今日はミンギくんが出演した映画「俺の心臓を撃て」について書こうと思う。
私はこの映画をみたのは半年くらい前なんだけど、前半の内容がわりと痛々しかったのでなかなか感想が書けず、今に至ってしまった。
実は今日はミンギくんの親友だったキム•ミンテさんという方の命日だそうで、この悲報を聞いたミンギくんは奇しくも友情をテーマにしたこの映画で悲しみをこらえながら撮影に臨んだそう。
ミンギくんの心中は察するに余りある😢
追記:正確には「皇帝のために」の撮影の頃に判明した悲報のようです。
さて、この物語は、精神病院に入院させられることになったスンミン(イ・ミンギ)とスミョン(ヨ・ジング)の友情を描いている。この二人の青年は非常に対照的で、スンミンは自由を渇望し度々脱走を試みては失敗して連れ戻され、スミョンはすべてを諦めて入院生活を甘んじているという状態。
著しく自由が制限された入院生活で苦しむ彼らの姿を見るのが結構辛い映画だった。
しかしこの物語は「世間や自分から逃げる病気」にかかっていたスミョンがスンミンと関わる中で生きる希望を見出し、最後は自由を取り戻すことができるので後味は爽快だ。
一方自由を求めてパラグライダーで飛び立ったスンミンはどうなったのか?
彼の生死は誰にもわからない。けれども、スミョンの心の中では確実に生きていて、彼を見守ってくれているんじゃないかと思った。
映画のエンドロールで、ミンギくんが故ミンテさんに宛てたメッセージが流れる。
ミンテさんはミンギくんがステージでうたうときはいつもギター伴奏をして彼を支えてきたミュージシャンだったそう。
ミンギくんのこのメッセージは亡くなった友の分までしっかり生きなくてはいけないという決意がうかがえる。
ミンテさんはその後のミンギくんの目覚ましい活躍をずっと見守ってくれているとおもう。