昨日はちょうどブログ更新がお休みの日でしたが。。。
『おニャン子白書』によりますと、1987/6/15(月)は、おニャン子クラブ解散宣言の日。
今から35年前の出来事だったんですよね。
お休み前のブログで先に触れようかどうか迷ったんですけど、元々しんみりの日だったもので、そこから更にしんみりしてしまうと何か終われなさそうな気がしたのでやめていました・・・
でもさすがに、この話題を飛ばして何かを書くと言う心積もりにも何となく今日はなれず💧
どんなこと書こうかな?って色々考えをまとめようとするんですけど、今日に限って何かモヤモヤしたまんまで。
多分、このことをスルーできないって意識が、あったんだと思います。
だけど・・・
- こんな見始めたばかりの私に、この解散宣言の一体何が分かるのか?
- 私に、おニャン子クラブの解散について一体何が分かっていると言うのか?
- 私はまだ、この解散宣言を語ったり感想を言える程何も見ていないでしょう?
そんなことがずーっと頭をよぎり、どうしたものかと、思っています。
そして、よりによって代表の言葉がルリ子さんだったことは知っているので、何から何をどう書いたらいいのか分からず。
もう今年はやっぱりスルーしちゃおうかとも思いました。
その方が楽ですし。
・・・。
だけど。。。
半年間ルリ子さんとおニャン子クラブを見てきたこんな新米だからこそ、書ける部分もあるのかな。
今向き合うタイミングでもあるのかな。
何より、代表で宣言をされたルリ子さんの姿・思いを、スルーするなんて失礼なこと、できないな。
こんな私でも、今だからこそ見てみて感じ取る何かがあるんじゃないかな。
そんな風に思いました。
なので、今日は、解散宣言を通して感じたこと、書いてみようと思います。
1日遅れですが・・・
往年の、リアルタイムで応援されていたファンの方にしてみれば、本当こんな何も当時見ても応援していた訳でもない奴が偉そうに語るなよ、って思われるところが多いと思いますが。
どうぞ大きな広い心で、お読み下さい。
お願いします。
私の手が震える
今日は珍しく、まさに下書きもなく、白紙のところから思った通りのことを書き綴っています。
時系列も、同時進行です。
正直言いまして、私この解散宣言の動画は、まだ過去に一度しか見れていません。
ルリ子さんを検索し始めの最初の頃に、一度だけ見ただけです。
まだその時は何も分かっていない状態だったので、でも「わぁ、ルリ子さんこんなのやったんだ」って感じでした。
でも、雰囲気とかで何となく、重い状況と言うのは分かったので。
そして、泣きそうなお顔で話されているその姿に何かもうちょっといいわって、それっきりになってました。
だから、そこから今日、このサムネを見るのも久々になります。
再生するのも、久々になります。
これから、ルリ子さんが代表で話された映像を、久々に見ようと思います。
本当に、久々ですので、再生を押す手が震えそうです。
心臓バクバクしてます💧
では、これから聞いてきますね。
おニャン子クラブ代表の言葉
おニャン子クラブが解散してしまうのは、何だか、自分の通っていた学校がなくなってしまうみたいで、本当に寂しく思っています。
でも、解散しても私たちそれぞれの道で、頑張っていくつもりです。
その意味で私たちにとって解散することが新しいスタートになると信じています。
今まで応援して下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
これからも、夕焼けニャンニャン、そしておニャン子クラブ、よろしくお願いします。
代表の言葉:永田ルリ子さん
今日は、ルリ子さんの画像は、出せません。
無理です。
この言葉を文に書き起こすことですら、軽く見えてしまいそうで迷いましたが。
これが、この日のルリ子さんの解散宣言の言葉でした。
まさか私が自分のブログで、この日の解散宣言の言葉を載せることになるとは。
ルリ子さんの様子は。
表情はずっと強張り、緊張し、不安なお顔でした。
声も、泣きそうなのを堪えながらで、震えていました。
紙に書いていたであろうものを手にしっかり握り締めておられました。
今までに見えなかったこと
でも、今回私にとって凄く印象的だったのは、ルリ子さんの発する言葉に込められた強さでした。
もちろん寂しい気持ちがにじみ出ていましたけど、初めて見た時の印象より、強く、はっきり、信念を持っての言葉だったと、今回思いました。
手に書いたものをぎゅっと握り締めておられましたけど、でも一度もそれを見ることなく、ご自分の言葉として、しっかり伝えて下さったと言う印象です。
弱々しいものでも、未練たらたらのものでもなく。
決まった以上、前を向いて進んで行く。
そんな決意が込められていた言葉だったと、伝わってきました。
この語っていた時間すべてが、ルリ子さんらしく、ブレることがなかったなと。
そこが今回、気付かせて頂いた部分です。
これは、非常に大きい気付きでした。
皆様は、いかがでしょうか。
なぜルリ子さんだった?
この解散宣言をするにあたって、「どうしてルリ子さんがよりにもよって」と、私は最初思っていました。
半年間だけですがルリ子さんをずーっと見てきて、ルリ子さんがこのメンバーの中で一番、この類のものが苦手で、最もされない、されたがらないタイプなんじゃないかと真っ先に思ったからです。
いつもどちらかと言えばルリ子さんは控えめで、前に前に出てくるタイプではありません。
ましてみんなを率先してガンガン引っ張っていくリーダーのようなタイプでもありません。
なのにこんな、最も酷に思える役割をなぜ?
どうしてルリ子さんが?
在籍期間が長いから?
年齢が一番上だから?
普通にそんな感じです。
だからこの時、もしその対象に当てはまる他のメンバーがいたならば、その人になっていたのではないかと言う感じ。
たまたま、このすべてに当てはまるのがルリ子さんだったから。
そしてルリ子さんご本人も、一番誰よりもしたがらない役割なのではないかと、思っていました。
”誰か他の人にお願い、私は無理”って思われたのではないかと、勝手に。
ルリ子さんでなければ
だけど、実際ルリ子さんはしっかり宣言を代表でされました。
内心どんなことを思われていたのか、当日までどんな思いでおられたのかは、想像するだけしかできないですが。
とにかく、この日間違いなく、果たされた訳です。
でも、見終えてみて、私の当初の「どうしてルリ子さんだったのか」と言う思いは、完全に間違いだったと、今思っています。
この宣言は、ルリ子さんだから、いえもう少し強く言えば、ルリ子さんでなければ、できなかったのではないか?と。
いえ、違いますね。
ルリ子さんだから、伝わった。
ルリ子さんでなければ、ここまで伝わっていなかった。
そう思っています。
お辛かったことでしょう。
泣き虫で、言いたいこともいつもちゃんと言えないって、だから誤解されやすいんだって、こぼしておられたルリ子さん。
どれだけ力がいったことでしょう。
ご自分のことを「弱虫」、「自信がない」、「誰かに頼ってないと生きていけない」って、そこまで言われていたルリ子さん。
そのルリ子さんが、みんなを代表してあんな緊張する場面で、たった1人で思いを吐露しなければいけなかったこと。
せめて誰かもう1人くらい一緒に、、、って思われたかもしれません。
紙を握り締めているルリ子さんの手から、どれ程緊張したかが、伺い知れます。
でも。
逃げることなく、ルリ子さん1人で、あの宣言をきっちりされた。
ルリ子さんがあの場で語られたからこそ、この解散宣言は成り立った。
ルリ子さんでなければ、成り立たなかった。
そう思います。
他にも、ルリ子さんと同じ程、長く支えてきたメンバーもおられますが、ルリ子さんが果たしたからこそ、重みと説得力と事実が、しっかり伝わったんだと思います。
特に、最後の
今まで応援して下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。
の時、しっかり前を向き、感謝の言葉を述べておられたルリ子さん。
それまで目を伏せがちだったのに、その瞬間上げた瞳の真っ直ぐさに私は、心底驚きました。
それと、終わりにメンバー全員お辞儀をしますが、誰よりも一番深々と頭を下げて感謝を表されたルリ子さんに、心打たれました。
凄いな、ルリ子さんの強さ。
気持ちの真っ直ぐさ。
1ミリも濁っていない、純白の思い。
そして、責任感の強さ。
2年半が強くする
解散宣言が終わり、始まった【かたつむりサンバ】。
ルリ子さんの表情はまだ少し、強張っていました。
切り替え、難しいですよね、曲調は妙にノリノリで明るいですし。
もう少し”流れ”ってものを、スタッフも考えてあげて欲しかった。
そして、私の目に飛び込んできました。
振りで後ろを向いた瞬間に、ルリ子さんが涙を拭ったのを。
涙を見せないと、もしかしたら決意していたのかもしれません。
相当な泣き虫で、これまで散々メンバーの卒業でもボロボロ泣いていたルリ子さんが、この宣言を泣いて言えなくなるのはもしかしたらご自身でも容易に想像していたかもしれません。
でも、あれだけきっちり果たされた。
宣言が終わるまで、ルリ子さんの目から涙はこぼれ落ちませんでした。
危なかったけど。。。
その強さに、心臓えぐられます。
歌が始まり、フロントボーカルのメンバーが泣きながら歌っているのを聞いて、初めてルリ子さんはご自分も抑えていた感情がこぼれて来たのかもしれません。
だけど、ルリ子さんの凄さはまだここからでした。
涙を拭って振り返られた後の最初のサビの部分からはもう、いつもの優しい笑顔に戻っていましたね。
私にはそのすべてのお姿が衝撃的過ぎて、ちょっと放心状態です。
この時に、私のような者でも、ルリ子さんが2年半で本当に人としても女性としてもおニャン子クラブメンバーとしても成長を遂げておられたんだと、気付きました。
年上にも年下にも関係なくいつもみんなからイジられて、ツッコまれて、心配されて、もっとしっかりしろって言われていたルリ子さん。
ご自身も何度も、悩んで葛藤されていた部分なのかもしれません。
でもこの瞬間には、そんな弱い面に悩んでいた方だとは思えない程、芯の強さや凛とした真っ直ぐさを持つ、眩しい程に素敵な女性になっていたと、私には映りました。
だからこそ、この日この大事な宣言をするのは、他でもない、ルリ子さんにしか果たせないものだったと、確信に変わりました。
凄いですね、ルリ子さん。
色んなもの、最終的にはご自分と向き合って、とっても立派な女性になられたんだなぁと。
言っても、この時点でルリ子さんまだ19歳です。
お誕生日は次の週、そこでやっとはたちを迎えられる、そんな時です。
大変な時期でしたね💧
おニャン子クラブも激動の2年半でしたけど、本当、メンバーの中で誰よりももの凄い時間を歩んで来られたのがルリ子さんなんじゃないかなと、やっぱり思いますね。
【結論】
解散宣言にルリ子さんが選ばれたのは、在籍期間が長い、一番年長、そんな理由だけではない
そして、ただ言わされていただけでもない
ルリ子さんでなければ果たせなかったから
になります。
私の個人感想ですが💦
弱くなんかない
ルリ子さんを見ていると、本当にどこまでも真面目で、凄いなって思います。
自分の弱さも克服しなければいけないことも、ちゃんとちゃんと向き合って。
私なんか、欠点も仕方ない!これが私だし!ってすぐ開き直っちゃいます。
ルリ子さんはご自分がいつも言っておられるような、弱虫でも弱い人間でもないです。
だって、本当に強い人だからこそ、自分の弱さを認められるんです。
弱い人は、自分の弱みを見せたり握られたりするの、嫌がります。
しかも、そんなんじゃないって威勢を張って、強く見せようとするのではないでしょうか。
ルリ子さんは真反対。
ご自分の弱い部分をさらけ出し、悩んでいるって打ち明けて、克服したいっていつも願っておられました。
そして、その為にもいつも努力を重ねておられたと思います。
そんな人の、どこが弱いんでしょう?
強くなければ、できないです。
だから、ルリ子さんは弱くなんかない。
むしろ、人として一番大切な部分をいつも見失わず、本当に内面を磨かれていった、めちゃめちゃ強い人です!
パワフルでストロング!の強いじゃなくって。
しなやかで魅力のある内面の美しさ、の強さです。
ルリ子さんだけしか持っていない、本当に素晴らしい部分です。
私は、多分気になり始めた頃から、その部分が心に迫ってきていたので、のめり込む程好きになったんだと思います。
そして、それがまったく間違っていなかったこと、嬉しく思います。
その2年半の集大成のルリ子さんの強さがMAXに到達したのが、この解散宣言だったように、私には感じました。
貴重な動画に感謝
今回、本当におよそ半年ぶりに私は、このルリ子さんの宣言を拝見しました。
真剣に何度も見れるパワーはなく、2回くらいでダメージが大きくなり、無理でしたが💦
でも、私のダメージなんか、大したことないです。
ルリ子さんの消耗された心身のパワーを想像したら、本当。
そして、きちんと拝見したそのお陰でルリ子さんの新たな魅力や、この時いかに大事な日を迎えたのか知ることができ、やっぱりきちんと姿勢を正して見て、よかったと思います。
いつものに加え、動画主さんの遊夕さんは昨日、新しくフル放送も上げて下さっています。
こうした、貴重な動画を提供して下さる方たちがおられなければ、私はルリ子さんの生の息吹を感じることができない訳で、本当に感謝しています。
別バージョンの、フル放送もご紹介いたしますので、どうぞご覧になってみて下さい。
ただこれ、ちょっと動画で気になるのは。
ルリ子さん、解散宣言&かたつむりサンバ終わってすぐは席に座っておられたんですけど、途中からお姿が見えなくなったんですよね・・・
普通にカメラにただ映ってなかっただけならいいんですが、多分、おられなかったように見えるんです💧
もしかしたら、エネルギーを使い果たし、とてもじゃないけどあそこに残るパワーがなくなったのかな、とか・・・。
だから、あの場から退出されていたのかもしれません。
それ程、大きな大きなこと。
心身を消耗することだったんだろうなって思うとまたね、本当に。
よく立派に果たされたなって思います。
終わりがあれば、始まりがある
最初に、司会の吉田照美さんが【こういう日が来るのは分かっていた】と言われていました。
どんなことにも、必ず終わりはあるもの。
どんなに栄えたことも、永遠に続くものなどありません。
いつかは必ず、終焉を迎えます。
華々しいものに感じるものであればあるほど、その終わりは切なく儚く、半ば受け入れ難いものなのかもしれません。
おニャン子メンバーも、ルリ子さんも、きっと同じだったと思います。
いつかこんな日が来るのは分かっていた、でもいざそうなると信じられない。
とは言え、グダグダと続いていくようなことも、願っていなかったんじゃないかと思います。
ここに、ルリ子さんが述べられた言葉の重みや意味がまた最後加わるんだなって思います。
解散しても私たちそれぞれの道で、頑張っていくつもりです。
その意味で私たちにとって解散することが新しいスタートになると信じています。
解散は、終焉ではなく、その先の意味があること。
それぞれが、それぞれの道を歩んでゆくこと。
そのためにスタートしなければいけない時に来たと言うこと。
番組の視聴率が落ちてきたとか、何か色々勿論大人の事情はあったのかもしれないけど。
皆さんそれぞれ、新しい人生を始めるための、解散です。
始まりがあれば終わりがある。
逆を返せば、終わりがあれば始まりもある。
その瞬間に来た、と言うことなのかなって思いました。
終わりに
当時、この時間をリアルタイムで見ておられたファンの皆様は、どんなお気持ちだったのか💧
想像するに忍びないです。
知りもしない、何もまだ分かっていない、こんなド新米の私の主観でしたが、どうぞお許し下さい。
でも少しでも、おニャン子クラブとルリ子さんの思いに近付きたいのです。
35年前だろうと何だろうと、今回しっかり見ることができて、色々私なりに感じることができたのは、本当に大きな収穫でした。
何より、大好きな大好きなルリ子さんの頑張りと内面の強さをまざまざと感じることができ、感謝しています。
何か、誇らしい気持ちにすら、なっています。
ルリ子さんのことを誤解して色んなことを言う人たちがいるならば、それはルリ子さんの眩しい強さに跳ね返されて妬んでいるだけ。。。
私は、ルリ子さんのことがもっともっと本当に大好きになりました!
色んな多角的な魅力をお持ちのルリ子さん探しの旅は、これだからやめられません。
小さな小さな力にもなりませんが、そんなルリ子さんの素敵な魅力をここから発信させて頂ければ、こんなに嬉しいことないです。
本当に、心から、大好き。