いいドラマでした。観てよかったです。
ロウンくんの魅力も十分に出てたと思います。
”ちょっと残念な普通の青年” がよく似合います、ってか上手です。(勿論”仕事の出来るクールな弁護士”もメチャクチャ似合ってましたけどね笑笑)
もの凄く大雑把に言うと、自殺願望者の自殺を止めるという任務を受け持った死神集団の話、で
ロウンくんは理由あって死神集団の1員。全16話 ほぼ1話完結的な構成なので、自殺しようとする人16人の、16通りの理由があり、いじめ ペット レイプ 摂食障害 戦争を経験した老人 従軍慰安婦・・・などどれも結構重いものばかり。
それを都合よく解決出来たりする秘策があるわけじゃなく。
そうなんです。それぞれの問題は根深く、撲滅どころか改善すらままならないんです。でも、そんな中、自殺願望者を止める方法が”説得” というとってもシンプルなもの、、、、初めは少し物足りなさを感じるんだけど、観ていくうちに、人の心を動かすものは結局は言葉なんだな、と。
ドラマの中で、「言葉の重み」という台詞が印象的で。
各話に出てくる役者さんも結構大御所の方もおられ、
(視聴率的にはあまりふるわなかったようですが)脚本もしっかりしてる感じだし、結構な予算で、大作を作る意気込みだったのかなと思われます。
面白いのが、死神とか言ってるんだけど滞在時間のほとんどは「この世」、特殊能力は時間を止めることだけど、悪い奴らの成敗には拳と蹴り。(キムヒソンさんの顔面殴打はまあまあエグイです泣泣)
重いテーマを扱ってるのに、暗くなり過ぎないのは”普通の感覚を持ったごく平凡な青年”ロウンくんが大きい体で、ウロチョロしてるからかな笑笑。
ホント、彼の人の良さや誠実さがにじみ出てる感じでとっても良かったです。特に6話。
当時はあまり話題にもならなかったのかもしれないけれど、
昨今のロウンくん人気にあやかって、ロウンくんファンのマダムの方々が、恋慕→先輩→ハル→・・・で「明日」に辿り着いて、
今頃になって話題になって、沢山の人が観るようになったらすごくうれしいのになぁ。
ロウンくん自身が、何本か頂いたオファーの中で、命について考えたくて(??考えないといけないと思って??だったかな)
選んだ作品。
観ることが出来て良かったです