36年前の1987/3/9(月)
- ゆうゆ「天使のボディーガード」初公開。
- 立見「そんなつもりじゃなかったのに」プロモ・ビデオ初公開。
- 高井「かげろう」初公開。
- 月ドラ『看護婦アカデミー』放映。満里奈、初めての主演作品。
『おニャン子白書』夕やけニャンニャン完全年表より
今日の年表を見ていると・・・
「初公開」の項目が多い日だったんですねーって思います😌
そして、私はやっぱり一番最初の、ゆうゆWITHおニャン子クラブの「天使のボディーガード」初公開に思いが向きます。
そっかぁ、1987年この時期の曲だったんだなぁってね。。。
この曲にまつわるお話しは、過去にももう数回させて頂いているのですが。
今宵はまた少し違った角度から(多分)、させて頂こうと思います。
うん、ちょっと既にしみじみしていますが、ご了承下さい💧
この曲の時のルリ子さんはなぜか毎回、しみじみしてしまうのですね・・・
アイドルポップ王道!
ちなみに、前もって先にお話しさせて頂きますと、私はこの曲自体は、とっても大好きです!
ゆうゆのアイドルオーラを存分に思い知らしめさせてくれるポップ感や詞の世界観。
彼氏を大好き過ぎる余り、ヤキモチで気持ちを表してしまう可愛い女の子の純粋過ぎる姿が、ゆうゆのそれと見事にマッチして、やっぱりこの時代のアイドルを代表する存在だったんだなーって改めて思います。
はい。
そして何より、ゆうゆの甘い歌声がもう、たまらないですよね!
でも、正直この曲については、当時は知らないままでした💦
知っていたのは、うしろゆびさされ組のゆうゆ、って感じでしたので。
ソロとしてはほとんど私の記憶の中にはなかったんですね。
だからこそ、私はルリ子さんと言う存在に気付けないままだった訳でして・・・
幾重にももったいない案件が連続しているんですねぇ😓
だから、ルリ子さんに出会ってこうして色々なところでWITHおニャン子クラブとして活躍されていたことを知ると同時に、その関わった曲たちも聞くにつれて色んな思いが湧いてきます。
この曲自体は、とにかく可愛くって大好きなんです。
だから、過去にももう何度もこの曲について触れさせて頂いておりますよと言う前提なんですが。。。
ルリ子さんだけ・・・
今宵私が注目したいのは、やはりルリ子さんです。
本当、ごめんなさい🙇♀
メインはゆうゆなの分かっていても、曲自体はとても秀逸なの分かっていても、ルリ子さんに思いを向けざるを得ません😭
だから、ごめんなさい。
だってね、当時で言うジャケ写?になるものを見つけた時の私の心境、きっとお分かり頂けるのではないかと思うんですね・・・
今宵はこの、ジャケ写を元にのお話しになります。
これは、私がこれまでにググって見つけた拾い物です。
最初は、とにかく「おっ!ルリ子さん見ーつけた😆」って喜んでいたんですよ。
そこにルリ子さんのパーツを見つけるだけで私、テンション上がってしまうもので。
だけどね。
この画像、じーっと見ていると何か胸がキュンって切なくなってしまうのです。。
その原因は?
もう、お分かりかと思います。
うん、明らかに・・・💧
あんなに、あんなに、いつもは笑顔に花咲く女性のルリ子さんだけど。
見ている人が幸せになる程の癒される笑顔がトレードマークのルリ子さんだけど。
この時ジャケ写に収まっているルリ子さんは、その影を潜めているように、思うのです。
ゆうゆも、智子さんも、睦美さんも、いつもの元気で可愛い笑顔ですね。
だけどルリ子さんだけ、どう見ても笑顔満開とは言い難いですし・・・
お1人だけ口をきゅっとつむっておられますね・・・
そして何と言っても、この瞳がね・・・
うーん。
今これを改めて見ていたら、もう何とも表現し難い気持ちになりました。
数分間、キーボードを叩く私の手が止まりました💧
ルリ子さん・・・
模索の時期
私、初めて今回知ったんですが、、、
この「天使のボディガード」の表は、この写真だったんですね🙂
そっか💦
誰がWITHおニャン子クラブかも、一瞬じゃ判断できなかったんですね💦
裏面に返してようやく、バックにルリ子さんがおられると、こうして分かる訳ですね。
色々と切ないですね・・・
私が今さら。
こんな36年も前のことをほじくり返して書くなんてどうかしているのかもしれません。
そうであったとしても、私には今この瞬間に、ルリ子さんのお気持ちがグググッと手の中に形になって見えてくるかのようなので💧
だから、もう少し書かせて下さい。
先程私、この「天使のボディーガード」が1987年のこの時期に出されたと言うことに触れました。
きっとだから推測するに、ルリ子さんの葛藤もほぼピークに達している頃だったのではないかと、やっぱり思ってしまうのです。
1987年4月ですから、短大も2年生に進学ですね。
来年には学生としての卒業を迎え、進路やそれに向けての活動も視野に入れなければいけない時です。
そして、おニャン子クラブになっても2年。
芸能界の中でも、おニャン子クラブはかなり定着して来ており、様々なジャンルに進出して来ています。
そんな中で、ルリ子さんもきっとご自分の未来を模索していることがずっと続いていたのではないかと思います。
もうこの辺りは、私もこのブログで何度も書かせて頂いているので同じことの繰り返しです💦
それで、この「天使のボディーガード」の中でのWITHおニャン子クラブとしての選出も、嬉しいのと反面で、複雑なお気持ちもあったのかなーってやっぱり思えてしまいます😭
もしかしたら、一番しんどい時期でもあったのかな、って最近しみじみと思うんです💧
ごめんなさい、周りの人とかのことではなく、あくまでルリ子さんそのものを取り巻く環境が、と言うことです。
いつも自分自身と
でもですね、私最近と言うかもうずっとルリ子さんを拝見していて思うことがあるんです。
ルリ子さんにとって、辛かったのは「誰か」や「何か」ではないんじゃないかと言うこと。
つまり、おニャン子クラブの中で近しいメンバーの誰かがソロなどになって人気が出て行くのを見ている。
だとしても、それに納得行かないとか、誰かに嫉妬心メラメラで、とかじゃないってことです。
端的に言えば・・・
ルリ子さんにとって最大の闘いは、いつも「自分と」だったのではないかな😥
私にはそんな風に思えるのです。
ルリ子さんは、例えば今回の場合だと、ゆうゆに対してねたみや嫉妬心が湧いて辛かったとか、そんな風には一切見えないのです。
ここは本当に。
絶対そんなんじゃない。
そんな風にルリ子さんが仲間を見ているとは、到底思えません。
だって、ルリ子さんは相手に寄り添っていつも感情移入できる素敵な特質を持っておられるから。
ここは本当に。
だから、身近だった色々なメンバーがソロになったり人気が出て行くことに対しても、心から喜んでおられたと思います。
そこは間違いないです。
ルリ子さんの闘いは、いつも「自分と」だったと思えるのはその理由からです。
思い描いていた夢と置かれた現実。
そして過ぎて行く時間。
焦りが生じても、何ら不思議ではありません。
自分はこれからどうなって行くのか。
自分はこれからどうすればいいのか。
それが積もり積もって、「自分と」葛藤の日々だったのかな、って思えるんですね。
きっとルリ子さんのご性格だから、「私は何をどうすればいいんだろう」って絶えず自分の方へ思いを向けながらずっと悩まれていたような気がします😭
何かをしなきゃしなきゃと焦れば焦るほど、長い長いトンネルに入って行くような。
焦りがさらに焦りを呼び、手に付かないご自分のことも、またイライラしてしまうかのような。
だから、この頃は憂いや焦りや先の見えない不安なお気持ちを抱えておられて。
でもそれも全部ご自分の中で受け止め、対峙されている。
「他の誰か」「他の何か」に向いている負の感情ではなく、「自分と」闘っているルリ子さん、に私の目には映ります。
とっても、切ないです💧
これもね、きっと何百枚って撮った中の1枚じゃないですか。
カメラマンさんにも、「笑って」と色々な指示が飛んでの撮影だったと思います。
だけど、ルリ子さんにとってこの時はこの表情が精一杯だったんじゃないかな・・・
そしてルリ子さんは、「あえて」この時はこの表情を残すことで、せめてもの心の叫びを伝えたかったのかも。
誰かに分かって欲しい
誰にも分かって欲しくない
悩んでいる時、この両者が気持ちに生まれてきます。
ルリ子さんも、この2つが行ったり来たり・・・
勝手ながらそんなことまで感じてしまい、世話ない苦しみを今私は感じています💧
でも、ルリ子さんの場合に至っては、悩みを抱えていることを見せられる場がもっとあってもよかったのかな、なんても思います。
だから、こうしていつもと様子が違う表情を見せて下さって「出せた」こと自体に、私は変な意味じゃなく少し安堵を覚えるのもまた事実です。
人間ですから。
20歳前後のか弱い女性ですから。
ルリ子さんはお1人で抱え込んでしまうから、もっともっと目に見えるところで出せたら楽になれたのかな、なんて・・・
余りに健気な笑顔で
でも、ずっと考えてきたように、ルリ子さんの葛藤は「他の誰か」「他の何か」に向いている訳ではないので、そのご自分の役割は一生懸命にこなされるんですよね。
それこそ、この時であればゆうゆのソロを盛り上げなきゃ!ってね。
でも自分の思いもあるのでとっても複雑で、がんじがらめになっていたと思う。
たまらないです。
だけど私が今日述べたいのは、そんな悩めるルリ子さんのお姿だけじゃなく。
その状況だったとしても、どこかで乗り越え、納得し、打ち込んで行くその姿と過程です。
だって、この「天使のボディーガード」のバックを務められるルリ子さんは、どれも最高の笑顔だから。
いざ始まってしまえば、自分の悩みを全面に出さず、満面の笑顔でゆうゆのバックとして立派に、いえ「WITHおニャン子クラブ」としての誇りをもって務め上げておられる、その凄さです。
私が今思い出す最強のこの時のルリ子さんは、やっぱりこの動画です。
私の目には、メインのゆうゆと同じくらい、キラキラのルリ子さんなんですよ😉
乗り越えた先に見せて下さる、爽やかな笑顔!
この瞬間だけでもハート撃ち抜かれますが、ここに至るまでのルリ子さんが乗り越えられた気持ちをそっと思うだけで、この曲の重みが私には何倍も膨らみます。
健気で健気で、胸張り裂けそうです😭
胸に伝わるから
私が関心があるのは、「悩み」を感じていることだけでなく、切り替えてご自分の役割を全うされるに至る、その過程なんですよね。
どの瞬間に、ふっと切り替わられたのか。
それはルリ子さんにしか分からないこと。
そして、もしかしたら私は立ち入ってはいけない領域。
でも、でも。
そんな葛藤をおよそ20歳と言う若さでご自身なりにもがきながら消化しておられたであろうことに私は感服します。
とても立派です、誰にでもできることではない。
非ソロとして世間には見られており、それゆえに色々な余計な噂などもあったかもしれません。
でも今、私に見えているのはそんなどうでもいい下らないことではなく。
ルリ子さんが悩み、葛藤しながらもおニャン子クラブのメンバーとして果敢にその中で与えられた役割に挑戦され、結果、内面的にも美しく成長をされて行くその姿ですね。
私はその事実・現実がキラキラの宝物になっています。
そんなことが私の胸に伝わって来る時、ルリ子さんだけを好きになって幸せだと、実感します。
ルリ子さん凄いです、本当にその若さでよく果たされましたね。
泣けてきます😭
目に見えなくても広がる青空
確かにルリ子さんは、ソロにはなっていない。
でも、大事なことは、目に見えることだけしゃないです。
むしろ、見えないことの中にこそ、大切なことが隠れているから。
当時悩み抜かれた時間を、誰よりもおニャン子の中で過ごされていたかもしれないルリ子さん。
だけど、そこに悲壮感や未練などが生じることはない。
ご自身と向き合い、常にご自身で道を切り開いて行かれたからです。
だからこそ、ルリ子さんはあれだけ立派に1987/9/20をもって芸能界を去って行かれたのかなと。
最高の、最強の笑顔だけを残して。
私には今、そんな大事なことがしっかりと時を超えてじんじんと胸に迫って来ています😭
それを教えて下さったルリ子さんに、感謝しかないのです。
今宵は、ジャケ写のルリ子さんの憂いの表情から、勝手ながらの推測をさせて頂きました。
何も情報がまだ頭に入っていない最初の頃にパッと見た時、ルリ子さんの心の葛藤が意味も分からず胸に伝わって来ていたのですが。
あれから少しだけルリ子さんの状況を知ることができるようになり、「そう言うことなのか」とすべて合致して行きます😣
健気に奮闘されていた、ルリ子さんのおニャン子クラブでの青春。
色々な思いの中での日々。
上手く行ったことも行かなかったことも、たくさんあったでしょうね。
伝えたかったこと、伝えられなかったことも、たくさんあったでしょうね。
だけど、そこにこそルリ子さんの人間味溢れる近付きやすい魅力を私は十分に感じています😊
もっともっと、掴みたいです。
ルリ子さんの健気な姿、思いに刻みます。
曇りの日も。
雨の日も。
雷の日も。
嵐の日も。
一つ上の空突き抜ければ、そこには真っ青な澄んだ空が広がっています😌
ルリ子さんの思い、心の中も、今そんな真っ青な空が広がっていますように。