ショージワシントンの正直日記

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半年以上更新をサボッていたのですが、予想以上にページビューがあります。一番多いのが「NEC田村優は天才だった」というページ。田村ファンが見てくれているのでしょうか。


というわけで、最近の田村優の感想です。日本代表ではインサイドセンターというポジションがはまってきましたね。フィジカルの強さだったら、トンガにもフィジーにもウェールズにも負けていませんでした。往年の元木由記雄のようなタフなセンターになってきたと思います。パスやキックの技術ならば元木よりも上です。


昨年秋のトップリーグ初戦、近鉄戦では5、6人を引きずってトライを決めました。昨年見たトップリーグのトライの中で、個人的にはこれがベストトライです。フィジカルに加え、ボディーバランスの巧みさ、1人で突っ込んでいく勇気などに感心しました。以前は「取ってみろ」というような強引なパスも多かったのですが、最近はプレーも丸くなってきたような気がします。


日本代表ではレギュラー確定というわけにはいきません。SOに小野が入るときは、立川がインサイセンターに回り、田村が控えというケースが多くなっています。エディー監督の方針ですが、これはもったいない。SOに立川を入れて、センターに田村とマレ・サウというラインが現在の最強布陣だと思います。

ラグビー日本代表は6月8日の試合で、ウェールズに18―22で惜敗しました。


4点差を追う後半ロスタイム、日本の攻撃は見せてくれました。相手陣22㍍近くまで迫り、ウェールズの足も止まっていて、あとフェーズを1、2回重ねれば逆転トライというところで、パスは相手の手に当たりノッコン。ゲームセットです。


これはノッコンではなく、どうみてもウェールズのペナルティー。日本のパスをキャッチしようとしたのではなく、明らかに手を伸ばして意図的にボールをはたき落としています。日本のトップリーグでも、きちんとした審判ならば、これは反則を取るでしょう。


もしもノッコンではなくペナルティーだったら試合継続ですから、日本が歴史的勝利を挙げる可能性はありました。試合後、ツイやマレ・サウら外国人選手が主審となにやら話していましたが、そのことを質問していたのではないでしょうか。


好ゲームが誤審で終了したのは残念ですが、日本が大健闘したという事実は代わりません。今週末のウェールズ戦に期待しましょう。

今季のラグビーシーズンも大詰め。今まで更新するのをサボッていましたが、トップリーグでは神戸の躍進、大学では筑波や明治の健闘もあって、例年以上に面白いシーズンといえそうです。


今季はオフロードパスがトレンドですね。タックルを受けても倒れる前につなぐパスです。かつて東芝などが目指したスタイルですが、結局日本では流行らず、寝てつなぐラグビーが主流になっていました。それが昨年のW杯やソニー・ビルのパナソニック加入などで、にわかにブームになった感じです。


早明戦の明治SO染山のラストパスも、不格好でしたがオフロードパスです。ゴール前で3人のタックルを受けながら倒れず、何とかパスを放って、逆転トライにつなげました。あそこで倒れなかった染山の執念が、明治を12年ぶりの対抗戦優勝に導きました。


ただし、トップリーグの試合を見ても、オフロードパスをうまく使いこなせているチームや選手は多くはありません。ノッコンしたり、相手にボールを拾われてターンオーバーされたり。ダウンボールした方がいいのに、無理にパスを出して失敗するケースも目立ちます。キヤノンなどはオフロードでつなごうというチームの意思を感じます。あとはスキルをどう上げていくかですね。


ところで大学選手権の新方式は面白いですね。帝京、筑波、明治、早稲田の対抗戦4強と東海大の優勝争いでしょうか。フィジカルならばNO・1の東海大がどのくらい強いのか、まだ分かりません。予選リーグでの明治との戦いに注目です。

ラグビー日本代表がグルジアを下しました。先週のルーマニアに続いて欧州遠征2連勝という快挙です。22ー22から小野のドロップゴールが決まり25-22となったところでノーサイド。劇的な勝利でした。


勝因の一番はディフェンスでしょう。体の大きなグルジアの突破を果敢なタックルで止めました。先週のルーマニアもグルジアも密集サイドをただ縦に突っ込んでくる単調な攻撃で、守りやすかったという側面はあります。ただ、ついこの前までは、そんな相手にも勝てなかったのですから、日本が進化したというのは事実でしょう。


ルーマニア戦ではマイボールのスクラムを全くキープできなかった日本ですが、グルジア戦では球出しを少し工夫していました。それでも立て続けにコラプシングを取られるなど、スクラムは完敗です。これから上を狙っていくには、このスクラムを何とかしなければいけません。第1列に使えそうな外国人を探すとか、19年W杯に向けてプロップ向きの中高生を発掘するとか、なんらかの手段が必要です。


ルーマニア、グルジア戦とも接戦でしたが、ラグビーの質自体は両国を凌駕していました。ボールを動かして継続するというジョーンズジャパンの方向性は間違っていません。スクラムさえ強化できれば、強豪の欧州5カ国や南半球4カ国に勝負を挑めるチームになっていきそうです。。



ラグビー日本代表の胸のすくようなトライを久しぶりに見ました。24日のフレンチ・バーバリンアズ戦。前半ロスタイム、自陣でペナルティーを得た日本は右に展開。ラストパスを受けたWTB竹中(筑波大)が右タッチライン沿いを70メートル疾走、スピードと個人技でディフェンスを3人かわしゴールに飛び込みました。試合は18-51で敗れましたが、このトライを見られただけで個人的には大満足です。


一方でチームとしての課題も盛りだくさんのゲームでした。相手トライの半分以上は、ラインの裏にキックを蹴られ、BKが走り負けてトライを取られたもの。日本は守備を続けるうちに、ラインの裏に誰もいなくなってしまう。そこを狙われました。これはディフェンスのポジショニングの問題です。Jスポーツの解説者は「裏を取られても、走り負けない走力を付けなければ」と話していましたが、これは現実的には無理。走力の劣る日本は、ポジショニングでケアしていくしかありません。


試合後、この日の主将を務めた大野が「日本代表は間違いなく強くなります」と話していました。控えめな大野がそこまで言うからには、根拠があるのでしょう。確かにカーワンジャパンに較べると、選手のモチベーションはかなり上のような気がします。パシフィックネーションズから5連敗。発展途上の日本代表ですが、大野の言葉を信じて気長に待つことにしましょう。



20日に行われたラグビーのフレンチ・バーバリアンズ戦は仕事で見逃してしまいました。ネットの書き込みなどを見ると、日本代表のパフォーマンスは悪かったようですね。ジョーンズ監督は「タックルもできないような選手は、2度と代表に呼ばない」と激怒したそうです。


これは日程の問題です。17日にテストマッチのサモア戦があって、20日にバーバリアンズ戦。WTB廣瀬、CTB仙波、FB五郎丸らは中2日で先発しました。これで彼らにベストのパフォーマンスをしろというのは無理なこと。バーバリアンズ戦は言ってしまえば「花試合」、オールスター戦のようなもの。サモア戦のようなモチベーションを維持しろというのも、どだい無理な話です。


日本ラグビー協会がこんな無茶なスケジュールを組んでおいて、敗戦を選手のせいにするのもいかがなものでしょうか。テストマッチから中2日という日程ならば、完全なBチームを出せば良かったのですが、スポンサーの「リポビタン」に配慮したのか、何らかの契約があったのかも知れません。


だいたい、フレンチ・バーバリンアズって何? これじゃ、いかにも「花試合」でしょ。せっかく金をかけて呼ぶのなら、もっとマシなチームはなかったのでしょうか。協会のやることは、一々理解に苦しみます。

ラグビーパシフィックネーションズ(PN)で日本が1点差で敗れたサモアは不思議なチームでした。PN勢で比較しても、スピードはフィジーに劣り、フィジカルはトンガに劣る。突出した選手もいない。それでいて、フィジーにもトンガにも日本にもきっちりと勝って、全勝優勝を果たしました。


はっきりしているのは、「ターンオーバー狙い」のチームであること。チャンスとみれば、ものすごい勢いで2人目、3人目が密集に飛び込んで、ファイトを仕掛けてきます。腕力が強くて、下半身もしっかりしているから、日本選手はひとたまりもない。ミニ「ジョージ・スミス」がごろごろいるようなチームです。それで相手が「ノットリリース」の反則を犯せば、思うツボ。優秀なゴールキッカーもいるし、タッチに蹴ってモールという「鉄板」の攻撃パターンも持っています。日本代表は10個近い「ノットリリース」を犯し、それが失点につながりました。日本が密集でこれほど反則を犯すのは珍しいことです。


フィジー、トンガ戦ではほとんどゲインを切れなかった日本ですが、サモア戦では仙波やニコラスのタテ突進が何度も決まりました。実はこれもサモアの巧妙な作戦かも知れません。プレッシャーを控えめにして相手を誘い込み、孤立したところを囲んでボールを奪うという作戦です。相手に自由に攻めさせておいて、自分たちのトラップにかかるのを待つ。まるで「アリ地獄」のようなラグビーですね。


日本が健闘したというのは事実ですが、サモアはやはり1枚上手だったと思います。世界にはいろんなラグビーがあるものです。

ラグビーのサモア戦、日本は1点差で惜敗しましたが、エディー・ジョーンズ監督になってからのベストゲームでしたね。トライ数は日本が4つで、サモアが3つ。日本はトライ後のコンバージョンゴールをすべて外しましたが、1つでも入っていれば勝っていました。残り1分で、秩父宮に「ニッポン」コールが湧き上がりました。ラグビー代表戦でこんな盛り上がりは、久しぶりのことです。


SOの立川は素晴らしかったですね。彼が起点になってボールが動き、4つのトライにつながりました。特にインサイドCTBに入ったニコラスとのコンビで相手ディフェンスを効果的に崩していました。判断力もあるし、パスの精度も高い。自分で突破するフィジカルの強さも持っている。「レギュラー確定」どころか、「日本のSOはしばらく彼で安泰」というレベルのプレーでしたね。課題はキックの距離と精度だと思いますが、今後の成長に期待しましょう。


一方でベストゲームをしながら勝てなかった原因は分析しなければなりません。例えば多発した「ノットリリース」のペナルティーは反省材料です。ディフェンスが固まっているところに無理に突っ込み、ボールを奪われそうになって「ノットリリース」というパターンが目に付きました。サモアの巧妙な「トラップ」に引っ掛かったという見方もできますが、相手に許した3トライはすべて反則絡みだけに対策が必要です。


ともあれ、将来の可能性を感じさせてくれたジョンズジャパン。こんなゲームを続けていけば、メディアにも注目され、ファンも戻ってくるはずです。今後に期待しましょう。

ラグビー日本代表から忽然と姿を消したCTB田村優を見つけました。15日に行われるジャパン・ジュニア対トンガ戦の先発メンバーに名前を連ねていました。ジャパン・ジュニア? アジア5カ国対抗では代表の先発CTBだった田村が、なぜ今さら大学生と一緒になって戦う必要があるのでしょうか。5カ国対抗でもパフォーマンスに問題はなかったと思います。ジョーンズ監督に干されたという見方は、当たっているのかも知れません。


代表はパシフィックネーションズで連敗し、瀬戸際に追い詰められています。もしサモアに敗れて全敗となったら、マスコミの論調は「失望」から「批判」に変わります。「カーワンの方がマシだった」という声も出てくるでしょう。何はともあれ、カーワンジャパンは昨年の大会で優勝したのですから。


その大切なサモア戦を、どう戦うのか。フィジー、トンガ戦で守備が破綻していたSH日和佐、SO小野のHB団は当然変えるべきです。特にディフェンスの極端な弱さが露呈した小野は、トンガ戦同様に狙い撃ちされる可能性が大。じゃあ小野に代わるSOは誰か。現段階では田村しかいないでしょう。その田村がBチーム落ちとは。トホホです。


ジョーンズ監督がなぜ田村を干したのか。恐らく田村の「やや強引」ともいえるプレースタイルがお眼鏡にかなわなかったということでしょうが、その程度のことでBチームに落とすとは「狭量」です。今からでも遅くありません。15日のジュニア戦はキャンセルさせて、サモア戦でSOかCTBで起用するべきです。

ラグビーのパシフィックネーションズ(PN)、日本は20-24でトンガに敗れました。フラストレーションのたまる試合でしたね。途中まで互角の展開で、FB五郎丸のPKがポストに当たって跳ね返り、それを自ら拾ってトライというラッキーもありました。それでも、勝ちきれない。今まで何度、こんな試合を見たことか。ジョーンズジャパン、お前もか。という感じです。


最大の敗因は、HBでトンガに好き放題にやられたことです。SH日和佐、SO小野はディフェンスが決定的に弱い。特に小野は2つのタックルミスが、直接トライにつながりました。スクラムから8-9のサインプレーで一発でトライを奪われるなんて、高校生レベルです。小野は攻撃は面白い部分もあるのですが、タックルが高くて弱い。今のままでは世界レベルではとても通用しないでしょう。


日和佐も物足りない。パス供給係としては一流ですが、今の世界のラグビーはSHにそれ以上のことを求めています。いい例がサントリーの南ア代表SHデュプレアです。この日のトンガSHも攻撃の要、司令塔役を担っていました。日本人にそんなSHがいないのならば、これから養成する必要があります。7年後のW杯を見据えて、立川や田村優のSHを試すのも面白いでしょう。小野もSHが適役かもしれません。


一方で収穫も。FWがある程度通用するのは分かりました。トンガのスクラムはワールドクラスだと思いますが、一方的に押されることはなかった。特に初キャップでNO8に入ったツイは見せ場を何度も作り、「レギュラー確定」という働きでした。リーチはフランカーに回して、佐々木、望月、菊谷とレギュラーを争うということになるんでしょうか。