14年の保守党政権を振り返った英国人は「保守党政権で失った物が余りにも多すぎた」と語っていた。英国では2010年から2024年の14年に渡って保守党長期政権が君臨し、その過程で英国は出生率、国際経済競争力、輸出力は一気に下落し、果てはEUからの代案なき離脱で国そのものを窮地に追いやった。
退陣を表明する保守党スナク首相
余りに多くの物を失った結果、保守党長期政権は今年の7月に執行された英国議会選挙で野党労働党、民主自由党に記録的な大敗を喫し、その約14年5人の首相に渡る長期政権に幕を下ろした。
14年の英国保守党長期政権で英国と国民の失った物は多かったが、では我が日本の12年間の自民党長期政権を振り返ってみたらどうだろうか?
一人当たりのGDPランキング
23年前まで世界トップだった日本の一人当たりのGDP(国内総生産)は、自民党政権下で多くの国に抜かれ、現在は主要先進国で最下位となっている。自民党政権が賃上げを渋り、財政再建に走った結果では無かろうか?
男女ジェンダー指数
自民党政権の失政による日本の衰退はGDP(国内総生産)ランキングだけにとどまらない。男女ジェンダー指数においては主要先進国どころか国際的に見ても199カ国中、116位と低い順位となっている。
これだけの失政でも自民党議員は万死に値すると私は思うが更に自民党は政治の腐敗認識指数においても西側先進国でぶっちぎりの最下位を叩き出している。自民党議員らの裏金問題や旧統一教会との癒着などが激しく非難されたからだ。
しかしネトウヨの中には、それでも自民党を支持する主張がある。理由は「民主党政権の中国、韓国への服従外交で国益が損ねられた」 一方で「安倍自民党政権は愛国外交で国威と国益を取り戻した」という物だ。
愛国外交を主導した安倍政権
確かに安倍晋三政権時代は戦前の旧日本軍部を思わせるような強硬な姿勢で中国や北朝鮮、韓国といった東アジア諸国の外交に臨んでいた。
もちろん安倍政権の極右外交に100%賛同はしないが、あの頃自民党は保守政権として中国や韓国、北朝鮮に対して国益を守ろうとしていたとは思う。



親韓外交を推し進めた岸田首相
しかし今や自民党政権は外交面でも国益を守ろうとしなくなった。岸田は度の過ぎた親韓姿勢を示し、能登の被災地を無視して韓国に約2億円の経済支援を閣議も通さず独断で決定した。
石破首相は総裁選では中国に厳しい主張を取ってきていたが、首相に就任すると手のひらを返し、いの一番に訪中し、中国の習近平主席に属国の王が中華皇帝へ臣従する証である両手握手を自ら進んで行った。

親中派の岩屋外相

岩屋は中国との内通により事実上米国は出禁。そして当然同盟国の米国の信用も下がるわけだ。
このようにもはや自民党は外交でも信用できなくなった。石破政府以降、少数与党は更に混迷を極め政治は更に混乱するだろう。一刻も早く政権交代が必要だ。


