この35周年の全国ツアーは色々な面で成功だったと思う

あくまでも私見ですが…

 

当然プロモーターの案や意見、ネジコミ(?笑)とは思うけど

最後の東京4公演は特に良かったのではないかと感じます

 

千秋楽の2DAYSは一ヶ月後に閉館となった

新宿の東京厚生年金会館

KAIにとっては馴染み深い「ハコ」と思われ

記念となったのでなかろうか

私はこのライブには行けなかったが

以前勤務していた会社の東京本社がすぐ近所にあった為

裏道の飲食店など、非常にこの近辺は思い出深い

 

それと渋谷公会堂の2DAYS

ネーミングライツによりサントリーのジュース

「C.C.レモン」の名前をつけた「渋谷C.C.レモンホール」

 

この東京4DAYSはゲスト(なっちゃんも含め)の方々にも

参加いただいたりして盛り上がったようですね

プロモーターの読み通りの

「東京4DAYS観客動員数と収益」に

なったかどうかは知らんけど…(笑)

 

この後も35周年の一環として

博多のライブ喫茶「照和」のFCの案内書が送られてきた

恐ろしい金額のチケット代金に大笑いしたな~(笑)

当然行ってないのですが…

 

この時の映像をベースとしたドキュメント

映画「照和 MY LITTLE TOWN KAIBAND」

名古屋では栄にあるシネコンで確か1日に1回上映だった

 

 

その夜1回だけの上映に行ったな~(笑)

観察が好きな私は一番後の角席に座った

小さなホール全体や観客がほぼ見えた

スクリーンの中でKAIが歌えば

来ている観客のみなさんも合わせて口ずさんでいた

 

2年前の省吾の映画の時もそうだが

みんな歌うんだよね~

特に意識する訳でもなく…(ウンウン…しみじみ…)

 

 

この35周年のライブやイベントライブを収めたCD

「MY LITTLE TOWN」

インディーズ感 満載だけど音はまあまあだったし

貴重な音源も多く なかなか良いCDでしたね

 

当初自身で考えていたブログよりも

極端に意味無く文書が長くなってしまい

内容が薄くなってしまった感がありますが

KAIBANDの33年34年35年の活動が終了します

 

やはりこの3年間がターニングポイントの一つとなり

ここから現在の45周年までの10年間

このブログの一番最初に記した通り

KAIにとって結構楽しかった また充実した

10年間だったんじゃないかな~と他人ながら想像します

 

この翌年、KAIはソロ4期の活動に入って行きます

 

その年でした 2011年3月11日 東日本大震災

 

数ヶ月後

「愛のろくでなしツアー」シリーズ スタート

 

 

バンマスは佐藤英二

KAIの音や性格など昔から何でも把握していて

地味だけど安定して任せられるミュージシャン

 

軌道に乗った「愛ろくツアー3」の倉吉に入る前

突発的な大病をされて

急遽イチローに代打をお願いされたのでしたね

松藤、イチローさん達に応援され少しづつ

良くなられているとの事ですが

ご自愛のほどお祈り申し上げます

 

ドラムスはレコーデイングで参加していた佐藤強一

「エキセントリック・アベニュー」をオープニングに

芯が太く力強いドラムスを聞かせてくれた

この曲のドラムアレンジは偶然にも強一氏の師匠

故 青山純 氏 

KAIのソロファーストアルバム「ストイレートライフ」の

ドラムスのアレンジと演奏は全て 故 青山純 氏

それを思うと「ご縁だな~」と勝手に泣けてきます

 

ツインギターのもう一枚看板は土屋公平(蘭丸)

愛ろくツアー1は中島美嘉の全国ツアーとかぶり

イチローにKAIがピンチヒッターを頼みましたが

一皮剥けた素晴らしいソロツアーが始まりました

 

この「愛のろくでなしツアー」シリーズ

押尾コータローとの「MEETS」シリーズ

「ビルボード・ブルーノート」シリーズ

全て36年目以降に充実した形でソロ活動も再始動

 

KAIBANDはその翌年の真夏から再始動

「薬師寺」の特設会場で記念ライブ

リズムセッションはこの時から

佐藤強一と86年解散ツアー以来の岡沢茂

 

そしてセルフカバー「ROCKS」

1、2のリリースと全国ツアー

KAI 満60才記念「ローリングバースデイ60」

40周年の全国ツアー

新曲3曲のCDを来場者全員にプレゼント

 

 

話がそれて申し訳ないのですが

この時の新曲 「BLOOD IN THE STREET」

ギターワークもメロディも歌詞もなかなかカッコイイ曲です

親友船越さんの押しで刑事ドラマの主題歌になりましたが

私はアメリカの大人気ドラマ「スーパーナチュラル」の

日本語吹き替え版の主題歌にピッタリと思い

ずっと世の小さく狭い末端で叫び続けています(笑)

 

話を戻しまして…

 

このようにソロ活動もバンド活動も60才還暦をまたぎ

非常に元気に楽しく明るく(…何この表現?……笑)

安定した形でこの10年間演って来られた

 

KAIBANDの形や方向性も悩む事無く自然体で

ミュージシャンとしてソロ活動もやりたい事を自然体で

見事に並行して演って来られた

そしてごく普通に年輪を10年重ねて

現在の46周年目まで来られたんではないかと感じています

 

 

KAIの声、声帯の強さも100%では無いですが

35年目ツアーでやっと70~80%戻ってきました

でも年齢的に100%戻るなんて事はありえない訳でして

年相応な声で良いと個人的には思います

 

それどころかKAIは若いときと同じキーで歌えると

自慢気に言っていましたが

その発言どうでしょうか?

色々な意見はあるとは思いますが

私個人は

「あなたの作品なんだからキーにこだわらずに曲によっては

 堂々と1音か2音下げて歌った方がカッコイイよ」

と言いたい

 

KAIは高音域だけでなく中音域と高音域の中間域ぐらいも

カッコイイ独特な声の持ち主です

曲によっては苦しそうにヒーヒー歌い声を出すよりも

1音2音下げてカッコ良く歌った方が絶対に良いと思う

 

KAIも体力的にかなり楽になるから(これは事実と思う)

セットリストにあと数曲プラスできるし

大半の男性ファンも一緒に歌いやすくなるしね

でもそうやってKAIがキーを下げると

大半の女性ファンは一緒に歌いにくくなるけど…

それと一番の理由は、間違いなく今のKAIの声質の

良い所が全面に出てかっこよく聞こえる

 

ただし全曲じゃない、一部の曲だけね

ハイキー連続の厳しい曲でも

例えば「翼あるもの」「きんぽうげ」などは

このキーがBANDのブランドマークみたいなものだから

絶対に下げるべきでは無いし

逆に「観覧車'82」などは2音3音ぐらい下げるべきと思う

 

若い頃は若い頃じゃないですか

70才手前で「若い時と同じキー」とか言わなくて良いよ

今、このタイミングで全曲では無く、曲に合わせ

キー調整をしてライブをするようにすれば

あと5年でライブ引退する所が6年に延びるかもしれない

 

逆にそんな事して引退を延ばす事は見っともないと

思われるコアファンもいるかも知れない

 

これも色々な意見の一つ

でも外野がほざく事では無く

ご本人が 考え方やミュージシャンとしての人生観で

考えて決められる事ですね(笑)

 

省吾は「俺のオリジナルだから」と堂々と下げて歌っている

それはそれで良いと私は個人的に思っています

 

KAIのファンはとにかくコアで濃いけど(笑)

他のミュージシャンのファンとは比べ物にならないくらい

いちいちうるさい事言うけど(笑)

現実ファン側も年くってきてて

理解力と包容力の幅が広くなってきてるから

(爆笑…ホンマ〜?…爆笑)

余程の裏切りや不利益を与えない限り

「しょ~がね~な~」ってみんな笑っていると思うけど…

(…本当かよ…笑)

 

青春時代の代名詞みたいな存在だから

少しでも長く演っている姿を見せようと思う演者側

少しでも長くそんな姿を観ていたいと思うファン側

 

「お互いに年くって、体も疲れるだろうに

 ありがとうな~」と

そんな風に思える関係でありたいな~と考えます

それがベストとは思いませんが

どうでしょう?

辛気くさいかしら?(笑)

 

中には「年くった情けない姿を観たくない」

というファンもいるかもしれませんね

それこそ好みはそれぞれですから…

 

でも観たくなければライブに

お客はわざわざお金を払って行きません

その時はどんな鈍い方でも理解して辞めるでしょう(笑)

 

 

以前、他のテーマのブログにも書いたのですが

 

古手のミュージシャンに若いファンが増える事は

大変良い事ですし非常に嬉しい事です

 

省吾ファンの父母の影響でファンになり

古い曲を聴きまくったりライブに参加している

平成生まれの若い人達が結構いますが

とても素敵な事と思いますし大変嬉しな事です

 

うちの長男は26才ですが

父上の影響で省吾の歌しかカラオケで

歌わない高校時代の同級生がいるそうです(笑)

次男は高校時代の野球部に

母の影響で郷ひろみばかり

カラオケで歌う同期がいるそうです(笑)

 

「お前はその曲を知ってるの?」

「知らん、聞いた事無い曲だけど

 毎回同じ曲を歌うから覚えてまったわ〜」

大笑いしながら話しています

 

先日も女優の小芝風花ちゃんが

お母さんの影響で大ファンになったKAIBANDの曲を

KAIに貰ったギターで弾き語りをインスタにアップして

話題になりました

 

KAIが今の風花ちゃんと同じ年令の時に書いた曲

43年前の代表曲「氷のくちびる」の歌詞

「抱かれても一つになりはしない心で〜」の部分を取り上げ

「何てセクシーな歌詞なの〜凄くな〜い?」

「この曲、大好きなんです~」

23才の風花ちゃんが真剣に言ってる(笑)

昭和の日本人が好みそうな演歌っぽい

泥臭い歌詞の曲を取り上げて…(笑)

 

素晴らしい事ですよね…

風花ちゃんは特例だとしても…

 

日本の音楽界にも歴史や歩みがきちんとあって

若い方々もきちんと過去を理解し自分で楽しみ

非常に高いレベルで引き継がれていると感じます

 

私たちの青春時代の代名詞的存在だった

多くのミュージシャンの活動や活躍を

この眼で観て この耳で聞いて

ライブなどでいっしょに愉しむ事が

だんだん減っていき難しくなっていきます

 

仕方ない事ですね

 

KAIが言うとおり 「曲は永遠に残る」

確かに音源は残るけどそう考えると寂しいものです

 

あと何回、好きなミュージシャンのライブに

参加できるか分かりませんが

現実的に数えると両手もいらない位かな~

 

聴いて観てきた私たち自身も

年齢を重ねてきましたから仕方ないですよね

 

 

それと意味のない長文を羅列して

読んでいただいた方にはお詫びします

「時間の無駄」って部分が多すぎました

 

 

 

最後の最後に

KAIさんに提案なんですけど…

 

医療関係者や災害被害者への寄付金込みのチケット代金で

無観客の配信ライブをライブハウスで真剣にやりませんか?

サザンのように大規模じゃなくて良いから…

 

いつもの定番曲だけだといくら安くても誰も買いません

だってDVD観るのと同じになるから…(笑)

 

●料金3,500円(税込) + 手数料

    ★その内、500円は寄付金とはっきり謳う

●デビューからのオリジナルアルバムを曲順を変えずに

  2枚づつ順番に演っていく

    67才のKAIが今の声で逆にキーをわざと下げて

   「らいむらいと」全曲歌って欲しいわ(笑)

 1回目 「らいむらいと」と「英雄と悪漢」

 2回目 「ガラスの動物園」「この夜にさよなら」

      ソロやFIVEも全て年代順に…

      あとは書かなくていいよね(笑)

●1ヶ月に1回づつ

●所要時間 自動的に90分になる

●会場は都内の小さなライブハウス(ステージは広め)

●メンバーはKAIBAND、いつものサポートメンバー全員

●今まで携わってきたスタッフ達全員(交代制でもOK)

 

演る本人達は大変だけど、結構意味はあると思います

 

例えば

1回の配信で1000人申し込んだら

寄付金除き300万円の売上、寄付金50万円

 

①毎回数十万円の寄付金だが合計では

 かなりの金額となり社会的意義がある

②苦しんでいるライブハウスに毎月少しづつ売上を提供

③最初で最後になるであろうこの企画

  ファンにとってはかなりな価値物

  絶対にライブで聞けない曲も強制執行だから(笑)

④生活が大変であろうサポートメンバーや

 スタッフにギャラを支給できる

  計算するとサポーターには十数万円、スタッッフには

  数万円しか払えないが毎月ほぼ定額支給できる

 

  ほかにもメリットいっぱいあるよ~(笑)

 

KAIも各媒体に「レジェンド」と

よばれている大物なんだから

過去の実績だけではなく

「こんな事やってくれんるんだ~」と 

各媒体社や業界に言わせて欲しいもんですね(笑)

 

あくまでも想像です

的確な表現は出来ませんが

 

KAIのファンって

「KAIに対してね、どこか、なんか、いつも

 モヤモヤしたものを抱えながら

 長~くファンをやり続けて

 いつも応援している人が多い気がする」

 

だから KAIがね 他のベテラン、中堅、若手など

様々なミュージシャン達同業者やマスコミや

KAIの事を余り知らない一般の人たちに

 

「凄いな~ 流石だな~」

 

と言われるだけで

何故か溜飲が一気に下がるファンが多いような気がします

 

本当かよ~(笑)