2023/4/4 投資日記〜資源株上昇!さて良いのか悪いのか。+58K~

 

 

おつかれさまです。

 

前日の米ダウ平均は、

+327ドルと続伸。

原油高により資源株が好調で、ディフェンシブ株に買いが集まった模様。しかし、ハイテク株のナスダックは下落という、方向感が出にくい雰囲気です。

 

昨日発表された米ISM製造業景況感指数が、前月比△1.4ポイントの46.3。市場予想(47.3)を下回り、好不況の基準である50ポイント以下が5か月連続、景気の先行き懸念が示されています。

 

金融不安を挟んで、今回の原油高。

なにやら局面が変わりつつある感じがしています。

 

 

1.本日の日経平均株価

 

28,287.42円( +99.27)

(日経新聞ウェブ版)

https://www.nikkei.com/markets/

「米国株の動きと同じく、

日経平均もハッキリ方向感が出ない感じでしたが、ジワジワと続伸。

 

28000円前半をキープしながら、

まだ上を狙えるのか?

また、この辺りで頭打ちのパターンかな。」

 

2.本日の資産増減:

 

前日比  +58K

「任天堂は、何上げですか?」

キョロキョロ

3.本日の売買:

 

・東京海上HD 100株買い増し→500株

「JTからの乗り換え再投資」

 

・JT 100株売り +32% +67K(一部利確)→残100株

「思い切って、含み益を一部だけ利益確定。

またどこかで買い増す機会があればいいけれど。」

・INPEX 100株売り +9% +13K(一部利確)→残100株

「せっかくの原油高の恩恵を、少し利確。」

 

・ミンカブ 200株売り △7% △30K(損切り)

「1日待ってみたけどダメでした。

損切りルール発動です。」

 

4.本日のつぶやき

 

OPECプラスの一部の国々が追加減産を表明。

原油価格の上昇が、日米株価にも影響しています。

 

資源株の上昇で私も潤いましたが、

さて良いのか悪いのか?

 

もちろん喜べる話ではなくて、

オイルの背後には、常に地政学リスクが潜んでいます。

 

今年3月、サウジアラビアとイランの国交正常化のニュースが流れました。

 

 

この2カ国は、2016年から国交を断絶している中東のライバル大国

中東情勢の安定化という点では、国交正常化は大きな進展です。

 

しかし、問題は、この仲介をしたのが中国だったという事実で、この国交正常化も、北京で発表されました。

びっくり

米国と対峙する中国とイラン、そして米国との関係性が揺らぎつつあるサウジにとっては、見事なパフォーマンスでした。

これにより米国の中東への影響力低下が鮮明となり、中国の存在感が一段と際立った格好です。

 

そして早速、今回の追加減産による価格高騰。

価格高騰で潤うのは中東諸国だけではなく、

産油国のロシアも同じ。

 

逆に苦しむことになるのは、インフレ退治に忙しい国々という構図です。

えー

2020年のコロナ禍から、そしてウクライナ侵攻以来、高騰している原油価格の恩恵で、産油国のマージンは莫大なものとなっており、着実に国力を強めています。

https://pps-net.org/statistics/crude-oil

 

日本を含め、非産油国がエネルギー高に苦しめば苦しむだけ、産油国には、おカネが流れ、パワーが増す。

2010年代以降の米国のシェールオイル革命で、パワーバランスが変わったかに見えましたが、形成逆転の様相となっています。

そして、その局面に、米国との覇権争いに挑む中国が絡んできました。

 

サウジアラビア、中国、

そしてロシア。

キョロキョロ

先進国側の視点から見れば、

また、オイルを人質に捕られたようなもの。

この世界分断の状況下で、

あまりよろしくはないですね。