《トリビアNo.89》「気仙沼氣嵐」を体験する | いっきゅう会がゆく~宮城マスター検定1級合格者のブログ~

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  難関ご当地検定として知られる宮城マスター検定1級の合格者で作る「いっきゅう会」のメンバーが、宮城の魅力をお伝えします!

 10月から1月の早朝、気仙沼港で見られるのが「気仙沼氣嵐」です。これは「蒸気霧」と言って、水面から霧が生まれゆらゆらと漂う現象で、航行している船や気仙沼湾横断橋(かなえおおはし)、気仙沼大島、唐桑半島などを覆って幻想的な風景を生み出します。NHKの朝ドラ「おかえりモネ」でも主人公がえびす像のある浮見堂の前で氣嵐を見るシーンがありました。
 この現象は陸地で冷やされた空気が高い温度の水と触れることで発生する現象で、温度差が大きいほど霧の発生が多くなります。北海道や東北地方各地でも見ることができますが、気仙沼の場合はビューポイントが街場から近く、早朝の散歩がてらに見る事ができるのが特長です。市の観光サービスセンターでは安波山、海岸通り岸壁、魚市場屋上、コの字突堤岸壁など気仙沼氣嵐のビューポイントを紹介しています。詳細はこちら↓
 冬を告げる幻想的な景色「気嵐」を知っていますか? | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん (kesennuma-kanko.jp)
 気嵐は北海道の方言だそうですが、気仙沼ではわざわざ戦前の気仙沼市の漢字表記の「氣」を使って「気仙沼氣嵐」と名付けています。
 朝日に照らされ、黄金に輝く「気仙沼氣嵐」を見る条件は、良く晴れて気温が低く風のない日だそうです。日の出から1時間程度が勝負です。
 シーズンになると、週末の氣嵐予報もしているようです↓
 週末の気嵐予報をはじめました(毎週木曜更新予定) | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん (kesennuma-kanko.jp)
 こういった現象は見るだけでなく、周りの音、におい、温度を一緒に感じて現場の雰囲気を味わうことが大切です。気仙沼に行った際は「気仙沼氣嵐」を体験しましょう!

 気仙沼氣嵐に煙る漁船とかなえ大橋

 朝日で黄金に輝く氣嵐と水面

 

(写真提供 佐々木 真 氏 令和5年11月22日撮影)

(執筆 斗田浜 仁)