ナルキッソス「エドナール」
ポエティカス(口紅ズイセン)
幅の広いゆったりした花弁に 小柄のカップ
純白の花弁が純潔性を感じさせる
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厳しい季節
展開する指紋 麦は下がってこない
降りだした雨が 30年代型の確かな成長を見届け
「歩く」ことが続く と 小さく微笑んだ
黒アゲハのアルプスはとても良かった
夜明け前 結晶による斑紋が 淡い黄色やピンク色に輝き
金を散りばめた瑠璃色の舞台 概要と距離に耳を傾ける
旅支度の3つの舞台 今だ
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もう1つの季節
終わりを予感するほどの華奢な面影を
砂糖菓子のキリンの足元にひろげ
涙を誘うオーバードの響きに身をまかせるだろう
金の格子の天使よ
手紙はスカーフを巻く姿を想像する情熱を
私のこの冷たい手に積もらせれば
静かに美しい雪の街に最期のアリアを吸い込ませる
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虚構の純粋さ
自分の持っている器を試す
可能な限りのリアリティーをもって
予備の花束を持って
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味覚の素晴らしさ
4次元サラダ
どれだけ美味しいドレッシングを用意できるか
デカイお皿でシャッフル
フルーツとしてレモンは
小皿に飾り付けて盛った
僕らの生活も 対の背景の宇宙も
大きなお皿も
ソースも
必要ではなかった
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はしご算
解体寸前の過程と牧歌
66年のホットなコミューン
見かけの明るさ
予備のねじ
天国の穏やかさをたたえて
