2日に東京に戻りました
そして3日の今日は旦那さんの実家に行ってきました。
去年2月に倒れた義父が11か月ぶりの自宅に外出をして、家族みんなが集まれました。
義母を始め、お兄さん家族も私達家族もお見舞いに行き、支えてきた11か月でした。
一時はどうなるかという時期もありました、それが今日は食欲旺盛の姿を見せてくれた義父に驚かされました。
以前出会った片麻痺の患者様に言われた言葉があります。
「この病気になる前は家族と過ごす時間がありませんでした。旅行に行くこともありませんでした。
ですが片麻痺になり、家族と過ごす時間が増えました。旅行にも連れて行ってくれます。
私は今この病気になって良かったと思うんです」
自分自身の身体を受け入れた方の言葉でした。
だいたいの方が今の片麻痺になった自分の姿を否定されて以前の姿に治ることを切望されることが多いです。
元気いっぱいの義父が突然倒れたことで、患者の家族という立場になりました。
この立場になって見えてくることも多いし、自分の力の無さを痛感したりもしました。
ですが、義父がここに生きているという事は、義父の学びもあるけれど、私たち家族自身の学びを深めるきっかけであったともいえます。
義父の介護を支えていく中で、私も旦那さんも魂の学びのレベルを高められていることは確かな事実です。
今振り返ると、去年8月に企画した生協の映画上映会の「1/4の奇跡~本当に必要なことだから~」では、障害を持った人たちがいるからそうでない人達は生かさせれおり、みんな生きている意味があるということを教えてもらった内容でした。
つくづく最善な流れになっています
今回の帰省で過ごした実家でも家を取り巻く出来事が色々と起こりました。
そのたびに家族の力を合わせようとする両親の姿に尊敬の念を感じました。
ご先祖様たちが繋いできた家を守る役目を持った両親を遠くからではあるけれど、信頼し応援し続けます。
心配ではなく、心からの信頼です。
必然な気づきを実家で体験できたからこそ今日の学びに続いていたのでしょう。
東京の我が家に戻って、旦那さんと子ども達で過ごす2012年を愉しむために思ったことは「私の帰る場所は我が家なんだ」「今の生活をもっともっと愉しんでいくことが今私ができることなんだ」と。
そして旦那さんにも宣言し、「このお家で過ごさせてもらってありがとう」を伝えると、「今更!?(やっとそう思ってくれたのか・・・)」という返答を頂きました(笑)
傷つけあう夫婦ではなく、温かい気持ちになれる会話を沢山していこう♪
心が優しくなる言葉使いを意識していきたいと思った夜になりました。
みなさんにとっても素敵な1年になりますように
∞愛と感謝をこめて∞