。

みんなに内緒でバイト先で抱きしめてくれたことも、
手を繋いだことも、好きって伝えたことも、


愛おしい思い出。

どうしてこんなにも幸せな日々は、続かなかったんだろう。

私の心はあの頃となにも変わらないままなのに。


どうして?

0205

一緒にアルバイト。

出会ったのもそのバイト先の中華料理屋さん。

私はもうそこでバイト3年目だった。そこに笑顔で突然現れたのが彼。

真面目で、実直。素直でとにかくまっすぐ。すぐに仲間に溶け込んで、もちろん私も親しみを持ってた。

一緒にバイトの日は、チャリで一緒に帰宅した。

この時間、いろんな話をしたんだ。

中学時代のこととか、バイト先の話とか、お互いの話をたっくさんした。

いつしか恋愛の話になった時、相談にのってほしいと、いつになく真剣な目で言われた。

いつもの帰り道も、バイトがない日も、毎日毎日連絡を取り合ってたあのころ。

もうこのとき既に私の気持ちはどんどん傾いていってたのかもしれない。

ある日、日課になってたメールがまた届いた。

そうこの内容が予期できなかったメールこそ、もうあなたしかいないってメールだった。


今でも忘れない、晴れた日の放課後。友達と帰りながら、友達そっちのけでメールをして。



この日はまさかあんなことが起きてしまうなんて、思いもしなかった。
これからの人生でも、こんなに悲しい事は二度とない、そんな出来事。

0204

一日経った今日。


何もしてなくても明日はくるし

望まなくても明日はくる




彼の居ない明日なんて、いらないのに。





私は、
たったひとつの恋に
全力だった。
この7年。



あの日言われた‘もう俺にはあなたしかいない’って言葉で



私は一気に舞い上がって、そして恋に落ちたんだ。