ラグビーW杯レポート その1
諸事情があり、
公式には初めてお知らせします。
昨年、日本ラグビー界の名門であり、
日本代表リーチ マイケルが所属する
東芝ブレイブルーパス東京(旧:東芝府中ラグビー部)の
クリエイティブディレクターを務めました。
新チームスピリット、新チーム歌の制作、
クラブハウス・練習グラウンドの装飾、
HPデザインの改修、HPでの選手紹介写真の撮影、
各種グッズのデザインと制作・販売支援、
試合会場で流す全ての映像制作、
ホストゲーム全試合の演出、
イベント企画、記者会見のフレーム制作、
SNSでの仕掛けなど、
ブランディングのお手伝いをしました。
高校生の時にラグビーと出会い、
報酬無しで教えに来てくれた
外部コーチの背中を見て、
人生観が変わり、
「人生にとって大切なことを
ラグビーから教わった」
と感謝していたので、
仕事の依頼が来た時、
名門チーム復活のためだけではなく、
ラグビーそのものへの恩返しだと思い、
二つ返事で引き受けました。
自分の持てる人間関係、経験値、
アイデア、週末の時間、全てを注ぎ込み、
私自身は正月以外は休みなしで半年間、
全身全霊で取り組み、
17も社員総出で取り組んでくれました。
残念ながら、
提案の半分以上は実現できませんでした。
しかし、
武田双雲さん、荻野清子さん、井上雅人さん、
伊藤彰浩さん、佐藤慶之助さん、城殿裕樹さん、
大嶌愉さん、井上みち子さん、岡谷敦さん、
高田勇樹さん、野原愛さん他、多くの方に、
予算以上の無償のご尽力を頂いたおかげで、
沢山のことを実現できました。
全員のお名前を挙げることはできませんが、
関係して頂いた全員に、改めて感謝を申し上げます。
日本ではコロナになってから、
一気にラグビー人気が低迷したにも関わらず、
日本協会の無策、リーグが各チームへ運営の丸投げで、
リーグワンの全チームが観客増を模索しています。
しかし、新リーグ開幕から2シーズンを経ても、
どのチームも解決策を見つけられていません…
サッカーに次いで
ラグビー人気が高いフランスでの
試合会場運営、試合演出の視察のために、
今回、W杯へ来ました。
「事実上の決勝戦」
との呼び声もあった
オールブラックス VS フランス戦
観客7万8千人が放つ
歓喜の歌
ブーイング
嬌声
フランスチームへの応援歌
なんという声圧!
原因は試合運営などの手法ではなく、
ラグビーへの理解や選手への愛情など、
根本的なところにあると確信しました…
(つづく)