このブログは再掲載の内容です。
狭いゴールドコーストだがゴルフ場はたくさんある。古くて由緒あるゴルフクラブが5箇所、ここ20年来に誕生したゴルフコースが10箇所、新しく出来たものはどこも立派な長いコースを持っていて、クラブハウスも非常に豪華である。それら設備の状態によってプレイ料金もまちまちでピンからキリまであり、ふところ具合でいろいろと好きなコースを選ぶことが出来る。
最近私は再びゴルフを始めた。二週間に一度だが戸外のすばらしい環境の中で運動として思いっきり楽しんでいる。何時も行くのはブーメランファームゴルフコースと言って、私の家からは車で西へ約20分(15km)の山の中にある。
過去ブログで述べたレストラン営業時代は、古くて由緒あるバーリーゴルフクラブの会員で、家からは3kmの近さ街中にあった。 当時はほぼ毎日で朝一番、6時からゴルフをやっていた。アメリカの有名プロ、ペインスティワートに出会って、ゴルフバッグにサインを貰ったクラブである。残念ことに、そのすぐ後、彼は突然飛行機墜落事故で他界してしまった。私はそのゴルフクラブを今から11年前、レストラン終焉と同時に研修校入学のため脱会した。
このブーメランファームゴルフコースは熱帯雨林の大木が群生していて、他のゴルフコースでは見られないトロピカルな雰囲気をかもし出している。なんと言ってもクラブハウスが絶品で、築100年にはなるだろう、おそらく世界で唯一つ、丸太造り山小屋風、トタン葺きの屋根、それもところどころ錆が出て、手入れしていないから、一層古めかしい感じがする。それに正面玄関にはなぜか槍を持った等身大アポリニーの人物像が立っている。
一歩建物内に踏み入ると、そこは別世界、照明はうす暗く、あの古き良き時代、100年前に逆戻りしたような気分になってくる。 土間に置かれたテーブルはみな荒木造りで天板は大木をスライスした分厚い一枚板で出来ている。この建築物に道具類、重要文化財として保存しておきたい程の代物なのである。
私はこのゴルフクラブの会員にはなっていないが、年会費500ドルを払えば毎回のプレイ料はフリーとなる。十数年前イギリスから永住し、ここのクラブ会員でもあるマーケットの友人と、いつも一緒に回っている。1ラウンドが25ドル、ハーフでは18ドルである。山の中でパー3の打ち下ろしグリーンが多数あり、アップダウンがきついので9ホールだけにしている。
狭いコースなのでグリーンは9箇所しかない。10番ホールからはティーグラウンドだけ場所が変わり、一番と同じグリーンを使用している。このゴルフ場は会員数、ビジターが少なく何時も空いている状態だから、そのように共用が可能なのだろう。
芝の手入れは良くされていて、グリーンとフェァーウェイのコンディションは常に最高である。面白いと思うのは、付近にカンガルーやワラビが多く生息し、彼らが遊び場所にするとの理由で、砂のバンカーは作られていない。私のように運動とか気分転換のため、又は練習用としてゴルフをするならば、手頃な値段だし、このコースが最適である。
ゴールドコーストへ来られたら、ゴルフをしなくても、是非一度見学に訪れることをお勧めします。コーヒー一杯で現実からの脱出、ロストワールド、アトマスフィアーの世界をたっぷり体験出来ると思います。