2021.2
糖尿病の患者さんが、血糖値の乱高下で、まるで精神疾患を持っているかのように見えることがあるという話だ。
「血糖値スパイク」
(リンク先より転載)
…怖いのは、血糖値スパイクを繰り返していると膵臓が正常に働かなくなり、必要以上に血糖値を下げてしまうようになること。これを『反応性低血糖症』と言うのですが、代表的な症状には、やたら眠くなる、疲れやすい、やる気が起きない、集中力が続かない、不安、動悸、といったものがあります。
これが低血糖からくるものとは気づかず、症状から精神科や心療内科に行き、うつ病や自律神経失調症と診断されている人は非常に多いのです」
実際に精神医療の現場で、その可能性を考えた上で治療にあたってくれる所は、とても少ないように思う。
①本当は精神疾患ではないのに精神薬が処方される。
②精神薬の処方により副作用が現れる。もともと精神疾患を持っていないのに、統合失調症等と診断される。(もちろん薬剤性。しかし、精神医療の世界では、副作用を本人の病気の症状とされることは日常茶飯事である。)
③内臓疾患の発見が遅れる。特に処方薬に糖尿病を悪化させる副作用があるので、糖尿病の場合はどんどん悪化する。
④糖尿病の悪化した症状が、精神疾患の悪化に見えるので、統合失調症等の薬は増薬される。
⑤増薬された統合失調症の薬が糖尿病を更に悪化させる。
こんな恐怖の悪循環に陥っている患者さんが、恐らく日本中いろんなところにいる気がしてならない。
精神科医の方は、一通り内科も分かってないと…ダメな筈なんじゃ…💦
内臓疾患など、他の疾患である一切の可能性を排除してから精神疾患を疑うのがセオリーだと聞いて居ますが。
でも、自分自身の体験と、福祉の仕事で利用者さんの主治医の話を聞く限りでは…それが出来てる医師はそんなに多くないというのはわたしの体感です。
特に一度精神疾患とされると、内科的な病気の治療より精神科の治療を何故か最優先してしまうようにすら見えます。
というのは…
病院内で、精神科全体に対する差別ってありますよね。
この患者さんは精神疾患があるからうちの科では治療出来ない、と他科に拒否されるってこと。
そういった精神科への差別が、余計に精神科の患者さんを孤立させているんでしょうね。
世の中には「全く現状に疑問を抱けない人」と「現状に疑問を抱くことが出来る人」二種類がいるのだろうか?
医療による精神障害者の無闇な量産をストップさせないことには、日本の未来は明るくならない。
本当に困っている人を助けずに、医療者が扱いやすい人を患者にして囲っているように見えてしまう。
扱いにくければ、拒否、隔離、拘束。
栄養療法、心理療法、社会療法、
薬物療法以外に出来るアプローチは沢山ある筈だけれど…
今のベルトコンベア医療、診療報酬体制では厳しいのかな…更にそれに従属した福祉では。
アメリカで売れ残った抗がん剤をバンバン販売しているのも、日本くらいだと聞いた。
今や海外先進国でのガン治療は代替医療が主流だと、英語サイトが読める友人が言っていた。
しかし日本では、闇雲に代替医療を敬遠するだけでなく、 薬事法の対象にしたり、医業類似行為として取り締まっている。
日本の医療って、製薬会社って、商業主義だよなぁ。
権威主義ともいう。
薬で人は治せないのにね。
薬との向き合い方、
自分との向き合い方、
あとは、薬を処方する前に、又は処方しながら、今後の見通しを医師が教えてくれたら、話し合えたら、本当にありがたいなあ。
一時的に楽にすることは出来ても、根本的に病を治すことは自分自身にしか出来ないのにね。
患者サイドも、病院にかかっているからって、受け身で病人として生きるだけじゃなあ。
人生も楽しまないと。