昼は学校、夜は仕事。せっかく購入したSIRENはちびちび時間を見てやるしかなく大分時間がかかったが、、、









本日仕事が休みで夕飯を片付けた後、大分SIRENを進めた。










ジェノサイドエンドが出現した後からスタートし、8時からのべ4時間かけ、放置されていた終了条件2やら他シナリオ攻略の必要行動を片っ端から片付け、日付が変わる頃ようやく牧野(に粉した宮田)の最終シナリオ終了条件2をクリアし、須田恭也の最終決戦まで持ってきた。









アーカイブが20数個不足し(多聞と須田の共同シナリオで必要な多聞の必要行動であるレコードの針の入手を忘れており、やり直すのが死ぬほど面倒臭かったので強引に拳銃屍人を殴りに行ったらうまくいったのには度肝を抜かれたw)、真のゴールは遠いがとりあえずエンディングまであとわずかである。










アーカイブは別の日に回してとりあえず今日中にクリアだけはしておくかな、と僕は軽い気持ちで最終決戦に臨んだ、、、











が。











2時間20分かけて、ようやく終了条件1が終わっただけかよ!!!!!!!なんじゃこりゃ(怒)!










淳が強すぎるんだよ、いやまじで。










まず猟銃で打ち合うシーンからえぐい。こっちは2発で死ぬのに奴には4発当てなくてはいけない。しかも4発当てても倒れもせず逆ギレして日本刀振り回してくるし!









だいたいあの野郎水平打ちしやがるし(しかも百発百中w)、急接近もしてくるし、なんかゲームオーバーの度に聞かされる笑い声頭に来るし!!!!










最強の武器のはずの宇理炎の煉獄の炎もなぜか純にはまったく当たらないで日本刀で殺されるし、偶然が重なりまくってようやく本来の最終ボス、堕辰子と戦ったら堕辰子くっそ弱くて一回で勝てるし!









流石歴代SIREN敵キャラ最強ランク堂々一位を誇るだけあるな、、、にゃろうただ者じゃない。










結局、先程宇理炎がほんの少し純の体に触れなかっただけで純が死なずに日本刀で切り付けてきやがりゲームオーバーになった瞬間コントローラーを投げつけ電源を落としてやめてしまった。









はあ、、、僕は奴に勝てるのだろうか。終了条件1の時は本当に運が良く殺せただけの気がするよ。










と言うか貴重な睡眠時間が、、、寝よ。
白井黒子 学園都市第7学区中央公園東口 10時10分00秒











黒子は寝不足であった。3日前の夜を機に恐怖に駆られた学生達の暴動を静める為奔走し、街の闇から現れる黒いフードを被った化け物を駆逐する日々のせいだ。、、、それは人口230万人にして最先端の科学を駆使する科学の都市でもその生物らしきものについてはなにも分かっておらず、化け物と呼ぶしかない謎の生命体。










倒しても倒しても、確実に起き上がり朝になるまで防御線を突破されぬ様粘るしか対策が見つかっておらず、警備員(アンチスキル)と風紀委員(ジャッジメント)が協力して戦ってもじわじわと押されてしまう。









朝5時過ぎにようやく化け物共が闇に姿を消しそのまま第7学区177支部で仮眠をとる中、低能力者(レベル1)で有るが故に戦闘に参加していなかった初春に起こされ不審者の検挙に駆り出されたのだ。










銃で薙ぎ倒されようが、能力で木っ端微塵にされようが体が自己再生し、ちゃちなメガホン見たいなもので「化け物なんかじゃないですよ」やら「そろそろ諦めて死んでくださーい」とかふざけた事を言う奴らに4人のアンチスキルが殺されている。酷い事に損傷が激しかった一体を除き、三体の死体が奴らに持って行かれ、行方不明だった。










黒子も顔見知りのアンチスキルが殺された事でやり場の無い怒りを胸に覚える。しかし、それを奴らにぶつけても涼しい顔で奴らは起き上がってくる。









不安と焦燥に駆られ、ただでさえ不機嫌な黒子がまともに不審者の検挙をするはずもなかった。









初春の情報通り、中央公園の東口から入り中央に位置する噴水を目指す。、、、予定が入口付近にある自動販売機の前に一人の男が立っていた。









薄い茶髪がかかった髪。モスグリーンの半袖シャツをTシャツの上に着込み、下はブルージーンズ。ここまでなら学園都市でもよく見かける学生である。










しかし、彼の衣服は太股の辺りに血が滲んだ後があり、背中には大きな穴と血の後がついている。










また、その背には学園都市の外でもお目にかかれないような木製のストック古めかしい銃が2丁、クロスさせて担がれており、左手には鞘に納められた日本刀が握られていた。










長い日本刀である。監視カメラの映像を眺めながら初春も、これだけ長い刀を持ち運びするのも一苦労だろう、と言っていた。刃渡りだけでも120、、、いや130cmはあるだろうか。









そんな、見るからに不審者オーラMAXの彼はアホ面下げて自販機の中を眺めていた。あどけない横顔は3日前からの騒動等我関せずと言った風袋であった。









彼が何物であり、何故その様な格好で学園都市に現れたのかは不明だが第一級警報(コードレッド。テロリストの侵入が完全に確定した状態)が発令されている中、見逃す訳にはいかない。一部の意見では黒いフードの連中は能力者の肉体再生(オートリバース)ではないのかと言われているし、彼が関与している可能性も少しはあるのだ。









しかし、、、黒子は177支部で監視カメラの映像を眺めていた初春の説明を思い出す。









10分程前、彼は中央公園噴水の中から現れた。ここに語弊は無い。その前の意味だ。









水が赤く光り、中からせり上がる様に出て来たのが確認されたのだが、、、その能力は不明なのである。










水流操作系の能力にしろ水が赤く光なんて聞いた事がないし、そもそも底が浅く作られている噴水の中に人が隠れる事はできないはず(初春が小学生の頃この噴水で遊んだことがあるから確かだと言っていた)。










しかも、コードレッドが発令されてから怪しい人影が噴水の中に入るのは確認されていないので水流操作系とはまた違うとも言える。








ならば空間移動(テレポート)も考えられるが、それにしては妙に引っ掛かる。テレポートには応用技がほとんど無く、水流操作とごちゃまぜみたいには能力が使えないはずだ。









とりあえず戦闘特化型とは言えない。が、一発やつあたりも兼ねてぶち込んでやりたかった。









「もしもし、殿方。少しよろしくて?」




問い掛けると、驚いた表情をしている男が振り向いた。頬は黒っぽく汚れてはいるがなかなか整った顔立ちをしている。






「人、、、?」




「ジャッジメントですの。あなたを危険物所持現行犯、及び学園都市不法侵入の疑いで拘束します。大人しく身柄を引き渡されてくださいまし」




「、、、は?、、、中学生?」









普段なら軽くいなすところだが今日の黒子は危険であった。











三日間の疲れと不満から来たイライラは、ジャッジメントと言えど中学生の黒子を馬鹿にした様な男の言動により限界を突破してしまった。










黒子は目標の背中までの距離を素早く演算し、能力を使う。









音もなく無防備な男の背に現れた黒子はそのまま彼の肩に手をふれ、彼を一回転した状態でテレポートした。









ぐしゃり、頭から落ちる男。抵抗もしていない男から見れば災難だろうがそんな事黒子の知ったことではない。








「な、、、」









男は驚愕の表情を浮かべ後ろに下がる。だらりと下げていた日本刀の柄を握りこちらを威嚇するそぶりをみせた。








「お前、何物だ。今何をやった。」




「申し遅れましたわ。私、風紀委員第7学区177支部所属のジャッジメント、レベル4のテレポーター、白井黒子と申します。以後お見知りおきを」




「、、、こんな格好で勝手に入った事はあやまる。だけどいきなり過ぎるだろ今のは。」




「あら?そうかしら?私、貴方に先程いいませんでした?貴方の身柄を拘束します、、、と?」




「お前のその力はなんだ?」




「見て分かるでしょう?と言うか説明も致しましたのに、、、テレポートですわよ、テレポー、、、」




「ふざけるな!お前人間なのか!?訳の分からない事しやがって!」










黒子が冷静に返答をしようとした時、ぼけっとした顔が激変し、深い憎悪をも感じれる険しい顔となった彼は日本刀を抜いた。









黒子はテレポートをして日本刀を叩き落とそうとしたが、止めた、、、否、動けなかった。









抜いた刀を眼前に晒し、男がなにか呟いた瞬間、太陽の光をたっぷり浴びて光り輝いていた刀に青い炎が宿った。引き込まれそうに成る程美しい青。発火能力(パイロキネシス)と推測は出来るが青い炎を放出するタイプがいるとは聞いたことも無いし見たこともない。










それ以上に、、、もしこの青い炎が彼の能力なら噴水から出て来た理由の説明が出来ない。第三者の能力の補助があったのか。









「もう一度聞く。君は人間なのか?」




「先程からそう申しているでしょうに。人間以外の何物ですか」




「、、、ならなぜ瞬間移動なんか出来るんだよ。おかしいだろ。」




「瞬間移動と言うより空間移動のほうがしっくり来ますわね。なぜって?私のテレポートは感覚的に三次元と捉えている世界を十一次元的に理論上置き換えていますから。貴方のその炎も、炎があるはずのない空間に炎が存在する可能性を演算して発生させているのではなくて?」




「、、、話が見えない。なんだよ十一次元て。俺の炎はそんなややこしい事してないし、、、と言うか本当に人間なのか?」




「逆に聞きますが、貴方だって人間離れした力を使っているではありませんか。同じ能力者に一方的に化け物扱いされるのは癪に触りますわね」









男は黒子の言葉を聞くとやる気を無くしたかの様に炎を消し、日本刀を鞘に納めた。戦う意思は無いと言うのか。









「、、、ひとつ質問いいかな?」




「その後大人しく拘束されるつもりなら何なりと」




「ここは一体全体どこなんだ?」








Continue to NEXT LOOP、、、
須田恭也 学園都市第7学区中央公園噴水10時00分










とりあえず目を開けた恭也が最初に思考したのは?、と言う気持ちであった。









爽やかな風、穏やかな太陽光、近くにはでかいビルが立ち並び、風力発電用の馬鹿でかい風車見たいなのがぽつぽつ見える。










広い公園の中心に存在していた噴水が水鏡として開通したらしい。だが恭也はそんな事よりも目の前に広がるごく普通(少しずれている、とも見えるが)の世界を前にただただ呆然としてしまった。










「なんだ、、、ここ?」










あまりに多くの荒れた異界を徨い続けてきた恭也にとって目の前に広がるごく普通の世界は理解しかねるものだったのだ。








(もしかして現世にもどったのか?、、、にしては少し変わった風景にも見える。どう言う事だ?)










そこでようやく水鏡を開きっぱなしにしているのに気付いた恭也は噴水から飛び降りると扉を閉めた。赤く光っていた水はすぐに元に戻り正常に流れ出す。









とりあえず、混乱している頭を冷やすために端においてあったベンチに腰を下ろし武装を解除した。流石に闇人はいるまい。知能のない屍人も。










他にも恭也は人間の寿命の数倍生きる長人や人の溜め込んだ悪意が固まって生まれた悪人などにも異界を徨う最中出会ってきたが、長人は原人みたいな暮らしをしていたし、そもそも悪人共は排除すべき存在であったので排除した(ちなみに名称については恭也が勝手に名付けた)。









悪人も恭也が元いた文明の様な物はほとんど築いていなかった、、、ならばこの世界は新たなる尊き物が作りあげたものか、はたまた平行世界の1か。










しかし、、、宇理炎を指で摘んで弄び、恭也は自分の憶測に間違いがあることに気づく。人間以外の物がこの様な文明を築けるとは到底思えないし、かと言って平行世界とも思えない。、、、なぜなら恭也は基本的に平行世界には下りられないからだ。










世界を構成する中心軸となっている平行世界はいわば現世。すでに現世においての存在を否定されている恭也は現世の裏に当たる異界を渡る事しか出来ない。










「しかし、これだけの文明が発達しているて事はやっぱり平行世界に下りてきたのか?特例でも認めてもらえたのかな」










異界ジェノサイダー・SDK番外編、夏だ!海だ!平行世界で休養の巻~、、、てな訳は無いだろし。分からん。









恭也の使える神の力の一つ、水鏡の扉は世界を構築する平行世界、その裏に存在する異界、さらにその上、世界の概念として存在する神々の居住地「いんふぇるの」、本来交わるはずの無い世界を繋ぐ事が出来る便利な能力だが初めていく世界においては行き先は恭也が決めているわけではない。










別の第三者の意思により様々な世界へと飛ばされ、そこに存在する異形の物を滅ぼす。それが恭也の使命。









ならばどこのどいつかも分からない恭也の行き先を選択している奴はこの世界にも恭也しか相手できない敵がいるから恭也を召喚したと考えれる。










「しかし、万一ここがしっかりとした世界なら、、、問題だなあこりゃ」










背中にスリングで背負った2丁の旧日本軍採用小銃、それから鞘に納めているとは言え、一目見ただけで大刀と分かる刀。更にズボンのベルトに引っ掛けた陸上自衛隊のナイフ。









更には人間だった頃胸を撃たれて、白いシャツは血で赤黒く染まっているし、別に誰かに会う事もなかったので体も泥臭い。











完全に怪しい。不審度MAX。










しかし、刀袋やら銃袋なんて持っていないし、仕方ない。恭也はベンチから立ち上がり小銃をクロスさせて背中に背負った。










公園の片隅にぽつりと置いてあった自販機の中には見た事の無い様な飲み物が並んでいた。椰子の実サイダー、黒豆コーラ、イチゴおでん、納豆コーヒー、、、









品物は見知った日本語が書かれているし、缶ジュースは120円だし、黒豆コーラやら納豆コーヒーを考えだすのも日本人しかいないだろう。、、、絶対飲みたくないが。










「もしもし、殿方。少しよろしくて?」










後ろ。











幻視をするのをすっかり怠っていた。何物かが恭也の後ろに立っている。








「?、、、人?」




「ジャッジメントですの。貴方を危険物所持現行犯、及び学園都市不法侵入の疑いで拘束します。大人しく身柄を引き渡されてくださいまし」










、、、言わんこっちゃない。









しかし、、、恭也は思慮する。なぜ中坊くらいの女が俺を拘束しに来たのか。、、、と言うよりジャッジメントとは何なのだろう?










Continue to NEXT LOOP、、、