(続)高齢者を狙った銀行のおススメ投資信託
前回の続き。
年末年始で帰省したときに義母から聞いた「地銀が勧めてきた投資信託(ダブル・ブレイン)」の話。
さらにシミュレーションをしてみました。
今回は、元本100万円を5年間運用したケースで、手数料と運用益を考えます。
+5%の場合
まず、信託報酬が引かれる前のファンド成績が+5%/年の場合
5年間運用後の
個人の運用益は+158千円、
支払った手数料140千円。
金額はあまり変わらない・・・儲けを山分けかい?
通常、年利5%の複利計算なら、5年間の運用で+ 27.6%は行くはずなのに、+ 15.8%止まり。
信託報酬は毎日毎日、評価額からジワジワ引かれていくので、明確に見えないし、ウヤムヤにされてしまいがちですが、1.928%という経費率が、やっぱりエグい。
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年率+ 5%あったとしても、信託報酬で2%くらい引かれてしまうから、運用益は年3%程度に抑えられてしまうのね。
+1%の場合
次に、信託報酬が引かれる前のファンド成績が+1%/年の場合、
5年間の運用後、
ファンド成績はプラスだとしても、
信託報酬引かれて、
個人は△46千円の赤字に転落。
支払う手数料は129千円。
ファンド成績が年+2%以上キープできなければ「手数料貧乏」に没落か。
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+10%の場合
ファンドが好調で、
+10%/年の成績であれば
個人の運用益は+461千円
支払う手数料は157千円。
毎年毎年+10%も伸びれば、
運用益は出るだろうけど、
手数料もカッチリ取られます。
市場は常に同じ率で成長するわけではなく、実際には上がったり下がったり。実際には、こんな計算どおりではないのだけれども・・・
ちなみに、このファンドの成績は![]()
ショボいなぁ・・・
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よりによって、こんな高い信託報酬のショボいファンドを選ぶなんてね。
もっと低い信託報酬のファンドもあるのに・・・。
どういう風に高齢者を言いくるめて、勧誘しているのか知らんけど、つくづく良い商売だーね。
リスクは個人に、
手数料は確実に。
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やだやだ・・・





