淺田さんの旅立ちの挨拶 | 17(ジュウナナ)のブログ

淺田さんの旅立ちの挨拶

 

 17では、我々ができる広告業界への社会貢献のひとつとして、
制作会社からの出向者を受け入れ、OJTの場を提供をしています。 
       
東北新社の企画演出部から出向していた淺田さんが
本来いるべき場所へ帰ることになりました。
   

彼女の出向期間中、快く制作現場に参加させて頂いた関係者の皆さま、

心より御礼を申し上げます。

 

          
彼女からの挨拶です。    

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淺田友梨です。

今月、出向を終え、東北新社へ戻りました。

 

10ヶ月間、たくさんの人に出逢えたことは、

私の大きな財産となりました。

私を受け入れ、現場で暖かく見守って頂いた皆さん、

本当にありがとうございます。

この場を借りて、御礼を申し上げます。

 

そして、17の皆さんには大変お世話になりました。

厳しくも愛ある指導をして頂いた松尾さんはじめ、

17の皆さんと仕事ができた日々は、

私にとってかけがえのないものでした。

充実した貴重な時間を過ごさせて頂き、本当にありがとうございます。

 

出向が始まった時の挨拶の中で、

「超スピードで密度の濃い毎日を闘い抜くと思います」と書きました。

まさに、その通りでした。社会人になってから、

こんなに頭も体も心も使ったのは初めてでした。

 

昨年末に、足ツボマッサージに行きました。

やけに痛い箇所があり、尋ねると親指が凝っていると言うのです。

マッサージ師の方が言うには、親指のツボは脳のツボだそうです。

脳が凝ってるなんて体験、生まれて初めてです。

それだけ濃い毎日を送ることができたんだと、改めて実感しました。

 

松尾さんに、「自分の叶えたいことは、周りに言いふらした方が叶う」と

言われたことがあります。

17の年始の会で、「企画から演出までチャレンジしたい!」

という目標を発表したのですが、早くもその夢が叶いそうです。

こんなチャンスを掴めたのも、

17で学んだ日々のお陰だと思います。

 

今までお世話になった皆さん、

大変、お世話になりました!

本当にありがとうございました!

今後またどこかでお仕事できる日を信じて、

日々、精進して参ります。

 

淺田友梨

 

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このブログを読んでいただいている
広告業界の方々(特にプロデューサー)へのお願いです。
  
すべての仕事を安全に仕上げないといけない、余裕の無い昨今、
若い演出家たちへ仕事を発注する機会が激減しています。
  
それは、我々の業界の未来を先細りさせることになります。 
 
名の売れている演出家は皆さん、若い頃に多くの仕事の機会の恵まれ、
挑戦と失敗と成功を繰り返し、今の場所にたどり着けました。
 
今、若手で最も売れっ子のTYO佐藤渉さんも一年間の出向の後、
天賦の才能&血のにじむような努力&プロデューサーたちの投資もあり、
大きく化けました。
 
皆で意識して、若い可能性に発注しないと、優秀な演出家は育ちません。
場数こそが、才能に磨きをかけるのです。
    
淺田さんは、素直で、前向きで、最近の若い子にしては根性があります。
ぜひ、挑戦と失敗する機会をたくさん与えてあげてください。

 

彼女も化けると思います。

 
何卒、よろしくお願い申し上げます。