母になった日、長女のお誕生日です
7年前の1月17日忘れもしない長女との対面の日でした
ここからは回想です。
これまでの日記には書いたことのない内容です。
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朝助産師さんに連絡をして来て頂き、その流れで生まれるように思えたお産でした。
が、思惑ははずれました。
微弱陣痛となり、助産師さんは帰られました。
ここからが自分との戦いでもあり、娘が「生まれる」ための準備時間でした。
助産師さんから言われたとおり、母がドライブでクネクネ道を走り、神社の境内の階段登り。
参拝客からは大きなお腹を抱えて登る妊婦を見て、にこやかに「何ヶ月ですか~?」と尋ねられ、母が「陣痛中なんですよ」とさらりと答える会話を横に時折来る痛みに耐えながら登って参拝しました。
それでもまだ陣痛の波が大きくならないのでいつもの散歩コースを回ったところで夕方になり、身体が冷えてきたので家に戻ります。
足湯をし、夕飯にと母が用意してくれていたおにぎりを食べ、よこっら、よこっら2階に上がりました。
トイレにこもってみたけどまだ強くならず椅子に覆いかぶさっていたら陣痛が激しくなり、助産師さんに母が連絡してくれました。
「助産師さんが来るまで待っててよーー」
と思っていたら、助産師さんが到着。
心音を測っても、まだ高い位置だと言うので横になるためにお布団に移動しようとした瞬間、なんと突然下に落ちてきた感触がありました。
シュミレーションされていないお産でした。
いわゆる立ったままの出産!?
もう何が起きたか解らないうちのお産でした。
夜10時45分。
生まれてきた娘はへその緒が2,3重首に巻きついていたようで、少しずつ少しづつ自分で取りながら自分のリズムを信じて生まれてきたようでした。
生まれてすぐ祖母が膝が痛いにもかかわらず、初ひ孫を見に2回にやってきました。
一番実家自宅出産を反対していたのに、娘を抱くなり「自宅出産はよかね~」
そりゃそうだ、病院なら生まれたてホヤホヤの赤子をしかもひ孫を抱くことなんて珍しいことでしょうからね。
なんて思いながら横になり、家族は1階で姉が買ってきたワインで杯を交わしていたそうです。
私の方は出血量が多く、助産師さんが心配をして一晩泊ってくれました。
お陰で授乳、抱っこの仕方色々とアドバイスを頂きました。
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あれから7年、助産師さんとは次女のお産も引き受けてくださって今もご縁が続いています。
私にとっては、この出愛が人生の転換機でもありました。
人として温かく話を納得のいくまで聴いてもらえました。とても安心できました
心からリラックスすることができました
小さな「いのち」に接する声かえの一つ一つがありがたくて、ありがたくて、母になってよかった。と感じました
子どもは親を選んでやってくるとは言いますが、私も子ども達に母にしてもらっています。
7年、日々いろいろありました。
でも結局は、
生まれてきてくれてありがとう
につきます。
先週から風邪をひいて、気管支炎を患っている娘の看病をしながら、この看病も「人を大事にする」きっかけ作りをさせて頂いているのですね!と思えています。
病気って知識を調べる機会だと思います
病院に連れていきもしますが、自宅でできることとしてアロマで症状に応じた香りを探したり、自然療法を試したり、あれやこれやと案外大忙しです。
夜中も症状につきあい、氷枕を交換したり、水分を飲ませたり、寝不足になったりもするけれど、私も親からしてきてもらったことだからできるんでしょうね。
そして娘たちも大人になって、子どもの時に風邪をひいたときに看病してもらったことを思い出すのかな~。
娘にとってはしんどい7歳のお誕生日になってしまいましたが・・・
今横になっているので夜には少し回復してくれているといいな
そして夜はケーキで形だけでもお祝いをしよう!っと
それから娘には内緒のサプライズを今から作ります
∞愛と感謝をこめて∞