OSHO禅タロットカードより


雲のスート7

POLITICS(政治)



この人は誰でしょう?
最も無垢で誠実な人を除き、誰でも心のどこかに策を弄する政治家が潜んでいます。
事実、心(マインド)は策士です。状況と人びとを操ろうとして画策し、策略を用い、自分の欲しいものを手に入れようする、それが心の本性なのです。ここでは、その心は雲で覆われた蛇で表わさ れ、「二枚舌」を使っています。しかし、理解しておきたい大切なことは、どちらの顔も嘘だということです。
甘くて無垢な「私を信頼して」という顔も仮面で、邪悪で毒を持ち「おまえなんかおれの思い通りになるんだぞ」という顔も仮面です。このゲーム全体が嘘なのです。このゲームをしていないかどうか、自分自身をよく省みてみましょう。自覚することは痛みを伴うでしょうが、ゲームをさらにつづける痛みほどではありません。そんなことをしても結局誰のためにも、あなたのためにすらなりません。このやり方でなにかを達成したとしても、それはすべて水泡に帰してしまいます。


うまく装うことのできる人、偽善者になれる人であれば、 誰でも政治的な指導者に、或いは宗教的な聖職者になるだろう。
そういう人には偽善だけがあればいい。ずる賢さだけがあればいい。装えればそれでいい。
政治家たち、聖職者たちは二重の生活をしている——。ひとつは表の入口から、 もうひとつは裏口から。そして、その裏口の人生こそが彼らのほんとうの人生だ。表口での笑みは偽りにすぎず、と ても無垢なように見えるその顔は、訓練で鍛えたものにすぎない。 
もし政治家のほんとうの姿を見たければ、政治家を裏口から見なければならない。政治家の裏口は自分のあるがままをさらけ出しているし、聖職者も同じだ。 この二種類のずる賢い人たちが人類を支配してきた。し かも彼らは、もし人類を支配したければ人類を弱くし、 罪悪感を抱かせ、自分には価値がないと思い込ませることだということに、ひじょうに早くから気づいていた。その尊厳を破壊し、栄光をすべて取り去り、屈辱を与える ことだ、と。しかも彼らは、まったく目につかないほど微妙なやり方で屈辱を与える方法を見いだした。国民に屈辱を与え、個人を破壊してしまうのは、国民自身に任せるのだ。彼らはあなたがたに一種の緩慢な自殺を教え込んできた。






上のメッセージは、カードの添付文書のメッセージを出来るだけ原文に沿って、難解な部分を私りの独自の解釈でまとめたものです


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